エリック・クラプトン2023来日公演4日目の高音質音源を超速リリース!コロナ禍が明け、遂に4年振り23度目の日本公演が実現したエリック・クラプトン。今年で60年のプロキャリアを誇るレジェンド・アーティストがまさかのジャパン・ツアーを敢行してくれました。さらに今回は、外国人アーティストで唯一の「武道館100回公演」を実現するというエポックも控えていました。そして迎えたその日、4月21日の高音質音源を超速リリース致します!つい4日前の金曜日の高音質ステレオ・オーディエンス音源をもうこの金曜にお届けするという早業!これこそが当店の機動力の証です。もちろんオリジナルマスターです。録音されたポジションは武道館1Fスタンド南東2列目で、武道館を体験された方ならお判りのように、楽音は前方に障害物のない状態でダイレクトに届き、2列目なのでほぼ前の客にも邪魔されなかったという、なかなかの好ポジションです。使用されたマイクや機材が上級機種でしたので、多少のステージとの距離感はありますが、クリアにまとまった文句なしの高音質です。これにより、ただ速いだけのリリースではない、十分な満足感をご提供します。本作もまた食べ物屋さんの宣伝コピーみたいですが、「速い!きれい!凄い!」が売りです。今回、武道館に来れなかった地方の皆さん、本作で武道館100回記念の公演を追体験し、クラプトンをお祝いしましょう!武道館100回公演のセレモニーを含む4日目公演の全貌がここに!この4日目公演は、クラプトンの「武道館100回記念公演」という意味合い以外にも、もう一つのトピックがありました。初日以来、ずっとレギュラーセットのラストに演奏され、オーディエンスを喜ばせたり、ハラハラさせたりして話題を提供してきたLaylaに替わり、突如Cocaineが演奏されたのです。残念がるファンもいましたが、この曲が始まると、アリーナは中ほどの席まで総立ちになりました。「今回はCocaineはやらないのかー」と思っていたファンを喜ばせた人気曲には違いありませんから。そして何よりの当日のオーディエンスの関心は、100回記念のセレモニーがあるかどうか、に尽きました。来日公演100回の時にはセレモニーはありましたが、200回の時には何も行われませんでした。果たして今回はどうなのか?やはり招聘元のウドー音楽事務所はこんな大事な節目を放っておきませんでした。Cocaineが終演し、一旦クラプトンとバンドがステージを降りている間、オーディエンスがアンコールを求めて拍手をしている間に、アナウンスが流れました。今日でクラプトンの武道館での公演数が100回に当たり、それを祝して花束と記念の盾が進呈される旨です。再びステージに現れたクラプトンに大きな花束と盾が手渡されました。クラプトンは嬉しそうに受け取り、深々とオーディエンスに向かってお辞儀をしました。もちろん会場内は大喝采でした。本作にはその模様も克明に記録されていますので、是非目に浮かべていただきたいと思います。さて、4公演目となったこの日のクラプトンのプレイクオリティですが、4日間ではベスト1か2を争う出来映えだったと言えます。オープニングのBlue Rainbowではミストーンもなく、アドリブプレイはさらに流麗さを極めていました。この曲のスケールの大きさ、可能性を見た思いです。続くPretendingでは、ボーカルに危ういところもありましたが、無難に乗り切りました。驚きは、I Shot The Sheriffでした。この曲は前半のハイライトとなるべき位置に配され、ここでの後奏のソロが、その日のクラプトンの調子を決定付ける評価ポイントとなるような側面がありました。この日のクラプトンはここまでの4公演でのベストと断言できるソロを弾いたのです!ソロ半ばでのクラプトンのフレーズのキレ具合に、会場からは喝采が巻き起こったほどです。それは本当に素晴らしいものでした。「百見は一聞に如かず」(?)。是非本作でご確認ください。そしてアコースティックセットでのSam Hallの曲前には、この日はクラプトンは何もコメントせず、いきなり曲を始めました。過去3公演ではジェフ・ベックへの言及があったのですが・・・。もはや言わずとも日本のファンは分かってくれている、と考えたのでしょうか。そしてLaylaに替わるCocaine。なぜLaylaをやめてしまったのでしょうか?こればかりは何とも推測のしようもありません。やはりもうきつくなったのか、それとも単にCocaineをやりたくなったのか・・・。LaylaではDマイナーのキーでアドリブを少し弾いてからイントロを弾き出すのが常でしたが、この日はキーが異なる、ファンキーなイントロジャムがプレイされましたので、オーディエンスは「おやっ?」と思ったことでしょう。しかしあのイントロが奏でられると、場内は一気に盛り上がりました。中間のソロでワウを踏んでくれたのもクラプトンらしくてよかったです。それから100回記念のセレモニーです。いろいろなことがあって、クラプトンのキレッキレのプレイも楽しめて、この4日目も充実していたと結論付けていいかと思います。この日もはずせませんね。★座席はスタンド1階南東2列目 Live at Budokan, Tokyo, Japan 21st April 2023 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(64:25) 1. Pre-Show 2. Blue Rainbow 3. Pretending 4. Key To The Highway 5. Hoochie Coochie Man 6. I Shot The Sheriff★ツアー最高のソロプレイ 7. Kind Hearted Woman 8. Nobody Knows You When You're Down And Out 9. Call Me The Breeze 10. Sam Hall 11. Tears In Heaven 12. Kerry Disc 2 (49:30) 1. Badge 2.Wonderful Tonight 3. Crossroads 4. Little Queen of Spades 5. Cocaine 6. Flower presentation for Eric's 100th performance at Budokan 7. High Time We Went Eric Clapton - guitar, vocals Doyle Bramhall ? - guitar, vocals Chris Stainton - piano, keyboards Paul Carrack - organ, keyboards, vocals Nathan East - bass Sonny Emory - drums Sharon White - backing vocals Katy Kissoon - backing vocals