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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/Osaka,Japan 3.21.1998 Upgrade

1998年来日公演のよかったところとして、それまで過去二回の来日公演にあったようなハイプが収まり(そのせいでテレビ放送が実現しないという弊害もありましたが)結果として行きたい人がしっかりコンサートへ行けるようになった事でしょう。おかげで今回同時リリースとなる東京ドーム二日目はもちろんですが、ツアー全体を通してそれまでの来日公演をはるかに凌ぐ盛り上がりがどの会場でも見られ、なおかつ初の大阪公演まで実現の運びとなったのです。都合二回行われた大阪公演の内、2014年に独自入手のオーディエンス録音を用いてリリースされた名盤が「OSAKA 1998 2ND NIGHT」でした。 この日も瞬く間に売り切れてしまい、再リリースが待ち望まれていたもの。というのも1998年大阪公演のアイテムはそれを含めて市場から完全に姿を消してしまい、なおさら再リリースの声が強く寄せられていたアイテムの一つ。おまけにこの日は98年来日公演の最終日でもありました。その点においてもこの日のオーディエンス録音は重要な記録でもあったという。そんな名盤がリリースから8年の歳月を経てマニア待望の再リリースが遂に実現します!同時リリースとなる「TOKYO 1998 2ND NIGHT」と同様、こちらのブラッシュアップもGraf Zeppelinが担当。98年の大阪二日目はツアー最終日ということもあってかテーパーが良ポジションを確保するのが難しく、リアタイでリリースされたアイテムはどれも距離感を覚える音像のオーディエンス録音でした。その点、本音源もそれらのアイテムほどではないにせよ、やはり距離感があります。そのせいで低域不足に映るのが本音源のジレンマであったように思えました。それが1990年代後半のDATオーディエンスにありがちな現象だとも。そこでGraf Zeppelinはこの点に関して最新技術を駆使して調整した結果、腰のある音質へと進化させてくれました。2014年リリース版と今回のバージョンを聞き比べるとその差は明らかで、もはや既発盤がスカスカな音質に映ってしまう。元の音源が距離感のある音像であったせいで低音が拾えていなかったが故の現象なのですが、それを仮に98年当時のテクノロジーでブラッシュアップしたとすれば、それは低域が増強というよりもモヤモヤした音質へと豹変してしまったはず。そこが現在のテクノロジーを用いたブラッシュアップとの大きな違いと言え、2022年だからこそ成しえたアッパー感なのです。また本音源が2014年にリリースされた際、改めて感じさせたのはツアー最終日ということでミックの声に陰りが見られるということ。あのキレッキレだった「TOKYO 1998 2ND NIGHT」と比べるとこの日はライブ開始からしばらくは通常営業のストーンズ、あるいはミックといった感じかと。ライブ前半で一番顕著なのがアッパーな熱唱が求められる「Flip The Switch」。東京ドーム二日目と比べるとミックの歌が明らかに攻め切れておらず、それどころか構成を間違えてしまえそうになってしまう。ここで彼も自身の調子を自覚したのでしょう、しばらくは一曲置きにペース配分しながら歌って喉を温存している感じです。それが功を奏したのか「Out Of Control」の前では「チョットマッテ」と発して大阪のオーディエンスを笑わせてくれる。そしてこの日の最高の場面といっても過言でないのが投票ナンバーとして披露された「Under My Thumb」。その出来栄えが実に素晴らしい。特にキースは気合が入っており、同曲近年のライブ演奏とは比較にならないほどアツい演奏が繰り広げられたのです。おまけにそれまで喉をセーブしていたことが功を奏し、ミックもここではエンジン全開で歌ってくれる。何より今となってはチャーリー存命時のストーンズが日本で披露してくれた「Under My~」という尊い場面となってしまいました。続く「Miss You」がまた素晴らしい演奏で、ここでも絶好調のミックが大阪ドームを煽りまくる。ライブ序盤の調子から比べると見事なまでにエンジン全開。これら二曲がこの日のピークだったのかもしれません。その後、先に触れた録音状態のおかげでキースのギターの存在感に圧倒される彼の二曲を経て、Bステージでは日本初披露かつこの日のミックでも無理なく歌えるであろうスローブルース「I Just Wanna Make Love To You」。ファースト・アルバムの性急なアレンジの演奏から打って変わって渋さに溢れた演奏がまた絶品。やはりこういう曲をやらせるとストーンズは天下一品。ところが、こうして何とか頑張ってきたミックもここまで。「Tumbling Dice」からは通常の歌メロを下げて歌うことが多くなってしまい、フィナーレ「Brown Sugar」になると彼の声が苦しそう。果てはエンディング「イエーイエーフー」の煽りも控えめ。とはいえこの日のアイテムが長らく入手困難となっていたことから、その場面を知らないマニアも今やすくなくないのでは。そんなミック苦闘のドキュメントともなった1998年来日公演最終日、独自音源の名盤がGraf Zeppelinによるブラッシュアップを果たしたアッパー版にて再リリース!(リマスター・メモ) REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN★中域に癖があり、低域が不足してたので、その辺メインで全編帯域調整してます。音に若干ながら締まりとハリが出たと思います。ライブ出だしサテスファクションアタマ付近のマイク負けの歪みはそれっぽく処理。歪みで一番聞きづらい出だしだけを処理しています。Live at Osaka Dome, Osaka, Japan 21st March 1998 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE Disc 1 (74:18) 1. Introduction 2. Satisfaction 3. Let's Spend The Night Together 4. Flip The Switch 5. Gimme Shelter 6. Angie 7. You Got Me Rocking 8. Saint Of Me 9. Out Of Control 10. Under My Thumb 11. Miss You 12. Band Introductions 13. Thief In The Night 14. Wanna Hold You Disc 2 (68:19) 1. Move To B Stage 2. Little Queenie 3. I Just Wanna Make Love To You 4. Like A Rolling Stone 5. Sympathy For The Devil 6. Tumbling Dice 7. Honky Tonk Women 8. Start Me Up 9. Jumping Jack Flash 10. You Can't Always Get What You Want 11. Brown Sugar

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/Osaka,Japan 3.21.1998 Upgrade

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