ストーンズが69年にデッカ/ロンドンからスタジオアルバムとしては最後の作品になったLet It Bleedですが、そのLet It BleedがCD化されたのが86年でした。UKとUSでは異なるマスタリングで発売されたのはご存知の通りです。UK盤ではあるのですが製造されたのは西ドイツ(当時の)のハノーファーにある工場でした。ディスクのラベル面はデッカのロゴではなくロンドンのロゴが採用されています。この当時のCDと言うのはレコード用のマスターテープからダイレクトにマスタリングされていたと言われています。つまり現在のリマスター作業とは異なっていたのです。音圧重視の現在とは違い音圧を上げることで歪まない様に音圧は小さく収録されていました。初CD化から既に35年以上の時間が経過しているので、ミントコンディションのこのCDを入手するのはほぼ不可能。現在のサブスク音源(を中心とした)とは全く異なる初期CDのサウンドでLet It Bleedをお楽しみください。Taken from the original West German CD(London Records, 820 052-2, Released in 1986) 1. Gimme Shelter 2. Love In Vain 3. Country Honk 4. Live With Me 5. Let It Bleed 6. Midnight Rambler 7. You Got The Silver 8. Monkey Man 9. You Can't Always Get What You Want