ドイツの最重要レーベルACTの看板アーティストにしてスウェーデン/ヨーロッパを代表する超絶トロンボーン奏者にして、同レーベルでスターダムに上り詰めたエスビョルン・スヴェンソンにも大きな影響を与えた偉大なるニルス・ラングレンと、ブレイク直前の貴重な初期エスビョルン・スヴェンソン・トリオとの伝説の共演が極上高音質ステレオ・サウンドボード収録にて初登場!!後にジャズ・バルティカの音楽/芸術監督に就くニルスと、サード・アルバム「ウィンター・イン・ヴェニス」を発表したばかりの、ニルスを深くリスペクトするエスビョルン・スヴェンソン、ダン・ベルグルンド、マグヌス・オストロムのESTの伝説の共演、1997年6月14日ドイツ、ザルツァウ、ジャズ・バルティカ公演をレーベル独自の丁寧なマスタリングを施したこれ以上ない極上高音質ステレオ・サウンドボードにて収録した稀少盤が入荷しました!!最初の2曲はESTのみの演奏で、まだどことなくキース・ジャレットの影響を感じるスヴェンソンの初々しいピアノに惹かれる。すでに内から滲み出るロマンティシズムには琴線を揺さぶられること必至。天才そのもののテクニックも申し分なく、そのレベルの高さには驚愕するばかり。ダンとマグヌスのプレイも抜群だ。まだエフェクトなどを使用する前の、本格派ジャズ・ピアノ・トリオの王道を行く清々しい演奏はとても貴重だ。3曲目からはニルスが加わり、トロンボーンとは思えないほど流麗な、まるでクリフォード・ブラウンのトランペットのような超絶プレイと、それ以上にニルスといったらヴォーカル!チェット・ベイカー、スティングを想起させる適度な枯れたハスキーな歌声には皆やられます!スヴェンソンのオリジナルから、セロニアス・モンク、ソニー・ロリンズ、レス・マッキャンらの楽曲を、スウェーデンの巨匠にしてESTのブレイクの切っ掛けを作ったニルスと、当時ダイヤモンドの原石ながらすでに大物の片鱗を伺わせる天才スヴェンソンの魂の邂逅を捉えた、全ジャズ・ファンに強くオススメしたい貴重盤がこちらで御座います!!因みに、あらゆるジャンルを超えたEST以上に、自身のファンク・ユニットを率い、ヒップホップなど幅広く大胆な活動を続けるレジェンド、ニルス・ラングレンは相変わらずカッコいいです!!