「パット・メセニー・グループ」の名を初めて冠した記念すべき衝撃のデビュー・アルバムを名門ECMレーベルより発表し、デビュー年にしてなんと150公演超に及んだ1978年アメリカ・ツアーから、大勢の音楽ファンを魅了した伝説のジャズ・フェスティバル公演を極上高音質ステレオ・サウンドボードで収録した貴重盤が初登場!!日本での邦題「想い出のサン・ロレンツォ」と、時代を感じさせる軟弱でお洒落なイメージーで売り込もう感満載だったパット・メセニー・グループ。パットのリーダー2作目、1977年の「ウォーターカラーズ」で初めて共演したライル・メイズと意気投合して、バンド「パット・メセニー・グループ」を結成。しかし日本タイトルのイメージとは裏腹に、ファースト・アルバム発表前の1977年6月24日のグループとしての初ステージからほとんど毎日ライヴを敢行しで鍛え上げた、実は無茶苦茶に骨太な体育会系バンドだった。バンド初のアルバム「パット・メセニー・グループ」を発表した1978年も1月から12月まで1年を通してなんと155公演!に及ぶライヴをこなし、音楽性や技術は元より既にバンドとしても相当高いレベルに達していた。これを証明する本1978年8月28日コロラド州で開催されたテルユライド・ジャズ・フェスティバルでのライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて捉えたアイテムが入荷しました!!連日のライヴが評判となり日に日に観客が増えていき、熱狂する観客の大反響に応えるように自然とPMGも気合いの入った熱いステージングを展開しており、メセニーのギブソン・セミアコ、イバニーズ12弦ギター、ギルド・アコースティック・ギターを駆使したクリエイティヴなプレイと、PMGサウンドの核となるライル・メイズの多彩なキーボード・ワークを中心に、マーク・イーガン、ダン・ゴットリーヴら各メンバーもベストなプレイをしており、その気合の入った演奏に圧倒されます。さらに連日のライヴで培った阿吽の呼吸によるバンド・アンサンブルも絶妙で、まるでスタジオ録音のように完璧な演奏となっており聴き応え満点の素晴らしいパフォーマンスとなっています!スタジオ録音作品以上にライヴ・バンドとしての評価を決定的にした、最初期PMGの名演奏、マスト!!!フェスティバルということで短いパフォーマンスとなっていますが、その分グループを凝縮した充実したステージを展開しています。セットリストは「フェイズ・ダンス」「ユニティ・ヴィレッジ」「ザ・ウインドアップ」「ジ・エピック」「サン・ロレンツォ」「ジャコ」「アメリカン・ガレージ」(当時は未発表) 最後に当時のパットのインタビューがボーナス収録されています。若きパット・メセニーとライル・メイズという類稀なる才能を持つ2人の天才がガッチリとタッグを組み、長年に渡りシーンのトップに君臨したパット・メセニー・グループの、最初期の貴重なライヴを高音質でダイレクトに記録したライヴが初登場!!