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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/CA,USA 1.18.1973 Upgrade

未だにTMOQのビンテージアナログ「ALL-MEAT MUSIC」あるいは「WINTER TOUR 1973」以外の音源が登場せず、なおかつLPの元になったマスターすら発掘されないローリング・ストーンズ1973年1月のニカラグア救済コンサート。そうした状況からLPベースのCDが何度もリリースされてきた訳ですが、この夏はネット上において本LPから落とされたファイルを巡って世界中のマニアをざわつかせることになりました。ここでその顛末を振り返ってみましょう。7月20日:「Soundboard Remaster」なるバージョンが登場。どう聞いてもオーディエンス録音な音源がサウンドボードとはこれいかに?と世界中のマニアが首を傾げさせられたのですが、実のところ本バージョンをアップロードしたマニアが「サウンドボード」と名乗った人物であり、要は「サウンドボードという名のマニアによるリマスター」といった意味合いだったのですが、どうしたって「サウンドボードをリマスター?」と誤解してしまう…何と紛らわしいことか。そのサウンドボードさん(笑)によるリマスターですが、これが問題大アリだったという。今時ありがちなAI系リマスターで過激なほど派手かつ原型を留めないイコライズが施されており、サウンドボードさんとしてはその仕上がりに自信を持っていたのでしょう。まあ確かに元の音源からは大きくかけ離れた音ではあります。AIチックな仕上がりではある一方、それによってテイラーとキースのギターのバランスが改善されるような変化を遂げたのとも違い、それは「Bitch」や「Stray Cat Blues」を聞けば明らか。むしろフツーの人なら「違和感」どころか「気持ち悪く」感じてしまうであろう、ひたすら派手な音質でしかなかった。おまけに高いピッチは放置プレイ。8月26日:ネット音源界ではおなじみ、ピッチ修正を身上とする「goody」というマニアが二種類のLP音源ファイルを公開。一つはサウンドボードさんのリマスターのピッチを直したもの。もちろんgoodyとしてもその仕上がりに違和感を覚えたことは容易に想像できることで、だからこそLPの音を素直にファイル化したバージョンのピッチ修正バージョンも同時に公開したのでしょう。こうして夏の間に複数のバージョンが登場した「ALL MEAT MUSIC」LPですが、数年前には色々と刈り込んでCD一枚に収めたバージョンが速攻で売り切れてしまったのも今や懐かしい。しかし本音源のすべてを、なおかつピッチを修正してCD化しようとすればどうしても一枚のディスクには収まらない。そこで今回は潔く二枚組フォーマットにてCDにてリリースするのですが、元になったのは当然イコライズなしピッチ修正バージョンの方。こちらは序盤こそ少しだけスクラッチノイズが顔を覗かせますが、全体を通しては非常にクリーンにトレースされていて非常に聞きやすい。1CD既発盤もかなりの仕上がりではありましたが、今回はさらに安定していて微弱なヨレなどもなく、なおかつLP本来の素直でナチュラルな音質を体感させてくれる印象。何よりノーカットでLPを収録しておりますので、冒頭のテーパーによる録音日の呟きからちゃんとスタート。この声の主に関してはTMOQのダブ・テイラーではなく、他の人物である公算が高い。何故なら昨年発行された「A PIG’S TALE」本の中で本録音に関してはダブが友達と一緒にLAフォーラムに向かった…との記述がみられ、その中でダブの友達が「ハンス」という仮名で登場しています。よってこの声の主は「ハンス」ではないでしょうか。そもそもダブがそれまでにリリースしてきたTMOQアイテムの中で自分の声を残すようなマネは一切していないのです。最近このコンサートの後にストーンズが向かったオーストラリアから残されたサウンドボードのリリースが相次ぎましたが、それらと比べてもまるで雰囲気の違う演奏やセットリストが本当に面白い。むしろリアタイでオーストラリアの音源は一切リリースされず、本公演以外だとハワイしか存在しないという状況の中にあって、いち早く73ウインターツアーの様子をあのユニークなスタウト・ジャケと共に伝えてくれたTMOQ盤の偉大さは今も昔も変わらない。そして「LIVE’R THAN YOU’LL EVER BE」や「LIVE ON BLUEBERRY HILL」といった名盤のマスターテープが掲載されていた「A PIG’S TALE」本の中にあっても掲載されていないことから推測するに、マスターの存在が絶望的な「ALL MEAT MUSIC」。そうなるといかにLPを丁寧にトレースするかにかかっている。その上でgoodyがピッチをしっかりアジャストしてくれた今回のバージョンではありますが、今回の限定プレスCDリリースに際してはさらにスクラッチノイズをピンポイントで削除。TMOQに限らず1970年代初頭のLPは盤質のばらつきが激しく、むしろスクラッチノイズに苛まれない方が不思議なほど。そんなビンテージLPでしか聞かれない名音源。大好評「WELCOME TO NEW YORK」に次ぐTMOQ名盤復刻シリーズは73年ウインターツアーの名盤を正確なピッチ&完全収録という新たなベストバージョンにてリリース!所々、ピンポイントでスクラッチノイズは除去してます。高域を僅かに調整しています(あくまで原音を尊重し、違和感のない範囲での僅かな処理です)。 The Forum, Inglewood, CA, USA 18th January 1973 Special benefit concert for the Nicaraguan earthquake victims Disc 1 (41:09) 1. Introduction 2. Brown Sugar 3. Bitch 4. Rocks Off 5. Gimme Shelter 6. Route 66 7. It's All Over Now 8. Happy 9. Tumbling Dice 10. No Expectations Disc 2 (41:27) 1. Sweet Virginia 2. You Can't Always Get What You Want 3. Dead Flowers 4. Stray Cat Blues 5. Live With Me 6. All Down The Line 7. Rip This Joint 8. Jumping Jack Flash 9. Street Fighting Man

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