2022年には展覧会「ブライアン・イーノ・アンビエント・キョウト(BRIAN ENO AMBIENT KYOTO)」が、京都で長期開催されたり、2023年にはイーノが手がけたサウンド・トラック・アルバム『Top Boy (Score From the Original Series)』がリリースされたりと、近年また精力的活動を再開している中、2023年秋にイギリスで少回数のみ行われた貴重なコンサートから、その最終日を飾った10月30日ロンドンのロイアル・フェスティバル・ホールでのアーリー・ショーを、テーパーにより公開されたデジタル・オーディエンス・マスターからフル収録。こちらは期間限定でイギリス国内だけで行われたコンサートのひとつで、当日は2回公演があり、レイト・ショーとセット・リストが変わらなかったため、よりまとまりが良かったこちらのライブを75分にわたり収録。そして近年の作品をベースにしたクラシカル音楽のような繊細なサウンドは、ピアニッシモからフォルテッシモまで音量幅が広く、それでいて会場の緊迫したかのような空気感はやはり独特なもので、そんな中でも静かなる名曲として知られる「BY THIS RIVER」あたりは必聴。Recorded at Royal Festival Hall, London, UK, October 30th 2023 (Early Show) / Digital Audience Recording 1. THE SHIP 2. FICKLE SUN I 3. FICKLE SUN II / THE HOUR IS THIN 4. FICKLE SUN III / I'M SET FREE 5. BY THIS RIVER 6. WHO GIVES A THOUGHT 7. AND THEN SO CLEAR 8. BONE BOMB 9. MAKING GARDENS OUT OF SILENCE 10. THERE WERE BELLS