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Deep Purple ディープ・パープル/Germany 1971 Complete Upgrade

ハードロック界最強のインプロ・マシンとして頂点を迎えていた1971年のDEEP PURPLE。その現場を伝える伝説録音がブラッシュ・アップ。「GRAF ZEPPELIN」による細密サウンドでリリース決定ですそんな本作に吹き込まれているのは「1971年5月21日ベルリン公演」。その極上オーディエンス録音です。1971年と言えば、一般には「FIREBALLの年」ですが、音源コレクター間では第二期DEEP PURPLEの絶頂時代としても知られている。『IN ROCK』のヒットでシーンの最先端に立ち、その自信と充実感が作曲能力や演奏能力に転化。ロック史に残る名曲群を次から次へと生み出した時期でもあったわけですが、ステージではその絶頂の才気がスリリングなフレーズ応酬の原動力にもなっていました。新曲が増えるほどにインプロ志向から楽曲志向へと代わって行く中で、本作のベルリン公演はその頂点期にあったわけです。その辺の状況を理解するためにも、ここで当時のスケジュールを振り返っておきましょう。・1月1日+2日:オランダ(2公演)《2月シングル『Strange Kind of Woman』発売》・1月29日ー3月8日:英国(21公演)・4月7日ー6月25日;欧州#1(29公演)←★ココ★《7月9日『FIREBALL』発売》・7月2日ー8月12日:北米#1(25公演)←※LONG BEACH ARENA 1971・9月4日ー10月11日:欧州#2(15公演)←※BOURNEMOUTH 1971他・10月22日ー24日:北米#2(3公演)《ギランの肝炎によりツアー中断→12月『MACHINE HEAD』制作》これが1971年のDEEP PURPLE。シングル『Strange Kind of Woman』の発売から新曲が増え始め、「欧州#2」辺りで遂に「Highway Star」や「Lazy」も登場。その後の雛形が完成します。インプロ志向が絶頂だったのは、その寸前。『FIREBALL』発売を挟んだ「欧州#1」「北米#1」辺りだったと言われています。本作のベルリン公演は、その前者である「欧州#1」の21公演目にあたるコンサートでした。このショウは古くから1971年を代表する定番録音が残され、長年に渡ってアップグレードを繰り返してきました。その最高峰マスターが発掘されたのは2020年。収録時間もサウンドも従来とは比べものにならない大元リールが発見されたのです。当店でも『DEFINITIVE BERLIN 1971』として大人気を誇ったわけですが、本作はその大元リール・マスターを「GRAF ZEPPELIN」が磨き直したものなのです。そのサウンドは、間違いなく過去最高。距離感ゼロのダイレクト感でありつつ、ド迫力に迫ってもビビらない艶やかさは絶大。大元だけにダビング痕はまったくなく、従来マスターにはなかった開演パートやリッチー&ギランが遊ぶ「Bavarian Yodeler」、そこから雪崩れ込む「Speed King」も18分以上も長く収録しているのです。そして「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング。その手法は「現場音至上主義」。無闇な音圧稼ぎ等の装飾加工は行わず、その代わりピッチや位相ズレの補正、各種ノイズのトリートメントといった作業を異常な精度で施す。いわゆる絵画の修復作業のようなマスタリングなのです。そうした手法ゆえに、元マスターの状態によって変化の幅は様々。状態が良くなければ「まるで別物」となりますし、状態が良ければそれほど大きくは変わりません。本作の場合、大元リールの状態がかなり良いために大化けとはなっていませんが、それでも片チャンネルに発生していたノイズを除去。歴史的な名録音の「てっぺん」を一段引き上げた最高峰盤なのも間違いありません。そんな史上最高峰更新サウンドで甦るのは、刃の上を渡り歩くようなスリル溢れるフルショウ。1971年と言えば、サウンドボード名盤『LONG BEACH ARENA 1971 COMPLETE』が象徴でもありますので、ここで比較しながら整理してみましょう。イン・ロック(3曲)・Speed King/Into The Fire(★)/Child In Time その他(5曲)・オリジナル:Strange Kind of Woman/Mandrake Root/Black Night(★)・カバー:Paint It Black(★)/Lucille(★)※注:「★」印はサウンドボード名盤『LONG BEACH ARENA 1971 COMPLETE』で聴けなかった曲。 ……と、このようになっています。普段「★」はレア曲の印なのですが、今回はセット変遷のポイントとご理解ください。「Into The Fire」「Paint It Black」等の初期曲がまだ残っている一方、新曲「Strange Kind of Woman」も混在している時期だったわけです。そして、そんなセットに大量にまぶされたインプロが最高! 第二期のライヴは1970年から1972年にかけて「美味しいフレーズ」が徐々に固まっていき、最後には定型フレーズのお約束な雰囲気に変わっていく。本作の1971年は、言わば「美味しいフレーズ」の開発後期と言ったところ。1970年のように「1曲で30分以上」ということはないのですが、それがテンションダウンにはなってない。むしろ、効果的なフレーズがどんど溜まってきたために次々と畳みかけるインプロ合戦の緊張起案がグイグイと上がっていく。それでいながらフレーズが定型化されていないので次に何が飛び出すか分からず、濃密なままダレない……まさに「絶頂」時代だからこその凄まじい演奏が吹き荒れるのです。1970年より濃密で、1972年よりハイテンション。そんな「1971年」を極上フル体験できる奇跡のライヴアルバムです。DEEP PURPLEには膨大な数のライヴアルバムが残されておりますが、ここまでの「極めたフルショウ」が楽しめるのは『DANISH YODEL』と本作くらいのものでしょう。まさしく文化遺産以外の何物でもない名録音、その最高峰更新盤。ピッチ/位相補正 *但し位相は元々殆ど問題ありませんでした EQ殆ど微調整程度 *帯域バランスも元々問題なく、高域の微調整のみ 数ヶ所ノイズ除去 *左チャンネルで数ヶ所大きなテープノイズがありましたので削除「1971年5月21日ベルリン公演」の極上オーディエンス録音。最長・最良を誇ってきた大元リール・マスターを「GRAF ZEPPELIN」が磨き直した最高峰更新盤です。発掘マスターには残っていたノイズも綺麗に処理され、1/1000秒の狂いも許さないピッチ/位相補正も鉄壁。濃厚なインプロヴィゼーションが絶頂を迎えていた1971年のフルショウを極上体験できる文化遺産アルバムです。Live at Deutschlandhalle, Berlin, Germany 21st May 1971 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1(51:45) 1. Pre-Show 2. Intro 3. Bavarian Yodeler 4. Speed King 5. Strange Kind of Woman 6. Into The Fire 7. Child In Time Disc 2(56:05) 1. MC 2. Paint It, Black (incl. Drum Solo) 3. Mandrake Root 4. Black Night 5. Lucille Ritchie Blackmore - GuitarIan Gillan - Vocal Jon Lord - Keyboards Roger Glover - Bass Ian Paice - Drums

Deep Purple ディープ・パープル/Germany 1971 Complete Upgrade

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