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Dream Theater ドリーム・シアター/Osaka,Japan 2023 Complete

8ヶ月ぶりの再来日も完遂されたDREAM THEATER。その全公演を体験するオリジナル録音シリーズも遂に完結。先日の東京篇に続く西日本編が2本同時リリース決定です。そんな本作に吹き込まれているのは「2023年5月2日:グランキューブ大阪」公演。その極上オーディエンス録音です。先日の東京編2作品と今週の西日本2作品で、今回の来日全公演がコンプリートなのですが、録音家にまでこだわると必ずしも全作が同じ人物の作品というわけではない。その辺の状況を整理する意味でも、まずは“TOP OF THE WORLD Tour”来日の全コレクションを日程でチェックしてみましょう。2022年*8月14日『DOWNLOAD JAPAN 2022』2023年・4月28日『LINE CUBE SHIBUYA 2023』・4月30日『BUDOKAN 2023』*5月1日『NAGOYA 2023』*5月2日:グランキューブ大阪 ←★本作★※注;「*」印は同一録音家コレクション。以上が二度の来日で実現した全5公演。そのうち、昨年の『DOWNLOAD JAPAN 2022』と同時リリースの西日本2公演が同一録音家による作品です。そして、その録音家こそが当店ではお馴染みの名手“西日本最強テーパー”氏。本作は“TOP OF THE WORLD Tour”来日の西日本代表というだけでなく、昨年の『DOWNLOAD JAPAN 2022』と併せ、様変わりしたショウ内容を聴き比べるのにも最適の1本なのです。そんな本作は、猛烈にオンな超ダイレクト録音。今回の4連作はすべてダイレクト感に優れていますが、高い次元の中で優劣は当然ある。鳴りの美しさやセパレート感など、注目する要素によってどれがベストか断言し難いものの、「ダイレクト感」にこだわるなら本作こそが頂点。「よりサウンドボード的なライヴアルバム」をお求めでしたら、本作こそが一番のオススメなのです。その要因はもちろん”最強氏”の録音技術にあるわけですが、本作に限ってはそれだけではない。実は録音ポジションも普通ではなく「PA真ん前の3列目」。つまり「間近に感じる」ではなく「本当に間近」でPAの出音を直接捉えているのです。さらにサウンドボード感を高めているのがオーディエンス・ノイズの少なさ。もちろん曲間になれば喝采も沸きますが、それも背後から背負い込む立体感でステージとの間に入ってこない。もっと言えば、3列目という超前方にも関わらず周囲に喧騒がない。特に曲が始まると極太の演奏音やヴォーカル以外に耳に入ってくる音がなく、本当に脳とミックス卓をライン直結しているような錯覚に陥るのです。そんな超ダイレクト&タイト・サウンドで画かれるのは、今回来日でも名演と囁かれているフルショウ。セットは全日共通ではありますが、念のためここでも再掲しておきましょう。ア・ヴュー・フロム・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド・The Alien/Sleeping Giant(★)/Answering The Call(★)/A View From The Top Of The World その他・シックス・ディグリーズ:Solitary Shell(★)/About To Crash (Reprise)(★)/Losing Time/Grand Finale(★)・その他:Pull Me Under/6:00/Caught In A Web(★)/The Count Of Tuscany/Bridges In The Sky ※注:「★」印は前回来日の名作『DOWNLOAD JAPAN 2022』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。ラストに20分クラスの大曲を2つも連発する荒技はさすが。そして、そんなセットを綴るパフォーマンスこそが圧巻。DREAM THEATERは常に楽器隊が完璧で、ジェイムズ・ラブリエの好不調でショウの完成度が決まる。その点で大阪は評判が良い。もちろん、突然30年前が甦っているわけではありませんが、来日最終日とあってか明日を心配してセーブするのではなく、思い切りの良さが清々しい。曲にもよりますが、他公演よりも張りも伸びもワンランク上に感じられるのです。今回の4連作はいずれも極上級ながら個性の異なる傑作ばかり。その中でも最終日の本作は、猛烈なダイレクト感とラブリエの好調ぶりが特筆モノ。超高音質でド肝を抜いた『LINE CUBE SHIBUYA 2023』と並んで甲乙付けがたい西の王者録音「2023年5月2日:グランキューブ大阪」公演の極上オーディエンス録音。お馴染み“西日本最強テーパー”氏の最新作で、PAの目の前3列目から出音を直接拾ったサウンドは、猛烈なダイレクト感。今回の来日は全公演でオリジナル録音が揃っていますが、「よりサウンドボード的なサウンド」なら本作こそが一番です。ラブリエも好調で、最終日らしい思い切りの良い歌いっぷりも美味しいフルショウを極上体験できます。Grand Cube, Osaka, Japan 2nd May 20233 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (69:09) 1. Intro 2. The Alien 3. 6:00 4. Sleeping Giant 5. Bridges in the Sky 6. Caught in a Web 7. Answering the Call 8. Solitary Shell 9. About to Crash (Reprise) 10. Losing Time/Grand Finale Disc 2 (54:01) 1. Pull Me Under 2. A View From the Top of the World 3. The Count of Tuscany James LaBrie - Vocals John Petrucci - Guitar John Myung - Bass Jordan Rudess - Keyboards Mike Mangini - Drums

Dream Theater ドリーム・シアター/Osaka,Japan 2023 Complete

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