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Deep Purple ディープ・パープル/PA,USA 2023 Complete

伝説の初来日から51年にして、新ギタリスト:サイモン・マクブライドとの初来日が目前に迫っているDEEP PURPLE。その予習にぴったりの最新ライヴアルバムが到着です。そんな本作に吹き込まれているのは「2023年2月10日ベンサレム公演」。その一部始終を真空パックした超絶級オーディエンス録音です。本稿が公開されるのは、ジャパンツアー初日まで一週間を切ったタイミング。普段はブートレッグをチェックしない方も多くご覧になっていると思いますので、まずはマクブライド加入から現在に至るまでの歩みをおさらいしておきましょう。2022年・2月10日ー14日:北米#1(3公演)《3月31日モーズ一時離脱→サイモン・マクブライド代役参加》・5月22日ー29日:西アジア/東南欧(5公演)・6月18日ー7月30日:欧州#1(23公演)←※GRASPOP METAL MEETING 2022《7月23日モーズ正式脱退→9月16日マクブライド正式加入》・9月23日ー11月6日:欧州#2(24公演)←※GLASGOW 2022他 2023年・2月10日ー21日:北米#2(8公演)←★ココ★・3月10日:スラカルタ公演・3月13日ー21日:日本(4公演)・4月15日ー30日:南米(6公演)・6月8日ー7月19日:欧州#3(10公演) これが現在までに公表されている2022年/2023年の活動概要。早いもので、実はマクブライド参加からすでに1年が経とうとしています。本作のベンサレム公演は、来日前に実施された「北米#2」の初日。2023年最初のコンサートでした。そんな現場で記録された本作は、まさに「超」付きの極上オーディエンス。それも「超々々々……」とズラズラ並べたくなるくらいにスゴい。実際、そのサウンドはまるでサウンドボード……と言いますか、「コレ本当にオーディエンス?」と耳を疑うタイプ。実際のところ録音者本人が公開したマスターですし、名機「schoeps mk41」を使用したとの情報も付記。間違いなく客録なのですが、流れ出るサウンドがそれに異論を挟んでくるのです。とにかく極太な芯は距離感ゼロで耳元に届き、鮮やかすぎる輪郭もセパレート感も猛烈にタイト。現場はカジノ内にある劇場のハズなのですが、ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じられない。いかに日進月歩の進化著しいオーディエンス録音とは言っても、空間を介したマイク録音でこんなに引き締まった音があり得るか!?と「??」が頭を駆け巡るのです。そんなマジカル級の超タイト・サウンドで画かれるのは、昨年にも増して練度を上げてきた新生DEEP PURPLEのフルショウ。セットは昨年と同一ではありますが、初めてマクブライドDPに触れる方もいらっしゃると思いますので改めて整理しておきましょう。クラシックス(8曲)・マシンヘッド:Highway Star/Pictures Of Home/Lazy/Space Truckin’/Smoke On The Water・その他:Hush/Black Night/When A Blind Man Cries 再結成後(5曲)・ブラックモア時代:Perfect Strangers/Anya・モーズ時代:Uncommon Man/No Need To Shout/Nothing At All ……と、このようになっています。『WHOOSH!』の新曲「No Need To Shout」「Nothing At All」に加え、久々の復活が話題となった「When A Blind Man Cries」「Anya」も披露。もちろん軸となるのは『マシンヘッド』を中心としたクラシックスではありますが、いつになくカラフルな印象のショウなのです。特にレア曲「When A Blind Man Cries」「Anya」の2連発には、どうしても“THE BATTLE RAGES ON Tour”がフラッシュバックする。あの時の来日ではリッチー・ブラックモアが脱退して急遽ジョー・サトリアーニが代役に立ちましたが、今回の来日もスティーヴ・モーズが去った新生DEEP PURPLEの初見参。30年前も感じた、あのフレッシュな感覚が蘇ってくるのです。いまだ正式なオフィシャル作品のないサイモン・マクブライド入りDEEP PURPLE。その真価をサウンドボード裸足の超絶級サウンドで体験できるライヴアルバムです。間近に迫った来日公演を占うだけでなく、もしかしたらマクブライド時代の最高傑作なるかも知れない新名盤「2023年2月10日ベンサレム公演」の超絶級オーディエンス録音。名機「schoeps mk41」を使用した客録ではありますが、そのサウンドはまるでサウンドボード……と言いますか、「コレ本当にオーディエンス?」と耳を疑う。とにかく極太な芯は距離感ゼロで耳元に届き、鮮やかすぎる輪郭もセパレート感も絶大。ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じられない完全オフィシャル級の超タイト・サウンドで、サイモン・マクブライドを迎えた新生DEEP PURPLEのフルショウを極上体験できます。Xcite Center, Parx Casino, Bensalem, PA, USA 10th February 2023 ULTIMATE SOUND Disc 1(46:40) 1. Mars, the Bringer of War 2. Highway Star 3. Pictures of Home 4. No Need to Shout 5. Nothing at All 6. Uncommon Man 7. Lazy 8. When a Blind Man Cries Disc 2(46:56) 1. MC 2. Anya 3. Keyboard Solo 4. Perfect Strangers 5. Space Truckin' 6. Smoke on the Water 7. Hush 8. Bass Solo 9. Black Night Ian Gillan - Vocals Simon McBride - Guitar Roger Glover - Bass Ian Paice - Drums Don Airey - Keyboards

Deep Purple ディープ・パープル/PA,USA 2023 Complete

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