デビュー45周年の来日公演を脳みそに注ぎ込む衝撃のIEMアルバムが爆誕! 本作だけのオリジナル音源を贅沢にマトリクスした完全オフィシャル級の2CDが緊急リリース決定です。そんな本作に刻まれているのは「2023年7月21日:日本武道館」公演。その超絶級IEMマトリクス音源です。最新来日を数々の名記録でレポートしてきましたが、本作は満を持して登場した最高傑作タイトルなのです。まずは、スケジュールに照らしながらこれまでのコレクションを整理しておきましょう。・7月10日:福岡サンパレス・7月12日:石川本多の森ホール)・7月14日『NAGOYA 2023 IEM MATRIX』・7月15日『OSAKA 2023』・7月17日:広島JMSアステールプラザ・7月19日:仙台サンプラザホール・7月20日:岩手県民会館・7月21日『BUDOKAN 2023』&★本作★ 客録ナシで純度100%のIEMマトリクス 以上、全8公演。日本武道館はラストに控えたハイライト公演でした。今回来日のIEMマトリクス・アルバムと言えば『NAGOYA 2023 IEM MATRIX』も好評を博しましたが、本作はその武道館版……ではない。比べものにならないほどハイクオリティな超絶アルバムなのです。その最大のポイントは「客録ナシ」。『NAGOYA 2023 IEM MATRIX』はジョセフ・ウィリアムズのIEM音源が土台となっており、スティーヴ・ルカサーのギターがオフ気味。そのバランスをオーディエンス録音で補助するマトリクスでした。それに対し、本作はオーディエンス録音は一切使われておらず、IEM音源だけをマトリクスしている。もちろん、バランスが狂ってしまっては元も子もないわけですが、本作にその心配はない。ジョセフのイヤモニに加え、PA出力音の確認チャンネルも傍受。すべての楽器のすべてのノートをばっちり押さえているのです。達人マトリクスによる公式超えサウンド さらに素晴らしいのがマトリクスの編集技。そもそも本作のソースとなったIEM録音は門外不出のオリジナル音源でして、傍受した録音家は幾多のアーティストで傑作・名作を生み出してきたその道の達人。本作は、その達人自らが仕上げているのです。全編IEM音源でオーディエンスを交えないので相性が良いのは当然としても、IEM音源は長所も短所も激しいために単に重ねただけでは不自然にしかなりません。音源1本1本の足りない要素を正確に見抜き、相互補完させながらTOTOのアンサンブルを再構築していく必要があるのです。本作はIEMを知り尽くし、しかも録音した本人だからこそ成し得た傍受アートなのです。実際、そのサウンドは超極上。大歓声が遠く遠くに囁くバランスは「オフィシャル風」とは言いにくいものの、「ミックス卓直結系サウンドボードの最高峰ランク」と言えばご理解頂けるでしょうか。あらゆる楽器の1音1音が輪郭も克明に浮き立ち、重なり合っても混じり合わないセパレート感/ステレオ感も絶大。それでいながら、アンサンブル全体では音楽作品としての均整の美を湛えている。「コンサート現場の体験感」は求められない一方、「生演奏による音楽作品」という意味ではオフィシャル作品さえ届かない高みにあるライヴアルバムなのです。そんな超絶サウンドで描かれるのは、45周年来日のフルセット。すでに何度もご紹介してきましたが、本作は万人が注目する最高傑作。初めての方のためにも、最後にセット整理を再掲しておきましょう。クラシックス・宇宙の騎士:Hold The Line/Georgy Porgy/I'll Supply The Love・聖なる剣:Waiting For Your Love/Afraid Of Love/Rosanna/Africa・その他:White Sister/I'll Be Over You/Pamela/Home Of The Brave 90年代以降・Kingdom Of Desire/Falling In Between/Orphan/With A Little Help From My Friends まさに最高傑作。昨年から行われている“THE DOGZ OF OZ Tour”はヘッドライナーが少なく、公式作品として残されるか疑問視されています。しかし、それが叶わなかったとしても本作がある。そんな「準オフィシャル」の次元に立つ日本発の超名盤。「2023年7月21日:日本武道館」公演の超絶級IEMマトリクス録音。オーディエンス録音は一切使わず、ジョセフ・ウィリアムズ用イヤモニとPA出力音の確認チャンネルを精緻にマトリクスした超傑作。大歓声が遠く囁くバランスは公式風ではないものの、最高級のミックス卓直結系サウンドボードのような超絶サウンド。全世界的にも「THE DOGZ OF OZ Tourの最高傑作」となる日本発の超名盤です。Budokan, Tokyo, Japan 21st July 2023 IEM(from Original Masters) Disc:1 (57:07) 1. Intro 2. Orphan 3. Afraid of Love 4. Hold the Line 5. Falling in Between 6. I'll Be Over You 7. Keyboard Solo 8. White Sister 9. Georgy Porgy 10. Pamela Disc:2 (62:37) 1. Kingdom of Desire 2. Drum Solo 3. Waiting for Your Love 4. I'll Supply the Love 5. Band Introductions 6. Home of the Brave 7. Rosanna 8. Africa 9. With a Little Help From My Friends