トレヴァー・ホーンをフロントに迎えたYES史の重力特異点“DRAMA Tour”。その最高傑作ライヴアルバムが誕生。絶対名手のマスター・サウンドで登場です!そんな本作に刻まれているのは「1980年10月3日ロサンゼルス公演」。歴史的名手マイク・ミラードが手掛けた極上オーディエンス録音です。YESは公式アーカイヴの進んだバンドではありますが、そんな中にあっても“DRAMA Tour”は鬼門。『THE WORD IS LIVE』で一部の曲は聴けましたが、フルショウともなれば未だにオーディエンス録音に頼らざるを得ないのが実情です。もちろん、当店では代表的な極上録音もご紹介してきました。まずは、泡沫に終わった『DRAMA』時代の全景からおさらいしてみましょう。《8月18日『ドラマ』発売》・8月29日ー9月8日:北米(8公演)・9月9日『DRAMATIC PLAY(ボストン)』・9月10日ー10月2日:米国(19公演)・10月3日:ロサンゼルス公演 ←★本作★・10月4日ー20日:米国(13公演)・11月16日ー12月17日:英国(23公演)・12月18日『RAINBOW THEATRE 1980 2ND NIGHT』これが1980年のYES。ツアーは前半=北米/後半=英国のみで行われ、本作のロサンゼルス公演は当然前者。全体の29公演目にあたるコンサートでした このショウは以前から極上録音が残された事でも知られ、ボストン公演『DRAMATIC PLAY』とツアー最高傑作の座を巡って鎬を削ってきました。あまりに素晴らしいサウンド故に「ミラードが録音したのでは?」と囁かれてきたのですが、その噂は正しかった。この度、ミラードのマスター発掘事業でオリジナル・カセットが発見。究極ジェネのアップグレード・サウンドで公開されたのです。そして、そのサウンドは過去最高峰を更新。同録音の既発群より良いのは当然として、これまでツアーNo.1に君臨してきたボストン公演も引きずり下ろして新王者に君臨しているのです。まず同録音の既発との比較ですが、「Tempus Fugit」「Whitefish」後の曲間が従来より長く収録されている事からも大元なのは明らかです(「Starship Trooper」のエンディングが録音漏れでカットされてしまうのは従来と同じものの、それでも約15秒長く収録されています)が、それ以上に重要なのは全編を貫くサウンド。これはもう目も醒めるマスター鮮度がスーパー・ナチュラル! 従来マスターはダビング痕を隠すためかイコライズで極端にハイ上がりになっており、ヒスも強く残っていた。盤によってはそのヒスを抑える為にさらに加工して演奏音が歪んでしまっているものまでありました。それに対し、本作は流石さすがの大元マスター。細部の細部まで鮮明に残され、鳴りも極めて自然。加工で誤魔化す必要がないため、演奏音にも歪みが発生していないのです。その瑞々しさは、王者ボストン録音さえも超越した。そもそもミラード録音はボストン録音よりもオンなダイレクト感を誇っていたのですが、加工感が足を引っぱって二番手に甘んじてきました。ところが、今回はその加工感がない。『DRAMATIC PLAY(ボストン)』と同等のナチュラル感でありつつ、本来の長所であるダイレクト感が本領を発揮。一気に王座を奪取してしまったのです。そんなチャンピオン・サウンドで描かれるのは、貴重極まる“DRAMA Tour”のフルショウ。ここでセット内容も整理しておきましょう。ドラマ・アルバム曲:Does It Really Happen?/Into The Lens/Tempus Fugit/Machine Messiah・その他:Go Through This/Man In A White Car Suite/We Can Fly From Here その他・サード・アルバム:Yours Is No Disgrace/Clap/Starship Trooper・その他:And You And I/Amazing Grace/Whitefish/Roundabout ……と、このようになっています。とにかく全編が激レア。今でこそ『DRAMA』ナンバーにも馴染み感で出てきましたが、考えてみればこのツアー以降30年前後も封印されきた曲ばかり。さらにアルバム未収録だった「Go Through This」「We Can Fly From Here」や「White Car」を拡張したようなジェフ・ダウンズのソロ「Man In A White Car Suite」も披露されている。さらに言えば、「Yours Is No Disgrace」「Starship Trooper」「Roundabout」「And You And I」といったクラシックスもトレヴァー・ホーンの歌声で染め変えられ、他のどんな時期とも異なる「1980年のYES」を極上のミラード・サウンドで体験できるのです。公式の拡張リマスター盤や続篇的な『FLY FROM HERE』、さらには再現ツアーまで実現して再評価著しい『DRAMA』。本作は、唯一オフィシャルでは足りていない「当時のフル・ライヴアルバム」であり、まさに「オフィシャル代わり」を務める絶対作なのです。YESミュージックをこよなく愛したマイク・ミラードが丹精込めて記録しきった歴史的ライヴアルバム。その最高峰盤。“DRAMA Tour”の最高傑作。「1980年10月3日ロサンゼルス公演」の極上オーディエンス録音です。新発掘された絶対名手マイク・ミラードの大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品で、同日の既発はもちろん従来ツアーNo.1とされてきたボストン録音『DRAMATIC PLAY』さえも超越。「DRAMA Tourのオフィシャル代わり」を務める新王者アルバムです。Live at Los Angeles Memorial Sports Arena, Los Angeles, CA, USA 3rd October 1980 TRULY PERFECT SOUND(*UPGRADE)Disc 1 (65:15) 1. Young Person's Guide To The Orchestra ★0:00 - 0:30 補填 2. Does It Really Happen? 3. Yours Is No Disgrace 4. Into The Lens 5. Clap 6. And You And I 7. Go Through This 8. Man In A White Car Suite 9. We Can Fly From Here Disc 2 (49:25) 1. Tempus Fugit ★5:53辺りからの約8秒既発より長く収録 2. Amazing Grace 3. Whitefish ★9:04辺りからの約9秒既発より長く収録 4. Machine Messiah 5. Starship Trooper ★40:53辺りからの約15秒既発より長く収録 6. Roundabout Trevor Horn - Vocals Steve Howe - Guitars, Vocal Chris Squire - Bass, Vocal Alan White - Drums, Percussion Geoffrey Downes - Keyboards, Vocal