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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/Germany 9.30.1973 Upgrade

『FRANKFURT 1990』のテーパーは73年ヨーロッパ・ツアーにおけるもう一つの重要オーディエンスのアッパー版までも同時に公開してくれたのでした。それが9月30日のフランクフルト。こちらもまた古くから73ヨーロッパの良好オーディエンスとしてマニアの高い人気を誇った音源の一つ。いくつかのアイテムがリリースされた中でもVGPの『GUTEN ABEND FRANKFURT』が決定版とされ、未だに中古市場に現れると高値になるほどの人気アイテムと化していました。優良オーディエンスゆえに他にもアイテムが生み出されてきましたが、多くのマニアが思い浮かべるのがそちらでしょう。都合二回行われたフランクフルトですが、レイト・ショーに関しては『FRANKFURT TAPE 1973』というアイテムがベストを刷新、その後も二つのステージをカップリングしたアイテムなどが登場したものの、それらは過剰なイコライズが加えられていたりと何かしら不満のある仕上がりが否めず、結局は『GUTEN ABEND FRANKFURT』がもてはやされる結果となりました。それどころか近年はフランクフルト73年のアップデートされたアイテムというのが一切存在せず、実質的にこれまでリリースされていたアイテムを探すしかないという由々しき事態に陥ってしまったほど。今回同時リリースとなるミュンヘン同様、本来であればとうの昔にアップデートされたアイテムが登場していてもおかしくなかった。それ故に『FRANKFURT 1990』を公開してくれたマニアがフランクフルト二回の音源のマスター・バージョンまでも公開してくれたのは掛け値なしに世界待望だったとしか言いようがない。彼によって本音源の様々な事実が発覚。そもそも二回のショーが『FRANKFURT 1990』と同じテーパーによって録音されたということ。まずアーリー・ショーと言えば「Gimme Shelter」序盤で生じた音切れ。これはマイクの問題だったという事実(レコーダーから引っこ抜けてしまったのでは)が明かされていますし、二回のステージを通してマイクが下を向いてしまったかのような音のコモリが散見されるのも従来通り。しかし流石はマスター・リール。音質に関しては既発盤群を軽く一掃してしまう見事なアッパー感…というか音質の違いは一聴するだけでも明らか。今回のバージョンの前では、決定版とされていたVGP盤ですらざらついた質感が気になってしまい、いかにもアナログ・ダビングを経ていた状態であったことを思い知らされます。そこが今回のマスターでは一掃されて俄然聞きやすい、単にナチュラルというだけでなく、よりクリアーになった聞き心地がマスターならでは。そんな待望のマスター・バージョンはミュンヘンと同じく「Graf Zeppelin」によってリマスターが行われています。彼の丁寧なレストアによって、いよいよ既発盤との音質の差がはっきり、元の音源と比べても聞きやすさが歴然。なおかつ安定感も抜群な状態となっており、今回の話題を呼んだ公開から既に音源を入手しているであろうマニアをも唸らされる見事な仕上がり。その最たる例がアーリー・ショーの「Gimme Shelter」におけるトラブルから来たカット。この回は別音源が存在しないことでレイト・ショーから移植するという手法が従来とられてきましたが、今回も同じアプローチを踏襲。しかし2023年の最新テクノロジーと何より「Graf Zeppelin」の卓越した手腕によって、これまた過去のアイテムを大きく引き離したなめらかなアジャストを実現。パッと聞いた感じでは気にならないほど自然な仕上がりが圧巻。もっともこれは今回のリリースに際して「Graf Zeppelin」の施した見事なレストアの一部でしかなく、全編に渡って緻密な仕上がりを見せつけてくれたのです。そしてミュンヘンの主人公がミック・ジャガーだったとすれば、この日はミック・テイラーの独壇場。二回のステージで「Gimme Shelter」それぞれのギターソロそれぞれをまったく違ったアプローチで弾いている様だけでも73ヨーロッパを伝説に至らしめた彼の卓越したプレイに打ちのめされること間違いなし。実際アーリーの間奏では丁寧に音を置くようなフレーズを紡いでおり、一方レイトでは73ヨーロッパらしいアグレッシブな弾き倒しフレーズが炸裂。それに輪をかけてレイトの方はテイラーのギターが絶妙なバランスで捉えられており、決して演奏が飽和してしまうことなく、それでいて彼のプレイが存分に味わえる絶品オーディエンスという名録音。その上で冴えまくったフレーズに打ちのめされるでしょう。この魅力にあふれた録音状態も今回のマスター・バージョンで聞くといよいよ圧巻。過去のアイテムにあったようなジェネ落ち感に邪魔されることなく、どこまでも伸びやかなテイラーのプレイを心ゆくまで味わってください。かと思えばアーリーの「All Down The Line」ではキースが始めてもバンドがついてこられないハプニングがみられるのですが、そこをしっかり立て直す彼の揺るぎない刻みプレイの生々しさ。まるでキースがチャーリーの方を見ながら危うくなった序盤を正しい方向に導いている様子が浮かぶかのよう。しかしこうしたハプニングやテイラー圧巻のプレイを挙げるまでもなく、長年アッパー版の登場が渇望されてきた73フランクフルト。ようやく実現するマスター&「Graf Zeppelin」リマスターという最強タッグによる文句なしの決定版がここに!リマスター・メモ ★両公演とも先の'90フランクフルトのアップローダーによるマスターからのデジタル化 全面的に帯域を分析のうえEQ補正し、癖の強かったヒスノイズなどの質感をナチュラルで違和感ない方向へ戻しています。また、むやみな音圧稼ぎはせず、レンジ広めのサウンドです。★Gimme ShelterやAll Down The LineまたはHonky Tonk Womenなどの欠落部は、既発同様にそれっぽくLate ShowまたはEarly Showで互いに補填、または摘み処理。Live at Festhalle, Frankfurt, West Germany 30th September 1973(1st & 2nd Show) PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (70:48) Early Show 01. Introduction 02. Brown Sugar 03. Gimme Shelter ★0:57-1:24 Late Showで補填 04. Happy 05. Tumbling Dice 06. Star Star 07. Dancing With Mr. D. 08. Angie 09. You Can't Always Get What You Want 10. Midnight Rambler 11. Honky Tonk Women 12. All Down The Line ★2:46付近 カット部 摘んで処理 / 3:45以降 歓声部を同日別パートで補填 13. Rip This Joint 14. Jumping Jack Flash 15. Street Fighting Man Disc 2 (72:32) Late Show 01. Introduction 02. Brown Sugar 03. Gimme Shelter 04. Happy 05. Tumbling Dice 06. Star Star 07. Dancing With Mr. D. 08. Angie 09. You Can't Always Get What You Want 10. Midnight Rambler ★11:06以降 歓声部をEarly Showで補填 11. Honky Tonk Women ★0:00-0:16 Early Showで補填 12. All Down The Line 13. Rip This Joint 14. Jumping Jack Flash 15. Street Fighting Man

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/Germany 9.30.1973 Upgrade

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