真の音楽家であるラルフ・タウナーとゲイリー・ピーコックによる至高のデュオ名作「オラクル」のレコーディング直前に行われた壮厳なライヴが、2時間近くに渡りこれ以上ない極上高音質サウンドボードにて初登場!!音楽に対して一切の妥協を許さず、常に真摯に向き合う2人のヴァーチュオーゾ、ラルフ・タウナーとゲイリー・ピーコック。2人は80年代以降度々共演を重ね、1994年にはECMレーベルよりデュオ・アルバム「オラクル」を発表する。さらにその4年後には再びデュオ作品「ア・クローサー・ヴュー」を発表。本作は「オラクル」のレコーディング直前に行われた1993年3月26日ドイツ、ハンブルクのフンクハウスでの稀少なパフォーマンスを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質サウンドボードにて1時間半以上に渡り完全収録した2枚組です。エグベルト・ジスモンチ、ジャック・ディジョネット等と同様、クラシック・ギター、12弦ギター、さらにピアノを持ち替え、様々なアプローチを提示する、屈指のマルチ・アーティストのタウナーに対して、作品の根幹を支えつつも、やはり多彩なアプローチで交感を試みるゲイリーの2人の、まるで会話をしているように饒舌で、聴く(観る)人によって異なる絵画のような幅広い情景、映画を見ているようなストーリーテリング、インプロゼーションをも極めながら、この2人ならではのアンサンブルの緻密さにも本当に驚かされる。セットリストも「オラクル」収録されるタウナー作で多くのギタリストにカヴァーされている、あまりにも美しいハーモニーの名曲「トラモント」はじめ、やはり「オラクル」の冒頭を飾る「ガヤ」、マイルス・ディヴィス作曲でビル・エヴァンスが育てた大名曲「ナルディス」「ブルー・イン・グリーン」、タウナーとゲイリーのソロ・コーナーなど、全13トラック幸せな時間が続く、神懸かった名演奏をご堪能あれ!!それにしても、ソロもアンサンブルも、デュオでこれだけの表現力を持ち演奏も完璧、しかもこれがライヴとは!この2人の演奏、正式にはライヴ作はリリースされておらず、さらに2枚のスタジオ作品には未収録の楽曲も含まれ、これ以上ない極上高音質、太鼓判でっす!!