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Yes イエス/CA,USA 10.5.1978 Complete Mike Millard Master Tapes

絶対名手ミラード・コレクションでもサウンドと作品数で群を抜いていたYES録音。その最後の大元マスターが登場です。そんな本作に永久保存されているのは「1978年10月5日イングルウッド公演」。その超絶級オーディエンス録音です。2020年から続くマイク・ミラードの大元マスター発掘ですが、特に膨大な作品数が誕生したバンドがYESでした。似たタイトルの作品も多くなりましたので、特にリック・ウェイクマンが復帰した1977年ー1979年に絞り込んでコレクションを再確認しておきましょう。1977年:“GOING FOR THE ONE Tour”・9月23日『L.A. FORUM 1977 1ST NIGHT(ギフト)』・9月24日『L.A. FORUM 1977 2ND NIGHT』・9月26日『LONG BEACH ARENA 1977』1978年;“TORMATO Tour”・10月5日『L.A. FORUM 1978 1ST NIGHT』←★本作★・10月6日『L.A. FORUM 1978 2ND NIGHT』1979年:“TEN TRUE SUMMERS Tour”・5月25日『LONG BEACH ARENA 1979 1ST NIGHT』・5月26日『LONG BEACH 1979 2ND NIGHT』以上の7作品。ミラードは1991年の“UNION Tour”まで録音を繰り返していましたが、テーパー側/バンド側の双方が絶頂だったのはこの3年間に尽きるでしょう。本作はその中でも“TORMATO Tour”の名作であり名盤『L.A. FORUM 1978 2ND NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』の前日。サウンドボード・アルバム『DEFINITIVE WEMBLEY 1978: SOUNDBOARD』も同時リリースとなりますが、その約3週間前でもありました。そんなショウで記録された本作は、ミラードのYESコレクションでも「最後の1本」と称されて公開された完結篇。本作が最後になったのはクオリティに問題があったからではなく、この日の「The Big Medley」が『THE WORD IS LIVE』で公式化されていたから。実際、本妻から流れ出るサウンドは問題があるどころか、ミラードYESの完結篇に相応しい。旧来の1stジェネ盤も素晴らしかったので大化けとまでは言えませんが、ダビング・ゼロの大元マスター・サウンドはやはり究極。以前から『THE WORD IS LIVE』の公式サウンドボードにも負けないサウンドで知られてきたわけですが、本作は一皮剥けたような瑞々しさが素晴らしい。従来マスターはわずかなダビング痕を消し去るようにアタックの強めなマスタリングで仕上げられる事も多かったのですが、今回の大元マスターにはその必要すらない。完全無加工なナチュラル感は絶大で、現場の空気がスピーカーから直接吹き出すようなリアリティを味わえるのです。そのスーパー・ナチュラルなサウンドで描かれるのは、黄金の70年代を総括するようなフルショウ。前述のように同時リリースの『DEFINITIVE WEMBLEY 1978: SOUNDBOARD』の直近アルバムでもありますが、あちらは残念ながら放送枠に沿った抜粋が宿命。それに対し、本作は公式サウンドボードばりのクオリティでフルショウ体験ができる。その圧倒的な曲数ボリュームを実感するためにも、最後に比較しながらセットを整理しておきましょう。トーマト・Future Times(★)/Rejoice(★)/Circus Of Heaven/Don't Kill The Whale/Madrigal(★)/On The Silent Wings Of Freedom その他・サード・アルバム:The Clap/Starship Trooper/I’ve Seen All Good People・こわれもの:Heart Of The Sunrise/Roundabout・その他:Siberian Khatru/Awaken/メドレー(Time And A Word/Long Distance Runaround/The Fish/Perpetual Change/Soon)※注:「★」印は大定番『DEFINITIVE WEMBLEY 1978: SOUNDBOARD』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。『DEFINITIVE WEMBLEY 1978: SOUNDBOARD』でも公式映像『LIVE IN PHILADELPHIA 1979』より遙かに長尺だったわけですが、本作はさらに「Future Times」「Rejoice」「Madrigal」まで楽しめる。「Madrigal」はクリス・スクワイアの没後に復活して『YES 50 LIVE』に収録されたりもしましたが、「Future Times」「Rejoice」は70年代だけの限定曲。それをオフィシャル級サウンドで楽しめるのは、まさにお宝なのです。絶対名手ミラードがこよなく愛したYES。その最後の大元マスターを永久保存した2枚組です。ミラードのYESコレクションに目のないコレクター諸兄はもちろん、シンプルに“TORMATO Tour”を超極上サウンドで体験されたい方にも絶対推薦な1本。「1978年10月5日イングルウッド公演」の超絶級オーディエンス録音。従来の1stジェネを上回る大元マスターで、無加工で隅々まで鮮明な瑞々しさが絶品。この日の「The Big Medley」が『THE WORD IS LIVE』で公式化されていますが、聴き比べてもまったく負けていません。「Future Times」「Rejoice」「Madrigal」など、当時ならではのレア曲も美味しいフルショウを超絶サウンドで体験できます。The Forum, Inglewood, CA, USA 5th October 1978 TRULY PERFECT SOUND UPGRADE Disc:1 (61:48) 1. The Young Person's Guide To The Orchestra 2. Opening 3. Siberian Khatru 4. Heart Of The Sunrise 5. Future Times 6. Rejoice 7. Circus Of Heaven 8. Time And A Word 9. Long Distance Runaround 10. The Fish 11. Perpetual Change 12. Soon Disc 2 (71:39) 1. Don't Kill The Whale 2. Madrigal 3. Clap 4. Starship Trooper 5. Madrigal 6. On The Silent Wings Of Freedom 7. Keyboard Solo 8. Awaken ★終演後の歓声が長い 9. I've Seen All Good People 10. Roundabout 11. Outro Music Jon Anderson - Vocals Steve Howe - Guitar & Vocals Rick Wakeman - Keyboards Chris Squire - Bass & Vocals Alan White - Drums

Yes イエス/CA,USA 10.5.1978 Complete Mike Millard Master Tapes

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