2015年ジャパン・ツアーの完結編となる大傑作が2CDで登場です! 本作をもって、全公演すべてを超高音質ライヴアルバムでコンプリートすることが可能になりました。まずは、今回のツアー日程を再度おさらいしてみましょう。・11月9日:東京・日本武道・11月10日:大阪・オリックス劇場《オフ》・11月12日:名古屋・ZEPP名古屋・11月13日:仙台サンプラザ【本作】このように、今回のジャパンツアーは全4公演。このうち、冒頭3公演は「BUDOKAN 2015」と「NAGOYA 2015+OSAKA 205」としてリリースされました。本作は、最後に残った「2051年11月13日仙台サンプラザ公演」を開演前BGM(16分以上!)から終演を告げる「Kings Of The World」まで完全収録したオーディエンス・アルバムなのです。そんな本作最大のポイントは、クオリティ。プレス化されたことからもお察しの通り、サウンドボード級のクオリティと客席録音ならではのリアリティに溢れた素晴らしい録音なのです。現場となった“仙台サンプラザ”は、2,000席規模の遠景ホールで「ミニ武道館」の異名を持つ会場。本作のサウンドは、まさにその旨みをたっぷりと吸い込んだもの。武道館らではのスペクタクルを体現した「BUDOKAN 2015」、ライヴハウスの密着感が凄まじい「NAGOYA 2015」の両方を美味しいどこ取りしたようなサウンド。VIP席から録られたというサウンドは、楽音が目前にググッと迫り、その後頭部には独特なムードの空間が広がるという立体感。絶妙な超クオリティとバランスを併せ持つ感覚なのです。観客のムードも素晴らしい。声援を贈りながらも、じっくりと聴き込む日本人らしい反応で楽曲の美しさが際立つ。だからと言って静かに黙りこくるのでもない。テーパー近くの観客は静かに見守っていますが、会場全体ではジョー・エリオットの呼びかけに大いに応え、共に歌う。その歌声が遠くに、しかしぶ厚く広がる。その絶妙な感覚で響き渡るアコースティックの「Two Steps Behind」。そして一瞬にして音世界が一変する「Rocket」の流れ……。全国に2,000席規模の会場は数あれど、「ミニ武道館」、しかもその特等席でしか味わえない感動です。そんな全国屈指のサウンドで繰り広げられるのは、名古屋に続く特別感も美味しいセットリスト。東京・大阪とは異なり、リリースされたばかりの新作「DEF LEPPARD」の「Dangerous」と「VAULT」の「When Love And Hate Collide」が披露されているのです。「Dangerous」は、名古屋が全世界初演だったわけで、今回が2回目。「HYSTERIA」に入っていてもおかしくないような曲調で、日本公演後もレギュラー化しています。また、同じく新曲「Let's Go」は、初日の武道館でも演奏されていましたが、こちらも全世界11回目の演奏。名古屋における“全世界初演”のインパクトには及びませんが、これから代表曲化するかも知れない2つの名曲の極初期バージョンを超クオリティで楽しめるわけです。「次のツアーでまた会おう。俺たちを忘れるなよ、俺たちはお前らを忘れないぜ。さよなら、ジャパン!」と言って去るジョー・エリオット。昂ぶった気持ちを鎮めるような「Kings Of The World」が流れる中、本作は終了します。遅れて届いた届いた最終公演は、単なる高音質ではく、絶妙なバランス感覚までも備えたツアー全録音の中でも絶品の大傑作でした。初日の気合いと武道館スペクタクルの「BUDOKAN 2015」、ライヴハウスの密着感と「Dangerous」の全世界初演のインパクが凄まじい「NAGOYA 2015」、そしてそのすべてを凝縮したような総合傑作たる本作。第3の傑作にして、ツアー総決算の最終日ライヴアルバム。Sendai Sunplaza Hall, Sendai, Japan 13th November 2015 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1(66:30) 1. Pre Show Music 2. Let's Go 3. Rock! Rock! (Till You Drop) 4. Animal 5. Let It Go 6. Foolin' 7. Dangerous 8. Love Bites 9. Armageddon It 10. Rock On 11. Undefeated Disc 2(52:02) 1. MC 2. Two Steps Behind 3. Rocket 4. When Love And Hate Collide 5. Switch 625 6. Hysteria 7. Let's Get Rocked 8. Pour Some Sugar On Me 9. Rock Of Ages 10. Photograph 11. Kings Of The World (Outro) Joe Elliott - Vocal Phil Collen - Guitar Vivian Campbell - Guitar Rick Savage - Bass Rick Allen - Drums