1995年8月24日、イリノイ州ティンリーパークはワールド・ミュージック・シアター公演を約74分に渡って超高音質オーディエンス録音で完全収録。ギター・ショップのトリオにピノ・パラディノを加えた4人編成での演奏。オープニングには当時の新曲で現在も未発表の「Hurricane」。昨年よりリリースされた「RIVERBEND HURRICANE」(8/22 シンシテナティ)も驚愕の高音質でファンを驚かせましたが、その2日目公演である本公演録音も、圧巻のサウンドで収録されており、最高音質でショウの全貌が捉えられてます。「RIVERBEND HURRICANE」は120分テープをマスターとしており、Cause We've Ended As Loversでのカット、そしてテープB面に相当するショウ後半の音質がやや落ちるという失点がありましたが、本テイクはDAT録音ゆえ、演奏中の欠損部が無いばかりか、音質は最後の最後まで落ちることはありません。冒頭「Hurricane」2分台で録音者でRECレベルを微妙に調整しており、音圧がゆっくりと変化していく部分もありますが、それ以外は欠点らしいものが見当たらない、まさにパーフェクトな音質・内容になっています。楽音が驚く程近く、音のスケール感も抜群、ギターの突き抜け方は一曲目から尋常では無く、ファンは、あまりの強烈な音圧・ダイレクト感に、スピーカーの前で呆気にとられて聴き入ってしまうこと間違いありません。音のバランスも最高で、ボジオのドラムは理想的な鳴りで録音されていますし、縦横無尽に弾きまくるピノのベースノートもしっかりと聴き取ることができます。低域のリッチなボトム音も最高ですが、ミッドの応えられない程のふくよかさ、そして何と言ってもDAT録音の特性が上手くはまったのか、超絶の高域音が、最高のサウンドで捉えられています。更に良いのは、全くと言って良いほどイコライズ感を感じさせない点で、ここまでオンで耳に痛くない音と言うのは珍しいのではないかと思ってしまうほどです。とにかく、聴いたことのないバンド・アンサンブルが飛び出してきます。音質はどんどん向上していきますが、とりあえず、3曲目のStar Cycleを聴いて!(Guitar Shopでも良いですよ。)究極のサウンド体験ができます。Live at World Music Theater, Tinley Park, Illinois, USA 24th August 1995 TRULY PERFECT SOUND (74:25) 1. Hurricane 2. Stand On It 3. Star Cycle 4. Guitar Shop 5. Savoy 6. You Never Know 7. Behind The Veil 8. Freeway Jam 9. Where Were You 10. Big Block 11. 'Cause We've Ended As Lovers 12. Sling Shot 13. Goodbye Pork Pie Hat 14. Blue Wind 15. People Get Ready 16. Going Down Jeff Beck - Guitar Terry Bozzio - Drums Tony Hymas - Keyboards Pino Paladino- Bass