ジャズ・ファンで、どんなに天の邪鬼の方でも、二大ブランドとも言うべきマイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンは避けては通れないのでは無いでしょうか?現在では、その二人にも勝るとも劣らない超一流ブランドの、ハービー・ハンコック、マイケル・ブレッカー、ロイ・ハーグローブ、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドが一堂に介し、グループ、ディレクションズ・イン・ミュージックの名の元に、マイルスとコルトレーンへの熱きオマージュとして二人のナンバーを奏出た、2001年ボストンのシンフォニー・ホール公演を極上高音質サウンドにて収録した2枚組が本作。「ソーサラー」「ソー・ホワット」「ナイーマ」「トランジション」「マイ・シップ」他、オリジナルの雰囲気だけを踏襲しつつ、あくまでもメンバーのオリジナリティを全面に押し出した誇りと矜持、ブランドがブランドを超えた新たなスタンダードは″俺達に任せろ″な圧巻の演奏が清々しいオススメの逸品です!