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ストーンズが67年2月にロンドンレコードより全米発売した7thアルバムが「ビトウィーン・ザ・バトンズ」です。全米チャートでは2位を獲得しています。さて、この作品がCD化されたのは85年でした。ご存知の通りUK盤とはタイトルとジャケットは同じながら収録曲はやや異なる作品です。この時にはUK／ヨーロッパではUSステレオ・ヴァージョンが西ドイツ・プレスとしてCD化されました。USでもUSステレオヴァージョンがアブコより翌86年にCD化されています。またUSアブコ盤はUK／ヨーロッパ盤とは異なるマスタリングがされました。ストーンズのデッカ／ロンドン期の作品は米国ではUS版をUK／ヨーロッパではUK版をメインにCD化されたのです。そんな中この「ビトウィーン・ザ・バトンズ」はどちらでも米版が採用されわけです(UK版のCD化は2002年リマスターまで未発売)。ところが88年に再プレスされた西ドイツプレスの「ビトウィーン・ザ・バトンズ」にあのモービルフェデルティによるデジタルマスタリングとのクレジットがあるCDがリリースされていたのです。これには当時驚いたファンもいました。どう言う経緯でモービルフェデルティによるデジタマスタリングが採用されたかは今や不明です(84年リリースのモービル製アナログボックスのマスターを使用したとの説もありますが、そのボックスに収録されているのはUK版「ビトウィーン・ザ・バトンズ」)。この当時はまだモービルフェデルティ独自のゴールド・ディスクのオリジナルマスターレコーディングシリーズがスタートしたばかりの時期でありストーンズの幾つかの作品(12×5、Out Of Our Heads、Hot Rocks1&2にも表記あり)だけがモービルフェデルティレーベルからの発売ではない変わり種なのです。その後90年代に入ってからのこのタイトルのUK／ヨーロッパ盤CDは86年のUSアブコマスターでの発売に変わってしまいました。音圧重視の現在とは違い音圧を上げることで音が歪まない様に音圧は小さく収録されています。このリリースから30年以上の時間が経過しているので、ミントコンディションのこのCDを入手するのはほぼ不可能。現在のサブスク音源(を中心とした)とは全く異なるビトウィーン・ザ・バトンズをモービルフェデルティサウンドでお楽しみください。Taken from the German CD(London Records, ABKCO 820 138-2) Analogue to Digital mastering by Mobile Fidelity Sound Pressed in 1988 1. Let's Spend The Night Together 2. Yesterday's Papers 3. Ruby Tuesday 4. Connection 5. She Smiled Sweetly 6. Cool, Calm And Collected 7. All Sold Out 8. My Obsession 9. Who's Been Sleeping Here? 10. Complicated 11. Miss Amanda Jones 12. Something Happened To Me Yesterday

拡大表示	Rolling Stones ローリング・ストーンズ/ビトウィーン・ザ・バトンズ Between the Buttons US Version German Pressing Edition 販売期間: 価格: 1,630円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる