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自伝『WHERE'S MY GUITAR』やギター・コレクション本『TALES OF TONE AND VOLUME』を上梓するなど、キャリアの総括に入っていた2018年のバーニー・マースデン。そんな彼のブルース・ロックを現場体験できる新名盤が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「2018年２月18日マルヌ＝ラ＝ヴァレ公演」。その極上オーディエンス録音です。2005年にM3が解散した後のバーニーはソロに戻り、悠々自適な活動に終始。趣味的にブルースロックを追究し、ライヴと言えば大規模なツアーと言うより散発的なクラブ・ギグ。当時の資料はかなり曖昧（このショウも「２月18日」説と「２月23日」説があったりします）なので整理するのは止めておきますが、そんなキャリアでも2014年ー2019年はわりと活発にステージも行っていたようです。本作は、そんなクラブ・ギグの現場を真空パックしたライヴアルバム。そのサウンドは、まさに極上の密室感。空気感を含んだオーディエンスらしいサウンドではあるのですが、物理的に狭いクラブだけに間近感も絶大。バーニーが目の前で歌い、ギターを弾いているのは肌感覚で味わえるのです。そして彼を支えるリズム隊もくっきり・はっきり。この日は『TALES OF TONE AND VOLUME』の付属CDでも共演したトリオ編成（盟友ニール・マーレイと元MAGNUMのミッキー・バーカー）で、シンプルなアンサンブルの１音１音が輪郭まで鮮やか。それぞれの演奏が絡み合って１本の荒縄を編んでいくのがよく分かります。そんな秘匿の密室サウンドで描かれるのは、バーニー流ブルースロックの極地。WHITESNAKEの名曲も交えつつ、ブルースのクラシックスも盛りだくさん。ここで、その内容を整理してみましょう。ホワイトスネイク（４曲）・Walking In The Shadow Of The Blues／Fool For Your Loving／Ain't No Love In The Heart Of The City／Here I Go Again その他（９曲＋α）・フリートウッド・マック：Black Magic Woman／Oh Well (With Green Manalishi)・その他：Oh Boy／Born Under A Bad Sign／Shaky Ground／Sittin' On Top Of The World／Key To The Highway／Crossroads／Hootchie Coochie ……と、このようになっています。戦前の「Crossroads」「Sittin' On Top Of The World」から愛するピーター・グリーンの「Black Magic Woman」「Oh Well」まで、各時代の名曲群が次々に繰り出されていく。WHITESNAKEでお馴染みの「Ain't No Love In The Heart Of The City」もボビー・ブランドのカバーですので、白蛇オリジナルは３曲「Walking In The Shadow Of The Blues」「Fool For Your Loving」「Here I Go Again」のみ。ブルースに拘りつつも幅広いセレクトは、まるでブルースの歩みをギュッとまとめ上げたような名曲の夕べでもあります。そして、そんなセットを綴る演奏がとにかく滋味深い。ジャンルがジャンルだけに、勢いよりもニュアンスに重きを置いた演奏スタイルが似合いまくる。変幻自在にグルーヴを操るしなやかなドラムに歌心たっぷりなベース＆ギターが絡んでいく。フレーズ１つひとつが味わい深く、それを重ねれば重ねるほど醸成されていくアンサンブルの妙がたまらないのです。初期WHITESNAKEの要であり、深い叙情の源泉でもあったバーニー・マースデン。彼の音楽の真髄は間違いなくブルースにあり、それが最も似合っていたのはクラブでした。本作は、そんな密室に肌感覚サウンドで立ち会えるライヴアルバムなのです。バーニーの音楽により深く寄り添える１枚。2018年２月18日マルヌ＝ラ＝ヴァレ公演」の極上オーディエンス録音。狭いクラブの密室感が素晴らしく、バーニーが目の前で歌い、ギターを弾いているのは肌感覚で味わえる。ニール・マーレイ／ミッキー・バーカーのリズム隊も１音１音がくっきりハッキリ。WHITESNAKEレパー-トリーとブルースの名曲群たっぷりのクラブ・ギグを現場体験できます。Billy Bob's, Marne-la-Vallee, France 18th February 2018 TRULY PERFECT SOUND (77:08) 01. Oh Boy 02. Born Under A Bad Sign 03. Shaky Ground 04. Sittin' On Top Of The World 05. Walking In The Shadow Of The Blues 06. Key To The Highway 07. Black Magic Woman 08. Crossroads 09. Oh Well/Green Manalishi 10. Fool For Your Loving 11. Ain't No Love In The Heart Of The City 12. Hootchie Coochie Man 13. Here I Go Again Bernie Marsden - Guitar, Vocals Neil Murray - Bass Mickey Barker - Drums

拡大表示	Bernie Marsden バーニー・マースデン/France 2018 販売期間: 価格: 1,630円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる