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Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.23.2011 Complete DAT Master

2011年RAH公演の極上オーディエンスマスターがまたも登場!4月に4年ぶりの来日が決まったエリック・クラプトン。クラプトン関連の秘蔵音源でお馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーから、それをお祝いするかのように、初公開の極上DATマスターが3つもたらされました!今週はそれらを一気にリリース致します。まず本作は、2011年5月23日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール11日間連続公演5日目の極上DATマスターで、当店では先般、同じく重鎮テーパー提供のマスターから「Royal Albert Hall 2011 4th Night: DAT Master(2CD)」をリリースしていますが、その次公演のマスターも重鎮テーパーは保有していたわけです。「Royal Albert Hall 2011 4th Night: DAT Master(2CD)」が良質のサウンドボード録音に匹敵するような、非の打ち所のない極上のステレオ・オーディエンス録音だったのに対し、本作はサウンドボード録音のような全楽器、ボーカルが前面に出た質感とはやや異なり、非常にクリアで、会場での出音をとても「きれいに」録音した極上ステレオ録音の完全収録版です。特長は、ドラムサウンドがくっきり際立っていることで、エレクトリックセットでの迫力満点のドラミングから、アコースティックセットでの繊細なニュアンスのプレイまで、スティーヴ・ガッドの上手さを堪能できるサウンドです。また、アコースティックセットにおけるクラプトンの足のカウント音とアコギの響きの生々しさから相当な近距離からの高音質録音だと推測できます(演奏が近すぎて、PA出力メインのボーカルが若干遠くなっっているほどです)。このレベルのクオリティですので、クラプトンマニアの方ならずとも一般のロックファンの方にもおススメできる一作です。「Royal Albert Hall 2011 4th Night: DAT Master(2CD)」のパフォーマンスとクオリティにご満足されたお客様なら、本作も必ずやご満足いただけるものと存じます。しかもこの日のセットリストが四夜目とは違っていたということで、両作とも聴いていただける意義があるものです。ニュー・スタジオアルバムリリース直後の公演ならではの魅力!前年にクラプトンはほぼカバーアルバムに近いスタジオ新作をリリースしていました。クラプトンの言葉を借りれば、「Mental Juke Box(心の中にある思い出の楽曲集)」から選んだ曲を収録したものです。それにより当然このツアーでは新曲が披露されることになりました。ここで、この2011年のクラプトンの活動履歴を振り返っておきましょう。<<2010年9月27日:アルバム「CLAPTON」リリース>>・2011年1月13日:イギリス、サリー州にあるクランレー・アーツセンターにて行なわれたチャリティショーに出演・2月11日~20日:中東、アジアツアー・2月25日~3月21日:アメリカン・ツアー・4月7日~9日:ニューヨーク、「ジャズ・アット・リンカーン・センター」のためのチャリティ・コンサートに出演、ウィントン・マルサリス率いるジャズバンドと共演・5月7日:ロンドン、グロスヴナー・ハウス・ホテルにてチャリティ・コンサートに出演・5月9日~6月1日:RAH11連続公演を含むイギリス国内ツアー ←★ココ★・6月4日:イギリス、サリー州ブロムリーにて開催されたチャリティ・コンサート「ピクニック・バイ・ザ・レイク」に出演・6月6日~11日:北欧ツアー・6月24日:イタリア、キャヴァ・デ・ティレーニにてギタリスト、ピノ・ダニエルが主催したチャリティ・コンサートに出演・8月27日:イタリア、ブラッチアーノにて行なわれたペトラ・エクセルストーン嬢(F-1レーシング協会会長の娘さん)の結婚式にて演奏・10月6日~16日:南米ツアー・11月17日~12月10日:スティーヴ・ウィンウッドとのジョイント・ジャパン・ツアー・12月15日:ロンドン、バッキンガム宮殿にて、エジンバラ公爵の90歳の誕生日祝賀会にて演奏・12月31日:恒例の「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」開催 ニュー・アルバムのリリースに合わせ、きちんとワールド・ツアーを行ないながら、幅広い人脈を反映した関係先のイベントやチャリティ・コンサートに数多く出演した年だったことがお分かりいただけるでしょう。精力的というしかないような活動状況でした。ニュー・スタジオアルバムのリリースでノリにノッていたことが窺えます。しかもこの年終盤のジャパン・ツアーは、アメリカ、ヨーロッパに次ぐスティーヴ・ウィンウッドとのジョイントでした。各ツアーのリハーサルも考えると、本当にライブがやりたくて仕方がない、というような状態だったようです。そして本作に捉えられたRAH公演の特徴と言いますと、まずギタリストがクラプトン一人だったということが挙げられます。セカンド・ギタリストを敢えて用意しなかったのです。このため当然クラプトンにかかるギタープレイの比重は俄然高くなります。それを覚悟の上で臨んだ公演であったことを思えば、自ずからファンの方は聴きたくなるのではないかと思います。注目のニュー・アルバムからのナンバーは、やや肩透かしの印象でWhen Somebody Thinks You're Wonderful 1曲でしたが、これが聴けるツアーは前年とこの年だけでしたので、これだけでも貴重には違いありません。しかし、実はもっと奥深い、クラプトンの意図を反映したナンバーが用意されていたのです。唯一無二のセットリストと楽曲アレンジオープニングから一見すると、「いつものコンサートに近いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、この2日前の第四夜を収録した「Royal Albert Hall 2011 4th Night: DAT Master(2CD)」でもオープニングだったKey To The Highwayが第四夜とは異なるイントロでプレイされている驚きがあります。四夜目ではこの曲のイントロは、2006年のジャパン・ツアーの途中から実践された「デレク&ザ・ドミノス時代のライブバージョン」と同じという驚きのアレンジだったのに対し、この日は従来のオーソドックスなイントロに戻しているのです。Hoochie Coochie Manも、四夜目では「前ノリ」の突っ込んでいくような珍しいリズムで演奏されていたのですが、この日はいつも演奏される「後ノリ」のどっしりしたリズムのパターンに戻っています。一夜にしてクラプトンの心境に何らかの変化があったのでしょうか?面白いことです。この曲の前には、四夜目のGoing Down Slowに代わり、Tell The Truthが演奏されています。この日は四夜目と比べ、この曲を含み3曲が入れ替えられました。シッティングアコースティックセットに移る前の、前半のハイライト曲として、I Shot The Sheriffに代わりTearing Us Apart が、逆に終盤の長尺ブルースの前の盛り上げ曲となっていたTearing Us Apartが、ノリノリのブルースBefore You Accuse Meに代わっています。長丁場となるRAH連続公演を、クラプトン自身で変化をつけて新鮮味を出したかった結果でしょう。またOld Loveでのティム・カーモンのシンセソロは、四夜目ではクラシック作曲家ラベルの有名な「ボレロ」のリズムで遊んだアドリブプレイを挿んでいましたが、この日は遊びは一切なく、曲調に沿った味のあるプレイを披露しています。この曲でのクラプトンのプレイがまた凄まじい!前半の聴きどころです。その後アコースティックセットに移るのですが、ここではStill Got The BluesとSame Old Bluesという2曲を新たに披露しています。前者はゲイリー・ムーアのナンバーで、この年初頭に急逝したムーアを偲んでセットインさせたもので、エレクトリックでプレイされていたムーアのバージョンに対し、クラプトンは独自にアコースティックアレンジでプレイしています。このナンバーでは、クラプトンはテーマリフを中心としたプレイに留めており、ティム・カーモンのハモンドソロにクライマックスをもってきたアレンジとなっています。このオルガンソロが素晴らしい!胸にぐっときます。思い返せば、クリーム時代にアイルランドでコンサートを行なった際に、夜にメンバー三人でクラブで飲んでいたところに、14歳の少年が現れ、サインをねだったことがありました。その少年がギターをやっていると語ると、ジャック・ブルースが「頑張れよ」と励ましました。少年は喜んで帰って行った、というエピソードがありました。この少年がゲイリー・ムーアだったそうです。クラプトンの心には、晩年にはブルースに回帰したムーアへの熱い、そして寂しい想いがあったのでしょう。演奏後にはクラプトンが「ゲイリー・ムーア!」とコールしています。そして後者はJ.J.ケイルのカバーでした。クラプトンの自作にも同名のナンバーがありますが、そもそもその曲を書いたのはケイルにインスパイアされてのことだったでしょう。ここではケイルへの思慕を込めて歌い上げています。後半はいつもの王道路線ですが、Badgeでのクラプトンのソロでは歌心溢れる、彼ならではのフレージングが聴かれます。さらにLittle Queen Of Spadesでは、ソロを回される二人のキーボーディストの実力がマックスまで発揮されます。オーディエンスは彼らのプレイに大盛り上がり。クラプトンもそれに煽られ凄まじいソロをラストに炸裂させます。続くCocaineでもクラプトンのテンションは落ちません。アンコールのCrossroadsは、いつものゴリゴリのハードアレンジかと思いきや、軽快なイントロからそのままシャッフル調でプレイされるという珍しいパターンです。レアな展開を含みつつ、第四夜とは趣向を変え、クラプトンの凄さを見せつけた一夜でした。精力的だった2011年のクラプトンの充実度を物語る素晴らしいパフォーマンスを素晴らしい音質で捉えきった一作です。足のカウントとアコギの生々しさから相当な近距離からの高音質録音と思います。Live at Royal Albert Hall, London, UK 23rd MAY 2011 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (66:35) 1. Intro. 2. Key To The Highway 3. Tell The Truth 4. Hoochie Coochie Man 5. Old Love 6. Tearing Us Apart 7. Driftin' 8. Nobody Knows You When You're Down And Out 9. Still Got The Blues (Dedicated to Gary Moore) 10. Same Old Blues 11. When Somebody Thinks You're Wonderful 12. Layla Disc 2 (44:09) 1. Badge 2. Wonderful Tonight 3. Before You Accuse Me 4. Little Queen Of Spades 5. Cocaine 6. Crossroads Eric Clapton - guitar, vocals Chris Stainton - keyboards Tim Carmon - keyboards Willie Weeks - bass Steve Gadd - drums Michelle John - backing vocals Sharon White - backing vocals

Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.23.2011 Complete DAT Master

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