エリック・クラプトン2023 武道館2日目公演の極上オーディエンスマスター!お待たせしました!全6公演の全日程を終え、大盛況のうちに幕を閉じたエリック・クラプトンのジャパン・ツアー2023。公演中に海外アーティストでは唯一の「武道館100回公演」を達成したエポックもあったクラプトン。セットリストとともにそのパフォーマンスは連日楽しめるものでした。初日公演に続き、2日目(4月18日)、3日目(4月19日)、4日目(4月21日)をオリジナルの極上ステレオ・オーディエンスマスター盤で一挙リリース致します!まず2日目公演を完全収録した本作は、録音席はアリーナA8 ブロックです。録音者は、あの名盤 Deep Purple「Hiroshima 2023 Definitive Master」と同じ方です。通常、ハードロックコンサートの最新・地方公演のCD化は異例。しかしながら、この別格の録音は記録としてCD化しないわけにはいかないと、先日緊急リリースされたほどの別格の1枚でした。そして、本作もこれまた「驚愕の」高音質です。断言します。2日目公演の音源では本作が最高峰です!どうぞご安心いただき、本作をコレクションに加えていただきますようお願いします。2日目公演の全貌をよりリアルに体感できる珠玉の一作!初日とはまた違った魅力に溢れていたのがこの2日目でした。この2日目公演の売りは、クラプトンのプレイクオリティが初日よりも格段に高まったことです。オープニングのBlue Rainbowは、初日がまさに世界における初演であり、クラプトンの緊張もありつつ危ういフレージングも見受けられました。一聴しただけで名曲と判るほどでしたが、プレイにはぎこちなさもあり、ミストーンもありました。ところがこの2日目は、テーマフレーズの指弾きが非常に安定しているのに加え、アドリブでプレイしているパートが非常にスムーズなのです。速弾きで流れるように下降していくスローハンド奏法も炸裂しています。その点でこの日のプレイは、この曲本来の魅力を出し切ったものだと言えると思います。故ジェフ・ベックに捧げる泣きのフレーズが冴え渡るこの日のテイクは必聴です!また、前半のハイライトであるI Shot The Sheriffも、時に速射砲のような速いフレーズを織り込みながらクラプトンらしい歌心溢れるフレーズ構成が素晴らしい出来映えでした。近年は老齢につき、この曲での目を見張るようなプレイは影を潜めることが多かったのですが、この日は違いました。ハイライト曲できちんとハイライトのプレイを持ってくるクラプトン、さすがです。そしてアコースティックセットでのSam Hallの前には、クラプトンがはっきり「ジェフに捧げる」とコメントしています。オープニング曲といい、この曲といい、やはりクラプトンには、60年代から同じ釜の飯を食ってきたとも言える友ジェフ・ベックを失った寂しさは相当堪えているのでしょう。その心中を慮って聴いていただきたい曲です。また、ゲイリー・ブルッカーを追悼するTears in Heavenにおける”青い影”の挿入は、初日がオルガンとギターのユニゾンによるものだったのが、この日はオルガンだけに変わりました。やはりこの方が原曲のイメージどおりでしっくり来ます。そして何より価値があるのは、レギュラーセットラストのLaylaのパフォーマンスクオリティが初日より格段に高まったことでしょう。イントロの7連フレーズは従来からクラプトンが担当してきたのですが、高齢から来るものなのか、指が思うように動かず、危ういプレイを露呈したのが初日でした。しかしこの日はイントロのそれをドイルに任せ、クラプトンはコードワークに専念、それが奏功してスムーズに歌に入れています(これは70年代のジョージ・テリー以来のことでしょう)。その結果、声もしっかり出ていて問題なく歌え、バンド全体としてもタイトな出来映えとなりました。初日のテイクとは雲泥の差です。反省すべき点を素早く改善し、プレイクオリティを高めてきたクラプトン。これぞ、プロフェッショナリズムですね。後奏のクラプトンのソロについては、初日も涙ぐましいまでに頑張っていましたので、この日も同レベルの味わい深いプレイが聴けます。初日のセットリストの意外さに衝撃を受けた方には、さらに充実したこの2日目も是非聴いていただきたいものです。このセットリストの意味がより深化した2日目公演です。本作はそんな日本公演の意義を知っていただくには最適の永久保存盤です。とにかくこの年齢でも元気で日本に来てくれ、現役に相応しいプレイを聴かせてくれたクラプトンが素晴らしい!座席はアリーナ A8 ブロック、空前絶後の超高音質です。奇跡の録音盤:DEEP PURPLE - HIROSHIMA 2023 DEFINITIVE MASTER(2CD)の録音者 演奏内容はこの日がベスト。Live at Budokan, Tokyo, Japan 18th April 2023 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (59:01) 1. Intro. 2. Blue Rainbow 3. Pretending 4. Key To The Highway 5. Hoochie Coochie Man 6. I Shot The Sheriff 7. Kind Hearted Woman 8. Nobody Knows You When You're Down And Out 9. Call Me The Breeze 10. Sam Hall 11. Tears In Heaven 12. Kerry Disc 2 (47:40) 1. Badge 2. Wonderful Tonight 3. Crossroads 4. Little Queen of Spades 5. Layla 6. High Time We Went Eric Clapton - guitar, vocals Doyle Bramhall ? - guitar, vocals Chris Stainton - piano, keyboards Paul Carrack - organ, keyboards, vocals Nathan East - bass Sonny Emory - drums Sharon White - backing vocals Katy Kissoon - backing vocals