1978年脂の乗り切った時期といえるロリンズの同年北米ツアーから、11月4日ニューヨークのバッファロー州立大学でのコンサートを、近年発掘されたラジオ・オンエアー・マスターのサウンドボード音源に、最新リマスタリングも施し1時間19分にわたりほぼフル収録。放送用音源ゆえラストがフェイドアウトしてしまうものの全編バランス調整したうえでマスタリング処理しており、曲間のトークもカットすることでディスク1枚にキチンと収録。なおこのマイルストーン・レーベル時代はアルバム・リリースも含めて、とにかくアクティブな活動が目立ち、それはライブも同様で精力的活動に溢れていた時期。よってここでも50年代から様々なスタイルの変遷を経て、70年代は吹いて吹きまくるロリンズ・スタイルの真骨頂が見事に捉えられており、またマーク・ソースキンやジェローム・ハリスなどアルバムに参加しているメンバーがバックを固めているのもポイント。なおドラマーが当時は比較的変更が多かった中で、ここではこの翌年にリリースされた『Don't Ask』にも参加している、マイルス・バンドでおなじみのアル・フォスターが参加しており、強靭なリズム隊が熱い演奏を展開。特にコルトレーンの「IMPRESSIONS」あたりでは豪快なロリンズ節も炸裂する、ライブならではの白熱したパフォーマンスをオフィシャル・クオリティーにて。Recorded at Buffalo State College, Buffalo, NYC, NY, USA November 4th 1978 : Soundboard Recording 1. KEEP HOLD OF YOURSELF 2. AUTUMN NOCTURNE 3. SILVER CITY 4. DON'T STOP THE CARNIVAL 5. IMPRESSIONS 6. CAMEL 7. Outro (KEEP HOLD OF YOURSELF - fade out) Sonny Rollins - tenor saxophone / Mark Soskin – piano / Jerome Harris - electric bass / Al Foster – drums