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哀愁の名作『PURE INSTINCT』で正調SCORPIONS節の真髄を見せつけた1996年の蠍団。意外と見逃されてきた秘宝ツアーのオフィシャル代わりを務めるサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に記録されているのは「1996年８月24日ブレーマーハーフェン公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。“PURE INSTINCT Tour”は、マニアにとって特別なツアーでした。何しろ、90年代中期ー2000年代半ばのSCORPIONSは、何か噛み合っていなかった。『FACE THE HEAT』で導入したヘヴィネスが賛否を分け、90年代末期以降はエレクトロ／オーケストラ／アコースティックと他流試合ばかりに邁進。そんな中にあって、唯一正道SCORPIONS節を聴かせてくれたのが『PURE INSTINCT』でした。ところが、その名曲群はほとんどが“PURE INSTINCT Tour”の限定。しかも、このツアーは公式ライヴアルバムが残されなかっただけでなく、オーディエンス録音ですら少ない秘境だったのです。そして、そんな歯がゆさを拭ってくれるのが本作。“PURE INSTINCT Tour”のオフィシャル級サウンドボード・アルバムなのです。良い機会でもありますので、『PURE INSTINCT』時代の活動全景もおさらいしておきましょう。1996年・５月１日：クアラルンプール公演《５月21日『PURE INSTINCT』発売》・６月５日ー８月17日：北米（50公演）・８月24日：ブレーマーハーフェン公演　←★本作★・８月30日ー９月11日：アジア（５公演）←※NAGOYA 1996・10月５日ー12月３日：欧州#1（30公演）1997年・５月11日：シュタインハイム公演・６月24日ー７月19日：欧州#2（15公演）・10月２日ー11日：ドイツ（３公演）・11月８日ー23日：中南米（８公演） 1998年・６月18日ー７月１日：欧州#3（４公演）・10月３日：Rock for Germany出演　これが1996年ー1998年のSCORPIONS。本作のブレーマーハーフェン公演は来日公演を含むアジア・レッグの直前。母国ドイツの音楽祭“Open Air Festival”への出演でした。このショウはTV放送とFM放送の両方が知られており、本作は後者。最近になって公開されたアップグレード・マスターで、ドイツのNHKとも言うべきNDR（北ドイツ放送）で放送されたもの。そのクオリティはズバリ「完全オフィシャル級」で、収録もミックスも完璧ならマスター鮮度も文句なし。何度も申しあげている通り「オフィシャル代わり」を務める銘品なのです。最高の賛辞「完全オフィシャル級」以外の表現を許さないクオリティで画かれるのは、マニアが求めて止まない“PURE INSTINCT Tour”のフルショウ。ポイントは「あの曲が聴ける！」に尽きますので、早速セットを整理しておきましょう。70年代/80年代・ラヴドライヴ：Loving You Sunday Morning（★）／Coast To Coast（★）／Holiday（★）・禁断の刺青：Bad Boys Running Wild／Big City Nights／Still Loving You（★）／Rock You Like A Hurricane・その他：The Zoo／Blackout 90年代・クレイジー・ワールド：Tease Me Please Me／Hit Between The Eyes／Wind Of Change・フェイス・ザ・ヒート：Alien Nation・ピュア・インスティンクト：Oh Girl (I Wanna Be With You)（★★）／You And I（★）／Wild Child（★★）／Stone In My Shoe（★★）※注：「★」印は公式作『BERLIN 1991』『LIVE BITES』を合わせても聴けなかった曲。特に「★★」印はこのツアーだけの限定曲。……と、このようになっています。名バラード「You And I」は『MOMENT OF GLORY LIVE』『ACOUSTICA』でも披露していましたが、それ以外の『PURE INSTINCT』ナンバーはこのツアーでしか演奏されていない。その公式級サウンドボード・テイクが楽しめるのです。また、「You And I」も重要でバンド・バージョンのサウンドボードは意外と貴重です。また、ショウ全体を見渡したバランスも素晴らしい。ウリ時代を一切外し、マティアス時代の濃縮グレイテスト・ヒッツに仕上げている。もちろん、ウリ時代の名曲群に文句などあろうはずもないのですが、この100％混じりっ気なしにマティアス時代に徹しきった純度も気持ち良かったりするのです。SCORPIONS正道を極めつつ、時代に翻弄されてレア扱いになってしまった『PURE INSTINCT』の名曲たち。その輝ける秘宝をオフィシャル級サウンドボードで味わえる待望の大名盤です。本来であれば公式でリリースされるべきSCORPIONS史の秘宝ライヴアルバム。「1996年８月24日ブレーマーハーフェン公演」のステレオ・サウンドボード録音。最近公開されたアップグレード・マスターで、“PURE INSTINCT Tour”の貴重なオフィシャル級サウンドボード。このツアー限定の「Oh Girl (I Wanna Be With You)」「Wild Child」「Stone In My Shoe」や意外とレアなバンド・バージョンの「You And I」など、貴重な『PURE INSTINCT』ナンバーもたっぷり楽しめる絶対作です。Wiese Docks, Bremerhaven, Germany 24th August 1996 STEREO SBD Disc 1 (53:23) 1. Intro 2. Tease Me Please Me 3. Bad Boys Running Wild 4. Oh Girl (I Wanna Be With You)（★） 5. Loving You Sunday Morning 6. Big City Nights 7. Coast To Coast 8. Holiday 9. You And I 10. The Zoo 11. Alien Nation Disc 2 (37:09) 1. Wild Child（★） 2. Stone In My Shoe（★） 3. Kottak Attack 4. Hit Between The Eyes 5. Blackout 6. Still Loving You 7. Wind Of Change 8. Rock You Like A Hurricane STEREO SOUNDBOARD RECORDING Klaus Meine - Lead Vocals Matthias Jabs - Lead Guitar, Backing Vocals Rudolf Schenker - Rhythm Guitar, Backing Vocals Ralph Rieckermann - Bass, Backing Vocals James Kottak - Drums, Backing Vocals

拡大表示	Scorpions スコーピオンズ/Germany 1996 FM Master 販売期間: 価格: 1,940円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる