2023年1月、その突然の訃報に世界中のファンや音楽関係者に衝撃が走ったジェフ・ベックへの追悼アイテムとして、1981年『ゼア& バック』リリースに伴うUKツアーより、3月10日ロンドンはハマースミス・オデオンでのライブを、後半パートは故コージー・パエウル自身が記録用に録音したとされるマスター・カセット・テープよりダイレクト収録。これは過去より流通していた中、近年その大元マスターが発掘され陽の目を見たもので、特に「Diamond Dust以降の約1時間はそのコージーのマスターを使用しているので、当時としては別次元のサウンド・クオリティーにて。そしてその後半パートがやはり聴きもので、ドラム・ソロ入りのド迫力の「Scatterbrain」に続き、この当時の日本公演では演奏されなかった、7分に及ぶ「Jeff's Blues」が聴けるのは最大のポイントで、他にも「Goodbye Pork Pie Hat」をイントロにした「You Never Know」、そしてアンコール・ラストではジミー・ペイジが飛び入り登場し、「Going Down」を共演したりと全てが聴きどころのトータル94分。Live at Hammersmith Odeon, London, UK 10th March 1981 Disc 1 : 1. Star Cycle 2. El Becko 3. Too Much To Lose 4. The Pump 5. 'Cause We've Ended As Lovers 6. Space Boogie 7. Led Boots Disc 2 : 1. Diamond Dust 2. Scatterbrain incl. Drums Solo 3. Jeff's Blues 4. Blue Wind 5. Goodbye Pork Pie Hat 6. You Never Know 7. Going Down (with Jimmy Page) Jeff Beck – Guitar / Tony Hymas – Keyboards / Mo Foster – Bass / Simon Phillips - Drums