カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 
HOME > CD > Rock

Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 12.5.1978 Complete

これまた初出音源!ハマースミス初日公演も同時リリース!エリック・クラプトンの秘蔵ライブ音源を同時リリースします!本作も世界初出、初ブートレグ化音源です。このマスターも信頼するイギリス在住の重鎮テーパーから提供された衝撃のマスターと言えるものですが、今回リリースの「Hammersmith Odeon 1978 2nd Night Master Cassette(2CD)」とは録音は違うテーパーによるもので、音質はそれにはやや劣るものの、良好でジェネも問題ありません。なにせ2日目の音が良すぎるので、それと比べるとワンランク下の印象となってしまいますが、全然悪くありません。元マスターでは全編に亘ってランダムに遅かったピッチをほぼ修正、音質についても、高音域が上がり過ぎで全編で歪んだ質感になっていましたので、該当部の帯域を落す調整をしました。元々楽音が少ししか入ってない帯域でしたので、その結果多少地味な印象になりましたが、この4ピースバンドには合っている感じで問題ないと思います。本作も、1978年秋の「バックレス・ヨーロッパツアー」からの初出音源で、最終行程となった12月5日のロンドン、ハマースミス・オデオン初日公演をサウンドバランスの良い、広がりのあるモノラル・オーディエンス録音で収録しています。先週は同ツアーからの高音質盤「Brussels 1978 Master Cassette(2CD)」をリリース、今週は「Hammersmith Odeon 1978 2nd Night Master Cassette(2CD)」を同時リリース致しますが、3作ともセットリストが異なっているという魅力があります。本作ではツアー終盤にもかかわらず、「Brussels 1978 Master Cassette(2CD)」同様、ツアー初期のみのレパートリーだった、アルバム「BACKLESS」からの I’ll Make Love To You Anytime がプレイされていたことで非常に貴重です。重鎮テーパーがこれまで本マスターを出してこなかった理由、それは恐らくEarly in the Morning と Standing Around Cryingのカットインと全編に亘る音の歪みとピッチの狂いだったと思われますが、当店のマスタリングにより、格段に聴きやすくなったことでリリースする価値が生まれました。さらに本作は単に「初出」という価値のみならず、一緒にツアーを周り、オープニングアクトを務めたクラプトンの師マディ・ウォータースがアンコールに飛入りしていることで、より高い価値を有しています。是非この歴史的音源を楽しんでいただければと思います。ツアー終盤ならではのレアなセットリストとクラプトンのプレイのキレ!ではまずここでこのヨーロッパツアーがクラプトンの活動上どのような位置付けになっていたのか、この年のトピックをおさらいしてみましょう。・1978年2月1日~4月19日:全米ツアー ・1978年6月23日:オランダ、ロッテルダムでのフェスティバルにボブ・ディランバンドと共に出演・1978年7月1日~7月15日:短期ヨーロッパツアー(ボブ・ディランとのフェスティバル出演を含む)≪1978年8月~9月:アルバム「BACKLESS」のレコーディング≫ ≪1978年11月1日:アルバム「BACKLESS」リリース≫・1978年11月5日~12月7日:ヨーロッパ・ツアー ←★ココ★・1978年12月11日:ロンドン、ディングウォールでのマディ・ウォータースのコンサートに飛入り参加 大ヒットしたアルバム「SLOWHAND」を受けて、同じイギリス人プロデューサー、グリン・ジョンズの制作でレコーディングし、終了後僅か2ヵ月でリリースした新作「BACKLESS」を引っ提げてのヨーロッパツアー中の一公演であったことがお判りいただけると思います。この年を締めくくり、アルバムのプロモーションに大きく貢献する重要なツアーでした。このツアーは、いつもの航空機移動に飽きたクラプトンがヨーロッパならではの趣向ということで発案した、有名なオリエント急行列車を借り切って全公演地を回ったというものでした。オープニング・アクトは、敬愛するブルースマン、マディ・ウォータースにお願いして務めてもらったという、クラプトンにとっては嬉しい状況もありました。新鮮な気持ちでやる気満々だったことが窺えます(マディも同じ列車で移動しました)。このツアーの聴きどころは、アルバムのレコーディング時には在籍していたセカンド・ギタリスト、ジョージ・テリーを解雇し、デレク&ザ・ドミノス時代と同じ編成の4ピースバンドで行われたことでした。ギターがクラプトン一人になったということは、それだけ彼のパフォーマンスに占める比重、重要度が増したということです。アルコール中毒進行中にもかかわらず、その重責を彼自らが求めたということで、このツアーは注目されたわけです。さらに後になって判ったことですが、セットリストがツアー序盤とそれ以降では大きく異なっていたことも、このツアーの魅力でもありました。前述しましたように、ごく初期の公演のみで、アルバム「BACKLESS」からのナンバーを多く採り上げたのです。ツアー中盤以降には当該アルバムからのナンバーは極端に減っていき、オールドブルースや前回ツアーのレパートリーが中心となった、「いつものツアー」といった様相を呈していきます。それでもこの日は、If I Don't Be There By Morning、Tulsa Time、Early in the Morningに加え、ツアー初期のみでプレイしていたI'll Make Love to You Anytimeと、「BACKLESS」からのナンバーを4曲もプレイしています。さらに、新鮮な試みだったのは、スティーヴィー・ワンダーのカバーで、ザ・バンドがレパートリーにしていたLoving You Is Sweeter Than Everをオープニングに持ってきたことでした。この曲をプレイしたのは、このツアーの終盤だけだったのです(クラプトンの心には常にザ・バンドがあったのですね)。その意味では、本作のセットリストはクラプトンのライブでもレア中のレアと断言できます!この日のクラプトンもアルコール度に関係なく、2日目同様絶好調。各曲で素晴らしいソロを披露しています。地元ロンドンでのステージとなると、クラプトンの気合もより一層入ったのでしょう。特に 2日目同様、Crossroadsでのグルーヴ感に溢れたプレイ、Double Trouble、Early in the Morningといったスローブルースでのエモーショナルなプレイは聴きどころです(はっきり言いまして、「JUST ONE NIGHT」よりいいです)。またJ.J.ケイルのカバーI'll Make Love to You Anytimeの渋いこと、渋いこと。Laylaの前にバンドメンバーの紹介をしているのもこの日だけです。Laylaは通常のコンサートのようにレギュラステージのラストナンバーとしてプレイされていますが、ワウワウを駆使しての後奏のソロはこの日も味わい深いものです。この日のソロは2日目よりも圧倒的に冴えており、繰り出されるフレーズすべてが聴きものです。ステージ中、Tulsa Timeの演奏前に「この曲をバンドに捧げます。」とクラプトンがコメントしいるように、全員オクラホマ州タルサ出身の「タルサ・トップス」を起用していた時代で、4ピースバンドでライブを行なったのはこのツアーだけでした。さらに付け加えますと、全曲でクラプトンのボーカルにかぶせてナイスなコーラスをつけているのは、ドラムのジェイミー・オールデイカーなのです。これまではイヴォンヌ・エリマン、マーシー・レヴィ、ジョージ・テリーらコーラス要員がいましたので、この4ピースでは誰が担当するのかと思いましたが、まさかのオールデイカーでした。これがまた上手いのでびっくりです。クラプトンのキャリアがバンドメンバーに恵まれていることを実感します。本作のさらなるセールスポイントは、アンコールの Standing Around Cryingで、マディ・ウォータースが飛入りし、ボーカルを披露していることです。これは、マディの飛入りの意思を知ったクラプトンが、アンコールに追加したものです。ここには当時マディのバンドに在籍していたジェリー・ポートノイもハーモニカで参加しています。この「師弟共演」も楽しめます。本作も45年の時を超えて現れた初出音源です。Hammersmith Odeon, London, UK 5th December 1978 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc:1 (50:53) 1. Intro. 2. Lovin You Is Sweeter Than Ever 3. Worried Life Blues 4. Badge 5. Wonderful Tonight 6. Crossroads 7. If I Don't Be There By Morning 8. Double Trouble Disc:2 (54:24) 1. I'll Make Love to You Anytime 2. Tulsa Time 3. Early in the Morning 4. Cocaine 5. Key to the Highway 6. Band Introductions 7. Layla 8. Standing Around Crying (with Muddy Waters) ★ 9. Further on Up the Road Eric Clapton - Guitar / Vocals Dick Sims - Keyboards Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums

Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 12.5.1978 Complete

価格:

1,940円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ