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Beatles ビートルズ/ストウ学園の思い出 England,UK 1963 Remastered

今年の春に存在が明らかになって世界中のマニアを驚愕させたビートルズ1963年ストウ・スクールでのライブ録音。BBCラジオ出演以外でまとまったライブの音源がない時期であり、なおかつ異色の男子校でのフルサイズ・ショーが録音されていた…おまけに現存しているという事実に色めきだった訳ですが、既にパブリック・ドメイン化した音源ということもあり、大英博物館にコピーが寄贈されてリスニング可能となっています。さっそく先月にアイテムがリリースされて世界中のマニアが群がりましたが、それも音源の流通元はその図書館から。そこでリスニングさせてもらったついでに録音を敢行してくれたマニアがいたという事。ただしプラグインしての録音は不可能だったようで、スピーカーから流れた音を拾う形で録音していたのです。今回の音源は曲間や「Till There Was You」などで「ゴー」というまるでボイラー音のようなノイズが気になったのですが、それも図書館という場所柄、再生音量を上げて録音するのが難しく、代わりに録音機材の音量を上げて録音した結果が例の曲間のノイズとして現れてしまったのでしたその図書館での録音を偲ばせるように、ライブの開始前では当日のストウ・スクールとは関係のない図書館のBGMとおぼしきクラシックが遠巻きに鳴っています。場内にクラシックが低い音量で流れているのが図書館というもの。おまけに「A Taste Of Honey」の途中では近くにいた人が鳴らしたとおぼしき物音も入ってる。さらにノイズだけでなく、テープはピッチが低い。先行アイテムの登場後、マニアの間ではそうした音源の状態が話題となったのでした。それでもなお1963年の録音としては十分に聞き込めるクオリティであり、何と言ってもあまりに貴重な演奏内容から世界中のマニアが歓喜している音源なのですが、今回はもちろん先行アイテムからのコピーや先行アイテムのピッチを直したネット・バージョンではなく、イギリスのマニアから送られてきた図書館録音を元にした独自入手音源でのリリース。とはいえ独自に入手した音源とは言え既に先行アイテムが存在する以上、そのまま出したのでは芸がない。やはり本録音の持病である曲間のボイラー調ノイズをどこまで緩和できるのか。それは可能なのか?そんな命題に立ち上がってくれたのが「GRAF ZEPPELIN」。彼なら低いピッチの修正など朝飯前な訳で、気になるのはあのボイラー調ノイズ。もちろんそれを全て抑えてしまうと不自然極まりない音へと豹変してしまう訳ですが、そこを「GRAF ZEPPELIN」は実にうまく処理。あの「ゴー」というボイラー音が「サー」というヒスノイズ状態にまで収まって一気に聞きやすくなったのです。現在出回っている各バージョンと比べたらその違いは歴然。そもそも音源が存在する、さらには聞けるだけでもありがたいレベルの歴史的大発見かつ流通だった訳ですが、それでも聞きやすいことに越したことはない。マニアの間では古くからデビュー後ビートルズの初期ライブ活動における伝説の一日とされ、男子校ゆえに静まった雰囲気の中で敢行されたと言われていたストウ・スクールでのライブでしたが、いざ聞けるようになってみれば伝えられていたものとはまるで違う雰囲気であったことを思い知らされます。さすがに人気爆発後のビートルマニア的な絶叫こそありませんが、それでも「Misery」を皮切りに所々で熱狂的な盛り上がりを見せており、それが「Hippy Hippy Shake」になるといよいよ激しい。一方でブレイク前らしい牧歌的な盛り上がりも微笑ましく、デビュー曲「Love Me Do」で巻き起こる手拍子の和やかさ。さらに「Please Please Me」ではビートルズ初のナンバーワン・ヒット・シングルに相応しい大合唱も起きている。デビュー後かつ注目を浴び始めた時期でありながら、それでいてまだブレイクには至っていない時期ならではリアクションではないかと。こうした状況で余裕に溢れた演奏を披露するビートルズも素晴らしいの一言。「Too Much Monkey Business」などはこの日の午前中に収録したBBC『SIDE BY SIDE』のテイクそのままな雰囲気が同日の演奏であることを偲ばせますし、一方で「I Just Don't Understand」や「I'm Talking About You」といった同時期のBBCでおなじみなレパートリーも観客を前にしたからこその力強い演奏が魅力。またこの日はジョージの声が出ないということで代わりにリンゴの出番が二曲、それらが続けて歌われるというのも本当にレア。そしてフィナーレは再び「I Saw Her Standing There」が歌われた訳ですが、残念ながら録音は途中で終了。今回はオープニング・テイクをつなぐような疑似コンプリート編集は行わず、敢えてテープそのままの不完全な状態を残しましたが、おかげで二秒ほどですが先行アイテムと比べてテープが終わる前の演奏を長く収録する結果となっています。それどころかオープニングもフェイドインでなくレコーダーのスイッチが押されたところからの収録となっており、そこから独自に入手したバージョンを元にしたリリースであることを解っていただけるかと。(リマスター・メモ)★ピッチ修正 ★ヒスノイズ(スプレーノイズ)を極力調整、さらに低域のボイラー音(または地下鉄音)を極力調整 元々ベースの音が殆ど入ってなく、かといってボイラー音(地下鉄音)もうるさい。 どちらをとるか、調整はアタマの痛いところですが、少なくとも元のヒスとボイラー音の盛大なサウンドに比べると、いくぶん聞きやすいかなとは思います。 現状このあたりが落としどころではないかと。。 ★数ヶ所カットあり、エディットしたり敢えてそのままだったり。 終盤のI Saw Her Standing Thereも元音源のままカットアウトで終了で、差別化のためあえてフェイク処理してません。 これにより既発盤で聞けなかった実際の演奏が2秒ほどですが長く聴けます。Roxburgh Hall, Stowe School, Buckinghamshire, UK 4th April 1963 (58:22) 01. Introduction 02. I Saw Her Standing There 03. Too Much Monkey Business 04. Love Me Do 05. Some Other Guy 06. Misery 07. I Just Don't Understand 08. A Shot Of Rhythm And Blues ★0:33カット 09. Boys 10. Matchbox 11. From Me To You 12. Thank You Girl 13. Memphis, Tennessee 14. A Taste Of Honey 15. Twist And Shout 16. Anna (Go to Him) 17. Please Please Me ★0:38カット*但しエディットしてません 18. Hippy Hippy Shake 19. I'm Talking About You 20. Ask Me Why 21. Till There Was You 22. Money (That's What I Want) ★0:19以降レベルダウン部音量調整 /0:25カットアウト 23. I Saw Her Standing There ★0:01(カウント部)カット / 1:29カットアウト

Beatles ビートルズ/ストウ学園の思い出 England,UK 1963 Remastered

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