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Coverdale Page カヴァーデイル・ペイジ/Tokyo,Japan 12.15.1993 Complete

今を去ること30年前、英国ロック・ファンの夢を現実のものにしたスーパー・ユニットCOVERDALE-PAGE。その貴重すぎる生演奏を伝える名録音がリニューアル・アートワークでリリース決定です。そんな本作に刻まれているのは「1993年12月15日:日本武道館」公演。その一部始終を真空パックした極上オーディエンス録音です。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、COVERDALE-PAGEのライヴが実現したのは日本のみ。もちろん、当店では全世界的に貴重なステージを可能な限りの名作群でアーカイヴしてきました。まずは、歴史的なツアースケジュールと併せてコレクションをチェックしてみましょう。・12月14日『KNEES AND PRAY(武道館)』・12月15日:日本武道館 ←★本作★ ー1日移動&オフー・12月17日『YOYOGI 1993 1ST NIGHT』・12月18日:国立代々木競技場 ー1日移動&オフー・12月20日『PRIDE & JOY(大阪城)』・12月21日『OSAKA 1993』・12月22日『DEFINITIVE NAGOYA 1993』※各日とも代表作のみ。以上、全4会場の7公演。日本武道館はカヴァデール/ペイジ両雄にとって日本で一番多くのライヴを行ってきた象徴の会場。本作はその2日目と言うだけでなく、COVERDALE-PAGE自体の2日目コンサートでもありました。そんなショウを真空パックした本作は、数年前にセンセーションを巻き起こした名録音。ライヴ自体は30年前になるわけですが、この録音は当時から知られていたのではなく2016年になって突如として登場。発掘の名門「krw_co」によって公表された1stジェネ・マスターなのです。もちろん、単に新発掘なだけならセンセーションにはならない。衝撃だったのはサウンド・クオリティでして、猛烈にクリアな名録音だったのです。実際、そのサウンドは鮮烈。密度の高いオンな芯の密度はレーザー光線のように真っ直ぐ伸び、くっきりとした輪郭とディテールも微細部まで鮮明。さらに1stジェネだからこそヒスもほとんどなく、無音部の深みが見事なセパレート感まで演出してくれる。音色的にサウンドボードと間違えたりはしませんが、要素の1つひとつはライン録音ばりにハイスペックなのです。そして、その輝きは今なお鮮烈であり続けている。実は今回リリースに際してリマスターも試されたのですが、アップグレードの余地がなかった。もちろん、微妙にニュアンスを変えただけの別バージョンで再リリースする事もできたのですが、向上でないなら自己満足にしかならない。それならば、再びマスターの真実をそのまま永久保存することになったのです(ピッチ補正や微細ノイズの削除など、初登場時に施された基礎処理は活かされています)。そのクリアな美音で画かれるのは、今や伝説として語られる武道館ナイト。ディープ・ヴォイスで染め変えられたZEP曲、返礼のようにペイジが綴る白蛇ナンバー、そして両者のエッセンスが融合したオリジナル曲の数々が素晴らしい。ここでその伝説セットを整理してみましょう。COVERDALE-PAGEオリジナル(8曲+α)・Absolution Blues(★)/Over Now/Pride And Joy/Take A Look At Yourself/Take Me For A Little While/Don't Leave Me This Way(★)/Shake My Tree(*)・メドレー(The Ocean/Wanton Song/Feeling Hot:★)※注:「★」印は後年のWHITESNAKEで、「*」印はPAGE/PLANTでも演奏した曲。クラシックス(7曲+α)・LED ZEPPELIN:Rock And Roll/Kashmir/In My Time Of Dying/メドレー(White Summer/Black Mountain Side、Out On The Tiles/Black Dog)・WHITENSAKE:Slide It In/Here I Go Again/Still Of The Night……と、このようになっています。ツアー自体がわずか7公演ということもあり、基本的に同一セットでした。そして、その演奏ぶりは実に瑞々しい。さすがに2公演目だけに余裕たっぷりとはいかないわけですが、だからと言って緊張でガチガチというわけでもない。むしろ、遂に実現したステージに発奮しており、特にカヴァデールは日本語MCも連発してはしゃぎまくっている。その楽しそうなハイテンションは楽曲の演奏にも現れており、前のめりなノリが心地良いのです。栄光のキャリアを誇る両雄にとっては、決して大成功を収めたプロジェクトでもなかったCOVERDALE-PAGE。その一方で、今でも2人は当時を誇らしく語ってもいます。大規模なワールドツアーも実現しなかったのに、なぜ良い想い出なのか。それは「音楽的に楽しかった」という純粋な理由だったのではないでしょうか。当時の日本武道館は伝説の2人が音を兼ねる光景を目の当たりにして異様なテンションでしたが、実はステージ上の両雄も同じだった。本作は、その喜びと楽しさを肌感覚で味わえるライヴアルバムなのです。「1993年12月15日:日本武道館」公演の極上オーディエンス録音。名門「krw_co」が発掘した1stジェネ・マスターで、猛烈にクリアな名録音。密度の高いオンな芯の密度はレーザー光線のように真っ直ぐ伸び、くっきりとした輪郭とディテールも微細部まで鮮明。音色的にサウンドボードと間違えたりはしませんが、要素の1つひとつはライン録音ばりにハイスペックです。両雄にとって日本公演と言えば、どのバンドでも武道館は欠かせない。本作は、その象徴会場で伝説ユニットを極上フル体験できるライヴアルバムです。Live at Budokan, Tokyo, Japan 15th December 1993 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (63:43) 1. Intro 2. Absolution Blues 3. Slide It In 4. Rock And Roll 5. Over Now 6. Kashmir 7. Pride And Joy 8. Take A Look At Yourself 9. Take Me For A Little While 10. In My Time Of Dying 11. Here I Go Again Disc 2 (53:01) 1. MC 2. White Summer / Black Mountain Side 3. Don't Leave Me This Way incl. Drum Solo 4. Shake My Tree 5. Still Of The Night 6. Out On The Tiles / Black Dog 7. The Ocean / The Wanton Song / Feeling Hot David Coverdale - Vocals Jimmy Page - Guitar Brett Tuggle - Keyboards Guy Pratt - Bass Denny Carmassi - Drums

Coverdale Page カヴァーデイル・ペイジ/Tokyo,Japan 12.15.1993 Complete

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