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Aerosmith エアロスミス/VA,USA 1987 Upgrade

ロック史の奇跡とも言うべき復活劇を演じた1987年のAEROSMITH。その輝ける時代を代表する伝説サウンドボードがブラッシュアップ。「生のエアロ」にこだわる最高峰更新サウンドCDで登場です。その伝説録音が記録されたのは「1987年11月16日ハンプトン公演」。“PERMANENT VACATION Tour”を象徴してきた名作ステレオ・サウンドボード録音です。このツアーの代表と言えば、ヒューストン公演のプロショットも有名。まずは起死回生のワールド・ツアー全体像を俯瞰し、それぞれのポジションを確かめてみましょう。1987年《8月25日『PERMANENT VACATION』発売》・10月16日ー12月31日:北米#1(44公演)←★ココ★ 1988年・1月16日ー2月28日:北米#2(29公演)←※HOUSTON 1988・3月21日ー5月22日:北米#3(36公演)・6月17日ー26日:日本(6公演)・7月2日ー9月15日:北米#4(40公演)これが1987年/1988年のAEROSMITH。70年代のどのツアーよりも巨大な日程が組まれたわけですが、本作のハンプトン公演はその序盤にあたる「北米#1」の21公演目。『PERMANENT VACATION』もチャートを駆け上がり、ツアーも全力運転に突入したばかりというタイミングでした。歴史的なほど激しくオイシイ時期だったわけですが、このショウは何よりもラジオ放送されたことで有名。そのFMサウンドボードは長年の大定番として君臨してきました。無数の既発群も生み出して来たわけですが、その最高峰だったのがの全作『HAMPTON 1987』。放送局”WESTWOOD ONE”の未使用原盤からダイレクトに起こされた究極ジェネで、さらに日本でのみ放送された「Bone To Bone (Coney Island White Fish Boy)」も追加収録。未放送の「Magic Touch」「I'm Down」がないために完全版でこそありませんが、質・量ともに現存サウンドボードの最高峰でした。本作は、そんな決定盤をさらにブラッシュアップした最高峰更新盤。そのポイントは「生エアロのナチュラル感」。実を申しますと、前回盤は前回盤でオフィシャル級サウンドだったのですが、それは「当時の公式級」という意味。当時のミックスも仕上がりも当時の流行に乗っ取っており、エコーもバリバリな上に全音域一括の音圧稼ぎ。悪名高きラウドネスウォーまでは至っていませんが、その入り口には絶っていたバブリー・サウンドだったのです。それに対して本作は「現代基準のオフィシャル級」とでも言えるもの。現代は音圧幻想から解放されたナチュラル感を重視。本作もそれに乗っ取って「AEROSMITHの本当の出音/生演奏」を忠実に再現されています。何も考えずに全音域一括だったバランスも帯域分析の上で調整され、ステレオ感も改善。ゴリ押し感が解消されているのでパッと聴いた瞬間は地味に感じられるかも知れませんが、アンサンブルの再現度は格段に向上。前回盤では埋没していたトム・ハミルトンのベース・ラインもくっきり綺麗に味わえるのです。そんな鮮明ナチュラル・サウンドで甦るのは、燃え上がるバンド・ポテンシャルでビルドアップされた名曲群。『PERMANENT VACATION』は外部ライターも導入した大胆さも話題になりましたが、本作のポイントはむしろ70年代クラシックス。その意味をご説明するためにも、ここでセット内容を整理しておきましょう。パーマネント・ヴァケイション(2曲)・Dude (Looks Like A Lady)/Rag Doll クラシックス(13曲)・闇夜のヘヴィ・ロック:Toys In The Attic/Big Ten Inch Record/Sweet Emotion/Walk This Way・ロックス:Back In The Saddle/Last Child/Rats In The Cellar・その他:Dream On/Same Old Song And Dance/Train Kept A Rollin'/Draw The Line/Bone To Bone (Coney Island White Fish Boy)/Lightning Strikes……と、このようになっています。前述のように当日のフルセットではないわけですが、その編集方針は明らかにクラシックス重視。新曲は2つに留め、往年の名曲をたっぷりと聴かせてくれるのです。しかも、その演奏ぶりが実に良い。70年代ともムードは違うものの、復活の勢いにノッた生演奏がえらくカッコイイ。スティーヴン・タイラーは見栄の効いた歌い方になりつつ、まだ30代だった張りも伸びも絶好調。何よりバンド全体に「何をやっても上手くいく」という女神の微笑みパワーが宿っているのです。緻密に練った戦略とシングル・ヒットもあって見事にシーンの第一線に返り咲いたAEROSMITH。しかし復活の真の原動力は、溢れる活力が甦ったライヴにこそありました。本作は、その音の証拠でもあります。復活エネルギー大量注入でビルドアップしたクラシックスを脳みそに直接流し込んでくれるサウンドボード・アルバムの最高峰更新盤です。「1987年11月16日ハンプトン公演」のステレオ・サウンドボード録音。WESTWOOD ONEの未使用原盤からダイレクトに起こされたマスターをさらにブラッシュアップした最高峰更新盤。当時らしく派手に加工されていた原音とは違ってナチュラル感を重視しており、ベースラインもくっきりと浮き立ち、ステレオ感も向上。『PERMANENT VACATION』のヒットで復活の意気上がる生演奏を生々しく脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムです。Live at Hampton Coliseum, Hampton, VA, USA 16th November 1987 STEREO SBD(78:49) 1. Toys In The Attic 2. Same Old Song And Dance 3. Bone To Bone (Coney Island White Fish Boy) 4. Dude (Looks Like A Lady) 5. Big Ten Inch Record 6. Lightning Strikes 7. Rag Doll 8. Back In The Saddle 9. Last Child 10. Guitar Intro. 11. Draw The Line 12. Rats In The Cellar 13. Dream On 14. Sweet Emotion 15. Train Kept A Rollin' 16. Walk This Way Steven Tyler - Vocals Joe Perry - Guitar Brad Whitford - Guitar Tom Hamilton - Bass Joey Kramer - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Aerosmith エアロスミス/VA,USA 1987 Upgrade

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