故レス・ポールが晩年まで出演していたニューヨークのイリディウム・ジャズ・クラブで行われたスペシャル・トリビュート・ライブを収録した「Rock 'n' Roll Party Honoring Les Paul」をリリースしたばかりのジェフ・ベックが現在行っているイメルダ・メイ・バンドとのツアーより、2日目の3月25日フィラデルフィア州グレンサイド公演を1時間41分に渡って超高音質オーディエンス録音で完全収録。ツアー3日目のボストン公演の高音質盤が各レーベルからリリースされ話題を呼んでいますが、新しく登場したこのグレンサイド公演は、ボストン公演を遥かに上回る超高音質で収録されており、現在確認できる他公演音源と比べても明らかに最高音質で録音されているので、現段階、ジェフの最新ツアーを楽しむには最適な1枚となっています。音像も終始安定しており、それ程規模の大きくない会場と思われますが、歓声も聴こえますが、レコーダー周りで派手に歓声を上げる人や口笛を吹く人が皆無なので、そう言った意味でも理想的な録音と言えます。冒頭、クリアーながら若干小ぶりな音でスタートしますが、一曲目のBaby Lets Play Houseの1:17で録音者がRECレベルを上げ、そこから更に凄い音になります。これ以上ラウドな音で録音したら割れるのではないか、と思えるほどの絶妙なレベルであり、録音者の卓越した技術とセンスを感じることができます。ジェフのギターの聴き所も満載で、ロカビリー・スタンダードの中でも明らかにジェフと分かる独特のフィンガーピッキング、トーンコントロールの妙技が炸裂し、ファンを大いに楽しませてくれます。一昨年前のツアーからお馴染みになったPeter Gunnでの刺激的なサウンド、ジェフのお馴染みのサウンドとロカビリーサウンドが絶妙な高みで絡み合うメロウなSleep Walk等のインストナンバーも聴きごたえ満点。オフィシャル版未収のナンバーも数多く収録されており、ツアーを経て、より強固で円熟のパフォーマンスを聴かせる「Rock 'n' Roll Party」ライブを、これ以上ない程の極上サウンドで堪能することができます!Live at Keswick Theatre, Glenside, Philadelphia, USA 25th March 2011 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 1. Introduction 2. Baby Lets Play House 3. Double Talking Baby 4. Cruising 5. Train Kept A Rollin' 6. I'm a Fool To Care 7. Cry Me A River 8. That's Alright 9. How High Is The Moon 10. Sitting On Top Of The World 11. Bye Bye Blues 12. The World Is Waiting For The Sunrise 13. Vaya Con Dios 14. Mockin' Bird Hill 15. Tiger Rag 16. Peter Gunn 17. Rocking Is Our Business 18. Apache 19. Sleep Walk Disc 2 1. Danny Boy 2. Please Mr. Jailer 3. Castin' My Spell On You 4. The Girl Can't Help It 5. Rock Around The Clock 6. Shake, Rattle And Roll 7. Remember (Walking In The Sand) 8. Hound Dog 9. Up Above My Head