2020年のコロナによる来日中止から3年経ち、やっと実現した2023年ジャパン・ツアーより、東京公演の初日となる4月11日東京ガーデン・シアターでのライブを、フロント・ローからのデジタル・オーディエンス・レコーディングにて、1時間43分にわたりコンプリート収録。まず今回会場への荷物持ち込みチェックが厳しかった中でこれだけの音質で録られたことが驚きで、その最上級グレードのデジタル機材を用いたサウンドは、序盤はやはりややこもり気味ながら途中からは安定し、不安定な箇所もマスタリング処理にて良好クオリティーにて。そして今回のツアーは前年までの北米やユーロ・ツアー同様、『ROUGH AND ROWDY WAYS』からの曲をメインとした固定セットに固められると誰しもが想定していた中で、ここ日本において東京公演では、近年ではなかった日替わりセットが披露されたことが世界中のファンからも驚きの声が上がることに。また大きなセットチェンジは2日目からで、東京初日のこの日はラス前で突然「Goodbye Jimmy Reed」をヘビーなアレンジでプレイし始め、これには当日居合わせたファンからも感嘆の声が。なお翌日からは従来の軽快なオリジナルに近いアレンジになっているので、貴重なライブ・バージョンといえ、それ以上に頑なに固定セットリストだった近年を思えば、この日を含めて翌日からの驚きのセット構成も合わせて、ファンは全て必聴必携の来日限定メモリアル・アイテム。Live at Tokyo Garden Theater, Tokyo, Japan 11th April 2023 Disc:1 : 1. Intro 2. Watching the River Flow 3. Most Likely You Go Your Way and I'll Go Mine 4. I Contain Multitudes 5. False Prophet 6. When I Paint My Masterpiece 7. Black Rider 8. My Own Version of You 9. I'll Be Your Baby Tonight 10. Band introductions 11. Crossing the Rubicon Disc:2 : 1. To Be Alone With You 2. Key West (Philosopher Pirate) 3. Gotta Serve Somebody 4. I've Made Up My Mind to Give Myself to You 5. That Old Black Magic 6. Mother of Muses 7. Goodbye Jimmy Reed 8. Every Grain of Sand Bob Dylan - vocal, piano, harmonica / Bob Britt – guitar / Doug Lancio – guitar / Donnie Herron - violin, mandolin, pedal steel, lap steel / Tony Garnier – bass / Jerry Pentecost - drums