マイルス・デイヴィスをして「バード(チャーリー・パーカー)と同レベルのサックス奏者」と言わせた、誰もが認める世界最高のインプロバイザー、ソニー・ロリンズ。当時、飛ぶ鳥をも落とす勢いで成長著しい若獅子パット・メセニーを迎えて4公演のみ行われたアメリカでのライヴの初日、巨匠ロリンズとメセニーの記念すべき初共演を記録した伝説公演が極上高音質収録で初登場!!当時のロリンズのレギュラー・バンドには、手が空いてる限りマイルス・ディヴィスのカムバック・バンドのレギュラー・ドラマーのアル・フォスターが参加しており、ベースには、彼の名があればそれはある一定以上の水準にあるといわれるボブ・クランショウのリズム・セクションが屋台骨を支えていた。そのロリンズ・トリオにパット・メセニーが加わりカルテットで行った、1982年4月に僅か4回のみ行われた特別公演から、ロリンズとメセニー初の共演となった初日4月9日マサチューセッツ州ノーサンプトン、アカデミー・オブ・ミュージックでのライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した、まるで眼前で聴いているような極上高音質サウンドにて完全収録した太鼓判が入荷しました!!因みにこの4公演の残りの3公演は、ドラムスがアル・フォスターではなくロニー・バレージが参加しています。コンサートのオープニングを飾るのは「ノー・プロブレム」その後もセント・トーマス・タイプの「ココナット・ブレッド」、「ドント・ストップ・ザ・カーニバル」、「アルフィーのテーマ」など、流石ロリンズ!太く逞しいテナーが激流の如く鳴り響き、当時メキメキと頭角を表し始めた若手マイケル・ブレッカー、ボブ・バーグ、ビル・エヴァンスも真っ青の10分超え当たり前の吹くわ吹くわのアドリブ連発、想像を絶する壮絶なブローに開いた口が塞がらない圧倒的なプレイには鳥肌が立ちっぱなし間違いなしです!本当にもう手が付けられません!とことんロリンズのインプロビゼーションを堪能して頂けます!またメセニーはというと、巨匠に対してまったく臆する事なく5分に渡り合っている!さすが次世代を担う、シーンを牽引する圧巻のプレイが聴けます!この巨匠をサポートするバック陣も素晴らしく、ベースのボブ・クランショウとドラムスのアル・フォスターのリズム隊2人によるグルーヴを保ちつつ始終ブレることのない安定したプレイは特筆もの。我関せず、自身のテナーだけに集中して変幻自在、自由奔放にひたすらブローし続けるロリンズに、全く遅れることなく正確無比なサポートと、さらにロリンズを鼓舞するような煽りまでも絶妙に挟む、抜群の反射神経には舌を巻いてしまう。この2人の強者が後ろにいるお陰で、ロリンズとメセニーが思う存分にベスト・プレイが出来ているのだろう…まるで2人の奏者が同時にユニゾンで吹いているようなぶっといトーンで、我が道を行く自信溢れるプレイで全てを圧倒するロリンズと自身の全てを惜しみなく打つけるメセニーがもうサイコ〜です!これぞジャズだ!テナーだ!ギターだ!ロリンズだ!メセニーだ!文句あっかの名演奏!爽快そのもの!!! 1: no problem 2: let's start the new year right 3: McGhee 4: coconut bread 5: here you come again 6: illusions 7: conclusion 8: penny saved 9: don't stop the carnival 10: Alfie's theme 11: I'll be seeing you