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Queensryche クィーンズライク/France 1990 Complete

コンセプト・アルバムの歴史的大名盤を完全再現して世界を喚起させた1990年のQUEENSRYCHE。「本生100%の現場OPERATION: MINDCRIME」とも言うべき新名盤が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1990年11月30日パリ公演」。“BUILDING EMPIRES Tour”の一幕で記録された大傑作オーディエンス録音です。「あれ? BUILDING EMPIRESのパリって出てなかったっけ?」と思われた方は鋭い。当店では、以前に名作『PARIS 1991(Shades 1411)』をご紹介しましたが、本作はまったくの別公演です。ただし、まったく無関係というわけでもない。その辺の事情をご説明するためにも、まずは当時のツアー・スケジュールからおさらいしておきましょう。1990年《8月20日『EMPIRE』発売》・10月29日ー11月15日:英国(13公演)←※公式ハマースミスSBD・11月18日ー12月6日:欧州#1(14公演)←★ココ★1991年・1月23日:ROCK IN RIO II出演・1月29日ー2月5日:日本(5公演)・4月15日ー7月31日:北米#1(69公演)←※公式LIVECRIME・8月10日ー9月21日:欧州#2(18公演)←※PARIS 1991・10月12日ー12月31日:北米#2a(46公演)←※LIVECRIME NOVEMBER 1991 1992年・1月1日+3日:北米#2b(2公演)これが世紀のコンセプト・ツアー“BUILDING EMPIRES Tour”の全体像。前述の『PARIS 1991』は終盤「欧州#2」の記録だったわけですが、本作はアルバム発売から約3ヶ月というツアー序盤。「欧州#1」の10公演目にあたるコンサートでした。ツアー序盤と言えば、公式ボートラでお馴染みのハマースミス公演サウンドボードもありますが、本作はその2週間後でもあります。『PARIS 1991』と全然違う時期なのはご理解頂けたとして、ではどう本作と関係があるのか? それは録音家。そう、本作は『PARIS 1991』と同じ「Stephane」氏の録音。その大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品なのです。この人物は80年代末/90年代初頭の大陸ヨーロッパで名録音を大量に残した録音家で、IRON MAIDENの名盤『DEFINITIVE PARIS 1993』を筆頭にSCORPIONSの『PARIS 1990』やMOTLEY CRUE『PARIS 1989』、BON JOVIの『PARIS 1993』等々、衝撃的な名録音を次から次へと発表し、現在HR/HM系コレクター界の台風の目となっているのです。そして、本作も金看板を一層輝かせる新名盤。音色的にサウンドボードと間違えたりはしませんが、聴き応えは遜色なし。オンな芯がダイレクト感たっぷりに耳元へ飛びこみ、輪郭もセパレート感もくっきり。空気感もクリアに透き通っており、ホール鳴りが現場のリアリティを醸すことはあっても、ディテールを濁らせたり曇らせることはない。当店のお客様向けに表現しますと「パリのキニー」「フランスのCrazy S.」と言った感じの美音なのです。そんなStephaneサウンドは『PARIS 1991』でも味わえましたが、本作は曲数ボリュームの面で大きく違う。前作はフェスツアー“MONSTERS OF ROCK Tour”の一環で短縮セットでしたが、本作は堂々のフルセット。大名盤『OPERATION: MINDCRIME』の完全再現も実現しているのです。最後に、姉妹作と比較しつつそのフルセットを整理しておきましょう。序盤(7曲)・エンパイア:Resistance(★)/Best I Can/Empire/The Thin Line(★)/Jet City Woman・その他:Walk In The Shadows(★)/Roads To Madness(★)●マインドクライム再現パート(全曲)・I Remember Now/Anarchy-X/Revolution Calling/Operation: Mindcrime/Speak/Spreading The Disease(★)/The Mission(★)/Suite Sister Mary(★)/The Needle Lies(★)/Electric Requiem(★)/Breaking The Silence/I Don't Believe In Love/Waiting For 22(★)/My Empty Room(★)/Eyes Of A Stranger アンコール(2曲)・エンパイア:Silent Lucidity・その他:Last Time In Paris(★)※注:「★」印は『PARIS 1991(Shades 1411)』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。映画『フォード・フェアレーンの冒険』に提供されたレア曲「Last Time In Paris」も含め、絶頂の“BUILDING EMPIRES Tour”をフル体験できるわけです。2023年のHR/HM系コレクターを歓喜させている「Stephane」コレクション。そのQUEENSRYCHE篇……いや、OPERATION: MINDCRIME篇です。歴史的なコンセプト大名盤を現場体験する醍醐味、どうぞ名手サウンドの大元マスターで存分に味わい尽くしてください。「1990年11月30日パリ公演」の大傑作オーディエンス録音。名作『PARIS 1991』とは別公演ながら、同じ名手「Stephane」氏の大元マスターからデジタル化された銘品。オンな芯がダイレクト感たっぷりに耳元へ飛びこみ、輪郭もセパレート感もくっきりした名録音で、大名盤『OPERATION: MINDCRIME』の完全再現ショウを現場でフル体験できます。Elysee Montmartre, Paris, France 30th November 1990 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(68:50) 1. Intro 2. Resistance 3. Walk in the Shadows 4. Best I Can 5. Empire 6. The Thin Line 7. Jet City Woman 8. Roads to Madness Operation: Mindcrime 9. I Remember Now 10. Anarchy-X 11. Revolution Calling 12. Operation: Mindcrime 13. Speak 14. Spreading the Disease 15. The Mission Disc 2(49:59)1. Suite Sister Mary 2. The Needle Lies 3. Electric Requiem 4. Breaking the Silence 5. I Don't Believe in Love 6. Waiting for 22 7. My Empty Room 8. Eyes of a Stranger 9. Silent Lucidity 10. Take Hold of the Flame Geoff Tate - Lead VocalsChris Degarmo - Lead Guitar, Vocals Michael Wilton - Guitars Eddie Jackson - Bass Scott Rickenfield - Drums

Queensryche クィーンズライク/France 1990 Complete

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