繊細なタッチと美しい旋律で「ピアノの詩人」とも呼ばれるフレッド・ハーシュが今年7月にトリオでウィーンのジャズ・クラブに出演した模様を放送用音源で収録した美音最新ライブです。自身のトリオやソロではもちろん、ジュリアン・ラージやビル・フリゼールらとのデュオで、あるいはストリング・カルテットと組んで、さまざま柔軟なフォーマットで持ち前の豊かな詩情というか、イマジネイティヴな色彩感というか、そういったものを繊細に表現し続けているジャズ・ピアニストとして知られるフレッド・ハーシュは、2008年に病に倒れ、一時は再起不能とまで言われました。その後、アルバム「WHIRL」で見事にカムバックしてファンは安心しました。今回、メガ・ディスクからリリースされた最新ライブではフレッドの美しいピアノを再確認出来るライブとなりじっくりとお聴き頂けます。ベースにはニューヨークを中心に世界で活躍してるドリュー・グレス、ドラムスにはビル・フリゼールやゲイリー・ピーコックのアルバムでもお馴染みのジョーイ・バロンとで構成されたトリオ。フレッドが奏でるピアノの美しい旋律はもちろんのこと、三位一体トリオの醍醐味を全身でしっかり堪能して頂けます。ライブ・アット・ポギー&ベス・クラブ、ウィーン、オーストリア 07/05/2023 Disc 1 1.Introduction 2.Announcement Fred Hersch 3.Everybody's Song But My Own 4.Playing Song 5.Little Song 6.Serpentine 7.Birdding 8.Dedication To Antonio Carlos Jobim Disc 2 1.Calligram 2.Shoot The Bell 3.Some Other Time 4.Work 5.Somewhere 6.Unknown フレッド・ハーシュ(p) ドリュー・グレス(b) ジョーイ・バロン(dr)