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Pink Floyd ピンク・フロイド/Canada 1977 Complete Upgrade

ロジャー・ウォーターズに『THE WALL』を決意させた伝説の“In the Flesh”最終公演。「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングによって最長・最高峰を更新した究極3枚組が誕生です。2つの極上録音によって史上初の完全収録が実現】そんな本作に刻まれているのは、もちろん「1977年7月6日モントリオール公演」。その極上オーディエンス録音です。例によってこのショウにも複数ものオーディエンス録音が発掘されており、その中でクオリティでも収録時間でも重要なのは「Recorder 1」と「Recorder 2」。本作は、この2録音のベスト・マスターを組み上げ、史上初となるショウの完全収録を実現した3枚組なのです。それでは、ソースとなった2録音を振り返っておきましょう。Recorder 1・90年代に様々な既発を生み、モントリオール公演を代表してきた名録音。・ただし、ジェネ不明で一部でテープヨレ劣化もあり。・本作ではベース音源ではなく補完用に採用。Recorder 2 名作『ROAR ENDS』で発掘された最高峰マスター。・マスターからデジタル化されており、クリアさ、音の抜け、解像度において最高峰を更新。・本作のベース音源。……と、このようになっています。本作は「Recorder 2」を土台に「Recorder 1」で補完したもの。その後「Recorder 3」「Recorder 4」も発掘されていますが、クオリティ的に次元が異なり、補完にも使用できない……と申しますか、「Recorder 1/2」だけでショウの完全収録が実現しており、それ以上の必要もなかったのです。現場のステレオ感にまでこだわり抜いた細密マスタリング 詳細な音源の使用状況は曲目メモをご覧頂くとして、本作のポイントは完全収録だけではない。全編を貫くサウンド自体も「GRAF ZEPPELIN」マスタリングでアップグレードしています。今回は向上ポイントも多岐にわたる。まず、ノイズレスな艶やかさ。開演パートのヒスっぽい音はノイズではなく現場SEだった(2音源の両方で確認できました)ようですが、それ以外のノイズは徹底トリートメント。元々少なかったテープ由来のプチノイズを1つひとつ丁寧に取り除き、人間の聴覚に聞こえるかどうかのヒスも綺麗に処理されています。さらに大きいのが中盤での帯域バランス。元MASTER(トレーダー間ではReelとされている)で言うところの「(Recorder 2の)2本目だと思われますが、「Pigs (Three Different Ones)」途中(8分付近の曲中カット後)から「Have A Cigar」にあたるパートで片チャンネル(左ch)で大きく帯域がダウンしていたのです。既発『ROAR ENDS』を愛聴された方なら「そんな劣化なかったぞ?」と思われるかも知れませんが、この帯域ダウンは音質低下や乱れとしては現れず、左右のステレオ・バランスの狂いになる。つまり、その点を徹底補正した本作では、片方に寄っていた定位がより正常に感じられ、ステレオ幅も広く感じられるのです。一見地味に思われるようなマスタリングですが、これこそが重要。無闇矢鱈な迫力稼ぎや演奏音の改変でパッと聴きの派手さを付け加えるのはカンタンですが、それでは意味がない。そうではなく「本来の音/現場の音」を取り戻すことに注力。これまで何度も「GRAF ZEPPELINマスタリングは文化財の補修に通じる」とお伝えしてきましたが、今回もその真骨頂が活きているのです。THE WALLの源泉となった苛立ちの最終公演 そんな最長・最高峰クオリティで甦るのは、世紀のコンセプト大作『THE WALL』の原動力となった伝説の現場。“In the Flesh”は各地で花火を打ち上げる観客に困惑し、イライラを募らせていった事で知られる。最終公演の本作では、ついにロジャーが観客に向けてツバを吐きかけてしまいました。もっとも、音だけだとツバ吐きシーンは分かりづらかったりもしますが、苛立ちがピークに達しているのは手に取る様に分かる。特に顕著なのは「Pigs On The Wing Part 2」。アコースティック・ギターで情感込めて歌い出したところで花火が炸裂し、激怒したロジャーが演奏を停止。思いっきり悪態MCをぶちまけるのです。また「Shine On You Crazy Diamond Parts 6-9」ではヴァーカルに戻るパートで演奏中に吹き出して大笑い。上機嫌と言うよりは自棄になったようなムードで、歌だけでなくアンサンブルまで乱れてしまうのです。そして、そんなムードはロジャーだけではない。アンコールではデヴィッド・ギルモアが早々に退場。「Drift Away Blues」では残る3人とスノウィー・ホワイトでブルースを演じており、ギルモアはステージ袖で眺めていたそうです。なんだか散々な事を書き連ねてしまいましたが、そんな苛立ちが悪くなかったりもするから音楽は面白い。前述の「Drift Away Blues」にしてもスノーウィの滋味深いブルース・ギターが堪能できますし、ショウ全体でもイライラがテンションの高さにも転化されている。ロジャーのヒステリックなヴォーカルは緊張感たっぷりですし、「Pigs (Three Different Ones)」でのカウント・シャウト「19-61!」もえらくカッコイイ。最終日のせいか「今日で終わり!」の集中力も加わり、バンド全体でも鬼気迫るパフォーマンスを轟かせているのです。数々の逸話で“In the Flesh”事態を象徴している最終モントリオール公演。その一部始終を最長・最高峰サウンドで永久保存した史上初の完全ライヴアルバムです。1本の音楽作品としても聴き応えたっぷりですが、それ以上に歴史的な重みがずっしり。まさに歴史遺産以外の何物でもない3枚組。“In the Flesh”最終日「1977年7月6日モントリオール公演」の極上オーディエンス録音。「GRAF ZEPPELIN」による最長・最高峰更新盤で、ベスト録音の「Recorder 2」を土台に伝統録音「Recorder 1」で補完し、史上初の完全収録を実現。観客の花火に怒って演奏を止める「Pigs On The Wing Part 2」など、『THE WALL』への原動力となった伝説ステージを最高峰更新クオリティで完全フル体験できます。リマスター・メモ「Roar Ends」(3CD)最新アップグレードと言えるタイトル初の'77Montreal公演のリリースとなる 「Roar Ends」(3CD)同様Recorder 2をベースにしてますが、今回はさらに欠落部をRec1で補填し、初のライブ完全収録を実現★出だしの”シー”というノイズのパートはRec2でも僅かに確認でき、この日のライブ前のSE(?)だと思われる★Pigs (Three Different Ones) 8分付近からHave A Cigarで顕著だった左チャンネルの帯域ダウンの問題も大幅に解消 ★全般で聞こえたテープ起因のプチノイズをピンポイントで除去 音源整理Recorder 1: 今回の補填ソース 音が近くかなり左右に分離するが、カットとテープヨレがある・ジェネ不明 Rec2が登場するまではRec1音源でのリリースがポピュラーだった 主な既発タイトル・「The Last Animalized」(2CD)[Highland]・「Azimuth Coordinator」(2CD)6枚組ボックスの中の2枚・「Fire Works Show In The Canadian Walls」Recorder 2: 当公演のベストソースで、今回のメインソース Master Reelからのデジタル化とされる素材 主な既発タイトル・「Roar Ends」(2CD)・「Who Was Trained Not To Spit On The Fan」*ネット・ファンタイトル Live at Olympic Stadium, Montreal, Quebec, Canada 6th July 1977 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (57:11) 1. Intro ★0:31-1:27 Rec1で補填 2. Sheep 3. Pigs On The Wing Part 1 4. Dogs 5. Pigs On The Wing Part 2 6. Pigs (Three Different Ones) ★4:00前後(ドロップダウン部) / 7:58-8:20 Rec1で補填 Disc 2 (56:57) 1. Shine On You Crazy Diamond Parts 1-5 ★0:00-0:08 Rec1で補填 2. Welcome To The Machine 3. Have A Cigar ★4:45-5:14 Rec1で補填 4. Wish You Were Here ★ワウ、フラッター修正 / 演奏後の重複カット部をノーカット復旧 5. Shine On You Crazy Diamond Parts 6-9 Disc 3 (37:35) 1. Audience ★トラック分け ★0:16付近 クロスフェード 2. Money ★0:46付近(ドロップダウン部) / 11:22-11:34(演奏後曲間) Rec1で補填 3. Us And Them ★8:59、9:04 クロスフェード 4. Drift Away Blues ★ネットだとこういうタイトルになってる

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