本人でさえ予測できなかった、まさかの急逝の8ヶ月前に行われたエスビョルン・スヴェンソン・トリオの現行ほぼ最後期の稀少なライヴを、これ以上ない超極上高音質ステレオ・サウンドボードにて完全収録した、すべてのジャズ・ピアノ・ファンに捧げる必聴/必携タイトルが初登場!!この世で最も美しい音楽/ピアノを奏でたといわれるエスビョルン・スヴェンソンは、2008年6月14日土曜日、休暇中にストックホルム郊外のストックホルム群島で、スキューバダイビング中の事故により44歳という若さでこの世を去ってしまった。そのエスビョルン・スヴェンソン急逝の8ヶ月前、E.S.T.でのほぼ最後のステージとなる、最後のアルバムとなってしまった2008年リリースの「ルーコサイト」制作中の2007年10月30日オーストリアのザルツブルク・ジャズ・フェスティバルでのライヴをこれ以上ない超高音質ステレオ・サウンドボードで80分に渡り完全収録した至高の1枚が入荷しました!!本公演では、以前に比べて天才スヴェンソンの感性を研ぎ澄ました鋭いインプロビゼーションとドラマティックな美旋律が溢れ出るプレイが更に進化しており、もちろんスヴェンソン同様にベルグルンドとオストロムもさらなる高みに達したプレイが聴かれる。さらに北欧ならではの耽美的なメロディーをベースにしながらも、グルーヴ感を強調し、彼らが先鞭を付け、ハービー・ハンコックやジャック・ディジョネットらの大御所から後進のゴーゴー・ペンギン、ロバート・グラスパーらにまで大きな影響を与えたエフェクターを駆使したダイナミックなプレイもほぼ完成の域に達しており、現在から未来を見据えたサウンドの理想的な雛形を築き上げてしまったという事実を、改めて実感させられた。 スヴェンソンの中にある楽曲に対してのアヴァンギャルドな解釈と正攻法の解釈についていくのはベルグルンドとオストロムにとって当初は相当困難だったように感じるが、ここでの全編に渡って聴かれる3人の美しい掛け合いの鮮烈な緊張感は、こうした揺さぶりがあって成長を遂げ初めて可能となったものだろう。 演奏家としての高度な理想を目指してストイックなほどに自分自身を追い詰めていくスヴェンソン、ベルグルンド、オストロムの3人の高度な技術と感性、そして信頼によって生み出される唯一無二のE.S.T.ミュージックの美しさは筆舌に尽くし難く、その満ちる野趣と洗練の表現にはいつもやられっぱなし…あらゆるピアニスト達が嫉妬した驚異の才能を持つ早世のエスビョルン・スヴェンソンを擁した、ジャズ・ピアノ・トリオの歴史を塗り替えてしまったE.S.T.のほぼ最後のステージを超極上高音質ステレオ・サウンドボードにて完全収録されたピアノ・ファン感涙の必聴盤が降臨!!!E.S.T. - ESBJÖRN SVENSSON TRIO Universitätsaula Salzburg (Austria) October 30, 2007 ("Salzburger Jazzherbst") 800 STREETS BY FEET > MINGLE IN THE MINCING MACHINE THE GOLD HEARTED MINER THE UNSTABLE TABLE AND THE INFAMOUS FABLE THE RUBE THING HANDS OFF DOLORES IN A SHOESTAND Esbjörn Svensson (p) Dan Berglund (b) Magnus Öström (dr)