ストーンズが66年4月にデッカより発売した4thアルバムがアフターマスです。ストーンズとしては初めて収録曲の全てがジャガー/リチャード(この時期はまだリチャード名義)のオリジナル曲となった作品です。そしてステレオ盤は全曲がリアルステレオでの収録になったのもこの作品です。全英チャートでは8週間に渡り首位を独走しました。さて、この作品がCD化されたのは85年でした。ご存知の通りUS盤とはタイトルは同じながら収録曲もジャケットも異なる作品です。この時にはUK/ヨーロッパではこのオリジナルUKステレオヴァージョンがCD化されました。USではUS版が翌86年にCD化されています。このUKヴァージョンは西ドイツでハノーファーの工場でプレスされています。この時代のCDはアナログレコード用のマスターをダイレクトにマスタリングされたと言われています。つまり現在のリマスター作業とは異なっていたのです。音圧重視の現在とは違い音圧を上げることで音が歪まない様に音圧は小さく収録されていました。初CD化から既に40年近い時間が経過しているので、ミントコンディションのこのCDを入手するのはほぼ不可能。現在のサブスク音源(を中心とした)とは全く異なるブライアン期(彼のこの作品での大活躍はご存知の通りでしょう)の最高傑作とも言えるアフターマスをオリジナルCDのサウンドでをお楽しみください。アフターマス(UK仕様)の最初のCDで、西ドイツプレス 85年に初CD化。86年に発売されたUS盤アフターマスとはもちろん別内容となります。Taken from original West German CD(London Records, 820 050-2)1. Mothers Little Helper 2. Stupid Girl 3. Lady Jane 4. Under My Thumb 5. Doncha Bother Me 6. Goin' Home 7. Flight 505 8. High And Dry 9. Out Of Time 10. It's Not Easy 11. I Am Waiting 12. Take It Or Leave It 13. Think 14. What To Do