公式/非公式の垣根を越えて君臨している「“OUTSIDE Tour”の最高傑作」。今なお超える物のないサウンドボード・アルバムの超名盤が復刻リリース決定です。その最高傑作に刻まれているのは「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。ボウイは没後すぐから偉大なるキャリアを祝福するように膨大なライヴ記録が登場。本作は「OUTSIDE時代の象徴・最高傑作・公式代わり」と絶賛された伝説のライヴアルバムなのです。現在では、オフィシャルでも“OUTSIDE Tour”のアーカイヴが進み『OUVREZ LE CHIEN (LIVE DALLAS 95)』『NO TRENDY RECHAUFFE (LIVE BIRMINGHAM 95)』も作品化されているわけですが、もちろん本作は別公演。ここでツアー全景を振り返り、本作との位置関係を確かめてみましょう。1995年《9月25日『OUTSIDE』発売》・9月14日ー10月31日:北米#1(27公演)←※公式DALLAS 95《11月8日ー11日:リハーサル》←※SLINKY SECRETS・11月14日ー12月14日:英国(17公演)←※公式BIRMINGHAM 95他 1996年・1月17日ー2月20日:欧州#1(23公演)・6月4日ー13日:日本(7公演)・6月18日ー7月21日::欧州#2/中東(20公演)←★ココ★《8月『EARTHLING』製作》・9月6日ー14日:北米#2(4公演)・10月19日+20日:BRIDGE BENEFIT CONCERT出演・10月24日:VH-1 FASHION AWARDS《11月『ChangesNowBowie』製作》これが1995年/1996年のデヴィッド・ボウイ。公式2作や名盤『SLINKY SECRETS』『THE WHITE ROOM』は1995年の記録でしたが、本作は1996年の“SUMMER FESTIVAL Tour”篇。来日直後でもあった「欧州#2」の3公演目にあたるステージでもありました。このショウはドイツの名番組“ROCKPALAST”で放送され、当時から数々の既発群を生み出してきた定番中の大定番でした。本作は、その中でも最高峰に君臨するベスト・マスター。当時の放送ではなく、ボウイが亡くなった後のデジタル再放送バージョンなのです。しかも、ボウイ研究で知られるコア・マニアが記録してマスタリング。放送局マスターから劣化ゼロでCDに移し替えられている。それこそ公式作『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』と並べて聞いても半歩も譲らない完全オフィシャル級クオリティなのです。そんな公式級サウンドで綴られるのは、公式超えを果たしたショウ。何しろ、本作はフェス用セットとは言え20曲の大ボリューム。15曲前後だった公式『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』では聞けない名曲もたっぷりなのです。その凄みをご理解頂くためにも、ここでセットを比較してみましょう。70年代/80年代(13曲)・グラム時代:The Man Who Sold The World/Andy Warhol/Moonage Daydream/White Light-White Heat(★)/Aladdin Sane (1913-1938-197?)(★)/Diamond Dogs(★)・ベルリン時代:Breaking Glass/"Heroes"(★)/Look Back In Anger・その他:All The Young Dudes(★)/Lust For Life(★*)/Scary Monsters (and Super Creeps)/Under Pressure 90年代(8曲)・アウトサイド:The Heart's Filthy Lesson/Outside/The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty)/Hallo Spaceboy/We Prick You(*)・その他:Baby Universal(★*)/Jump They Say/Telling Lies(★)※注:「★」印は公式『OUVREZ LE CHIEN (LIVE DALLAS 95)』『NO TRENDY RECHAUFFE (LIVE BIRMINGHAM 95)』を合わせても聴けない曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。……と、このようになっています。公式2作もセットが異なっていましたが、両方合わせても聴けないレパートリーが8曲にものぼる。特にイギー・ポップの「Lust For Life」やTIN MACHINEの「Baby Universal」をソロ・ツアーで歌ったのはこのツアーだけ。そんな貴重曲も完全オフィシャル級クオリティで楽しめるのです。公式サイドでアーカイヴが進んでもツアーNo.1の座を譲らない、まさに最高傑作サウンドボードです。デジタル再放送だからこそのロスレス・クオリティを、ボウイのキャリを知り尽くした研究家が丹念にCDに移し替えた伝説のサウンドボード・アルバム。「1996年6月22日ローレライ野外フェス」公演のステレオ・サウンドボード録音。古くからの大定番サウンドボードながら、ボウイ没後のデジタル再放送された最高峰盤。完全オフィシャル級クオリティで、「Aladdin Sane」や「Lust For Life」「Baby Universal」など、公式作『OUVREZ LE CHIEN』『NO TRENDY RECHAUFFE』で聞けないレパートリーも満載のフルショウを楽しめる絶対作です。Loreley Open Air Festival, St. Goarshausen, Germany 22nd June 1996 STEREO SBD Disc 1 (47:43) 1. Intro 2. Look Back In Anger 3. Scary Monsters (And Super Creeps) 4. Diamond Dogs 5. The Hearts Filthy Lesson 6. Outside 7. Aladdin Sane 8. Andy Warhol 9. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty) 10. The Man Who Sold The World 11. Telling Lies Disc 2 (52:25) 1. Baby Universal 2. Hallo Spaceboy 3. Breaking Glass 4. We Prick You 5. Jump They Say 6. Lust For Life 7. Under Pressure 8. “Heroes” 9. Band Introductions 10. White Light/White Heat 11. Moonage Daydream 12. All The Young Dudes 13. Outro STEREO SOUNDBOARD RECORDING David Bowie - vocals Reeves Gabrels - guitar, backing vocals Gail Ann Dorsey - bass guitar, vocals Zachary Alford - drums Mike Garson - keyboards, backing vocals