プログレッシヴ・ロックの華やかさとハードロックのダイナミズムを併せ持っていた奇跡のユニット、EMERSON, LAKE & POWELL。その最高傑作録音が完全版に大幅アップグレード! 「GRAF ZEPPELIN」による細密サウンドでリリース決定です。その最高傑作が記録されたのは「1986年9月20日ニューヨーク公演」。大会場の象徴“マディソン・スクエア・ガーデン”で吹き込まれた超絶級オーディエンス録音です。EL&POWELLはアルバム1枚とツアー1回だけで消えた泡沫のユニットでしたが、ライヴはスタジオ作品では分からなかった超ダイナミックな世界が現出。世界中のマニア達がそのスゴ味を求め、当店でも大人気となっております。もちろん、その中には超名作から貴重度優先の物まで多種多様。良い機会でもありますので、今回は最高傑作レースにノミネートされるプレス名盤に絞り込み、ツアー日程に照らしてコレクションを整理してみましょう。《5月25日『EMERSON, LAKE & POWELL』発売》・8月15日ー9月9日(10公演)*9月12日『HEADING FOR GLORY(フィラデルフィア)』・9月13日+15日(2公演)*9月16日『FABULOUS SHOW(マンスフィールド)』・9月19日:ランドバー公演*9月20日:ニューヨーク公演 ←★本作★・9月21日:ピッツバーグ公演*9月22日『PITTSBURG 1986 2ND NIGHT』・9月23日ー10月2日(6公演)*10月4日『DEFINITIVE LAKELAND 1986』*大定番SBD・10月5日ー13日(3公演)*10月14日『DEFINITIVE BOSTON 1986』・10月16日ー11月2日(14公演)※注:「*」印はCDコレクション。【ズバ抜けた個性を誇る輝きの超名録音】これが唯一無二の全米ツアーと最高峰の名盤コレクション。サウンドボード『DEFINITIVE LAKELAND 1986』も大定番ではありますが、惜しむらくは不完全。ショウの完全形を体験するにはオーディエンス録音しかなく、尺も含めた最高峰レースでは『HEADING FOR GLORY』『FABULOUS SHOW』、それに本作のマディソン・スクエア・ガーデン公演が「3大名録音」とされています。その3大録音の中でも本作は個性がズバ抜けている。『HEADING FOR GLORY』『FABULOUS SHOW』の2作は超タイト系の名録音で、ホール鳴りを感じさせない猛烈なダイレクト感がサウンドボード的でもありました。それに対し、本作はゴージャス系の名録音。当店の独自ルートで発掘されたオリジナル録音なのですが、ホール鳴りもしっかりと吸い込みつつ、その鳴りによって厚みと輝き、それに降り注ぐシンフォニック感が増強されるタイプなのです。しかも、本作は、そんな歴史的名録音のアップグレード盤。様々なバンドの歴史的名録音の最高峰を更新させてきた「GRAF ZEPPELIN」マスタリングですが、今回は大元カセットから最新トランスファーを敢行。そのサウンドは、まさに「別物級」でして、とにかくクリスタル・クリア&ダイナミック。大気の透明度はあからさまなほど向上し、ヌケも格段に良い。元々ホール鳴りが演奏音に艶を与えるタイプでしたが、その艶がキラッキラに輝いている。目を閉じるとクリスマスのイルミネーションが目に浮かぶほど明るく、美しく、克明。本来、音にはあるはずのない「光」を感じるサウンドなのです。しかも、それがEL&POWELL特有のダイナミズムにジャスト・フィット。そもそも彼らは70年代EL&Pよりも華やかなシンセ音とコージーのビッグなスケール感が特徴だったわけですが、そのシンセにキラキラと降り注ぐシンフォニック感まで間取り、ダイナミズムは会場を揺るがすほどのド迫力。EL&POWELLの魅力を数倍にハネ上げてしまうオーディエンス・サウンドが現出しているのです。【新発掘マスターを駆使して初の完全版を実現】そんなサウンドに加え、本作は最長も更新している。従来盤でも基本的にはショウ全曲ではあったのですが、「Pictures At An Exhibition」の終盤と「Welcome Back」冒頭でテープチェンジの録音漏れがあった。特に前者は感動のハイライトだけに悔しさの滲むパートでもあったのです。ところが最近、マディション・スクエア・ガーデン公演の別録音が発掘。メイン・ソースの欠けパートを補完した完全版が実現したのです! しかも、この新マスターも(奇跡のメイン・ソースには及ばないものの、普通基準なら十分に)極上級。悲願の完全版が現実のものとなったのです。こうして実現したフルショウ体験は、まさに感無量。最後に、象徴であるレイクランド公演サウンドボードと比較しながらセットを整理しておきましょう。エマーソン・レイク・アンド・パウエル・The Score/Learning To Fly/Touch And Go/Mars, The Bringer Of War クラシックス・Pirates/Knife Edge/From The Beginning/Lucky Man/Fanfare For The Common Man・メドレー:(Tarkus[★]/Pictures At An Exhibition[*★])(Still… You Turn Me On[★]/Watching Over You[★])(Welcome Back[*]/America/Rondo)・その他:Dream Runner(★)/Creole Dance(★)※注:「★」印はレイクランド公演の大定番FMサウンドボードでは聴けない曲。「*」印は別録音で補完された曲。奇跡の名録音が質・量の両面でアップグレードを果たした最高傑作です。今なお『HEADING FOR GLORY』『FABULOUS SHOW』の流出サウンドボードのようなド密着感も捨てがたくはありますが、「ユニット本来の魅力まで引き出すサウンド」は前代未聞。完全フルショウ体験と合わせ、本作こそが「新王座」で間違いないでしょう。★マスターカセットから新ためてデジタル化したNew Mastering★位相修正と音量調整★サブソース2種(Aud音源とビデオの音声)で欠落部を補填し全曲完全収録を実現!★「1986年9月20日ニューヨーク公演」の超絶級オーディエンス録音。当店の独自ルートで発掘されたオリジナル・マスターを「GRAF ZEPPELIN」がブラッシュ・アップした最高峰更新盤。よりクリアでダイナミックになったサウンドも別物級ですし、テープチェンジの欠けを別録音で補完した完全形も実現。プログレ/ハードロックの醍醐味を融合した奇跡ユニットのフルショウを伝える最高傑作の誕生です。Madison Square Garden, New York, NY, USA 20th September 1986 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*Upgrade Disc 1 (48:18) 01. The Score 02. Learning To Fly 03. Pirates 04. Knife Edge 05. Tarkus 06. Pictures At An Exhibition ★4:24-5:00別Aud音源で補填 Disc 2 (57:04) 01. Still You Turn Me On/Watching Over You 02. Dream Runner 03. Creole Dance 04. From The Beginning 05. Lucky Man 06. Fanfare For The Common Man 07. Touch And Go 08. Mars, The Bringer Of War ★12:49-13:22別Aud音源 / 13:22以降ビデオ音声でそれぞれ補填 09. Welcome Back/America/Rondo ★0:00-0:06ビデオ音声 / 0:06-0:12別Aud音源でぞれぞれ補填 10. Finale Keith Emerson - Keyboards Greg Lake - Bass, Guitar & Vocals Cozy Powell - Drums & Percussion