ブラジルが生んだ天才ジスモンチは、全世界的にはECMからの諸作で知られていますが、母国ブラジルのEMIとも別に契約しており、ECMではレーベル(アイヒャー)のカラーに沿った芸術性を重視した作品に特化し発表していますが、ブラジルEMIからの作品は、彼の演りたい事を表現する実験色が濃い作品ばかりで非常に興味深いです。もちろんどちらもとんでもなく素晴らしいのですが…今タイトルは、ギター/ピアノのジスモンチがギター/シンセサイザーのNad Carneiroと、ベースのZeca Assumpcaoのトリオ編成で行なった1996年ドイツ、カールスルーエでの貴重なライヴを極上高音質サウンドボード収録した強力な2枚組!