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Pink Floyd ピンク・フロイド/MA,USA 1977 Upgrade

“IN THE FLESH Tour”の象徴音源を生み出し、ロジャー・ウォーターズも「完璧だ!(A Perfect Day!)」と叫んだ奇跡の夜。その象徴音源の最高峰更新盤が誕生。「GRAF ZEPPELIN」による細密サウンド2CDでリリース決定です。その奇跡の夜とは「1977年6月27日ボストン公演」。その伝説オーディエンス録音です。1977年ボストンと言えば、名演とサウンドの両面で“IN THE FLESH Tour”の最高峰と言っても過言ではない名作中の名作。本稿に目を留められた方なら、何かしらの既発でご体験のことでしょう。本作は、その伝説録音の最高峰サウンドを更新するまさかの頂点盤なのです。その気になる内容の前に、何はさておきショウのポジション。当店では数々の名作ライヴアルバムで“IN THE FLESH Tour”をアーカイヴしておりますので、日程でコレクションを整理しながら位置関係をイメージしてみましょう。まずは、ツアーの全体像から。《1月21日『アニマルズ』発売》・1月23日ー2月4日:欧州#1(9公演)・2月17日ー3月1日:欧州#2(11公演)・3月15日ー31日:英国(9公演)・4月22日ー5月12日:北米#1(12公演)・6月15日ー7月6日:北米#2(14公演)←★ココ★ これが1977年のPINK FLOYD。本作のボストン公演は、その最終盤である「北米#2」の一幕でした。それでは、本作の付近にはどんな名作があったのか。日程をさらにフォーカスしてみましょう。・6月15日+17日(2公演)・6月19日『CHICAGO 1977』・6月21日+23日(2公演)・6月25日『ONE FLEW OVER THE BOARD(クリーヴランド)』・6月27日:ボストン公演 ←★本作★・6月28日:フィラデルフィア公演・6月29日『PHILADELPHIA 1977 2ND NIGHT』・7月1日:MSG公演・7月2日『DEFINITIVE MSG 1977』・7月3日『MSG 1977 3RD NIGHT』・7月4日『MSG 1977 FINAL NIGHT』・7月6日『ROAR ENDS(モントリオール)』※各日とも代表的な名盤のみ。……と、このようになっています。“IN THE FLESH Tour”は、日程が進むほどにロジャーが観客との意識のズレを感じて苛立っていった事で知られますが、本作はその完遂まで残り1週間ほどというタイミング。全55公演中48公演にあたるコンサートでした。さて、本題。そんなショウはツアー最高傑作の最有力候補を生み出したことでも有名。特に伝説的な名手スティーヴ・ホプキンス録音のマスターカセットは“IN THE FLESH Tour”でもズバ抜けたサウンドを誇り、録音漏れパートをダン・ランピンスキー録音で補完したスタイルで「IN THE FLESH Tourの大代表作」の座に君臨しています。本作も王者の方程式「ホプキンス録音+ランピンスキー補完」ではありつつ、その最高峰を更新するものなのです。そんな本作は既発盤のコピーでもイコライズ再発でもありません。再び大元ソースに立ち返り、イチから2022年基準でマスタリングしなおされた最新バージョンなのです。そして、その作業を担ったのは「GRAF ZEPPELIN」。近年は、大定番音源の磨き直し盤が大好評を博しておりますが、遂に「1977年ボストン録音」盤が登場したわけです。そんな本作のマスタリング精度は、まさに過去最高峰。特に今回大きいのは、ナチュラルなマスター鮮度。従来盤もマスターカセット版を使用してきたのでジェネ的には同列ではありますが、今回は極めて自然なのです。その要因は、2ソースのマッチング。従来版は2ソースの接続に際して違和感を消そうとするあまり、やや加工感も否めないものでした。「AソースにBを近づける」というような感じではなく、両方をタイトに絞り込み、似せた上で接続。そのため、メインのホピキン録音はやや中域が絞られすぎてゴロゴロとした印象になり、サブのランピンスキー録音はメタリックな感触に変質していたのです。それはそれでタイト感重視で悪くなかったのですが「フロイドので音に忠実か?」となると疑問符も付くスタイルでした。それに対し、本作はすべての優先順位を明確化。最重要の目標は「フロイドの出音再現」であり、2ソースにしても「ホプキン録音=主」「ランピンスキー録音=従」の関係を堅持している。ホプキン録音(主)のナチュラル感を最大限に活かしつつ、そこに合うようにランピンスキー録音(従)を揃えたため、結果として2ソースとも加工感が大幅に軽減されたのです。もちろん、ホプキン録音も無加工なわけではありません。1/1000秒の狂いも許さないピッチ/位相補正、帯域分析を経た上でのバランス調整、演奏音を歪ませない限界ギリギリのノイズ処理等々、偏執的にお細かい作業を積み重ねることで現場音を再現。丁寧にセンターに焦点が定まりつつもワイド感の増したステレオ感覚、ヒスもキレイに拭われた「Sheep」、「Have A Cigar」以降で微妙に乱れていた音量もビシッと安定。さすがに元が元なだけに「まるで別物」とはなっていませんが、確実に過去最高を更新してもいるのです。万人を納得され、誰もが愛した伝説の1977年ボストン録音。「IN THE FLESH Tourを聴くなら、ますはコレ」と言われてきた象徴ライヴアルバムの最高峰更新盤です。そんな“極み”のサウンドを永久に残す2CD。従来盤をAIしてきたコレクター諸兄には新たなる頂点であり、初めて触れる方には深い深い感動を約束する永遠の大名盤。「1977年6月27日ボストン公演」の伝説オーディエンス録音。歴史的名手スティーヴ・ホプキンスの大元マスターをベースに、ダン・ランピンスキー録音で補完した完全版ライヴアルバムです。同様コンセプトの既発もありましたが、本作は「GRAF ZEPPELIN」による最高峰更新盤。よりワイドでナチュラルなサウンドが素晴らしく、ヒスもキレイに拭われた「Sheep」、「Have A Cigar」以降で微妙に乱れていた音量もビシッと安定。“IN THE FLESH Tour”の代表作がアップグレードした文化遺産アルバムです。(リマスター・メモ)メイン: ホプキンスソース(初使用(多分?)された2016年JEMS direct-to-digital transfer) サブ: ランピンスキーソース(2010年頃登場・その後の更新なし) 両ソースとも位相修正と全面帯域調整(過剰な処理はしてません)。ランピンスキーは今回盤は非常にナチュラル "Have A Cigar"から"Shine On 6-9"までのトラックは音量全体に小さめなので若干持ち上げ リリース整理改訂版【1】『PERFECT DAY 』 / (録音)S・ホプキンス ★Gen不明【2】『BOREDOM AND PAIN 』 / (録音)S・ホプキンス ★Gen不明【3】『PERFECT END 』 / (録音)ダン・ランピンスキー ★新ソース【4】『DEFINITIVE BOREDOM AND PAIN 』 / ※【2】のリマスター版【5】『THE UNPROCESSED BOSTON 1977 』(録音) S・ホプキンス★Master>DAT【6】『BOSTON 1977: MASTER TAPES 』(録音) S・ホプキンスMaster 2016 Tranfer+ランピン【7】『DEFINITIVE BOSTON 1977 』S・ホプキンスMaster 2016 Tranfer+ランピン ★リマスターのうえ新たに編集*他に近年3つ目のソースが登場してるが、音的にも内容的にも及ばないため割愛 Live at Boston Garden, Boston, MA, USA 27th June 1977 ULTIMATE SOUND(UPGRADE) Disc 1 (53:16) 1. Sheep ★0:00-0:16補填 / 序盤のヒス増える所を補正(0:35?1:27)2. Pigs On The Wing 1 ★0:16-0:25補填 3. Dogs ★演奏後の曲間カット補填 4. Pigs On The Wing 2 5. Pigs(Three Different Ones) Disc 2 (76:06) 1. Shine On You Crazy Diamond Part 1-5 ★0:00-0:06補填 2. Welcome To The Machine 3. Have A Cigar 4. Wish You Were Here 5. Shine On You Crazy Diamond Part 6-9 ★10:26-15:04補填 6. Money 7. Us And Them

Pink Floyd ピンク・フロイド/MA,USA 1977 Upgrade

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