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Pink Floyd ピンク・フロイド/England,UK 1974 British Winter Tour LP Edition Upgrade

オフィシャル名盤『あなたがここにいてほしい』『アニマルズ』に影響を与え、音楽史を強引にねじ曲げた伝説音源が半世紀の時空を超えて復刻。「GRAF ZEPPELIN」による最高峰更新クオリティ2CDでリリース決定です。その伝説録音が記録されたのは「1974年11月19日ストーク=オン=トレント公演」。その伝説的オーディエンス録音です。1974年は『狂気』に続く新曲が試奏された事で知られ、初期バージョンの「Shine On You Crazy Diamond」や「Raving And Drooling (Sheepの原曲)」「You Gotta Be Crazy(Dogsの原曲)」が披露されました。ところが、バンドが正式にアルバム製作する前に、試奏されたライヴの客席録音が流通。アングラ音源の常識外となる空前の大ヒットを記録したため、アルバムの計画が大きく変更になりました。いきなり有名な逸話から始めてしまいましたが、その引き金となった伝説LPこそ『BRITISH WINTER TOUR 74(PFL 7501 / Nr.17610)』。本作は、そんな歴史を変えた伝説録音をベースに、最長・最高峰を更新した50周年盤なのです。このLPは“1974 British Winter Tour”の知名度そのものを引き上げたわけですが、現在では他にも幾つかの名録音が知られています。コレクションを整理する意味でも、当時の活動概要からショウのポジションに迫っていきましょう。“1974 French Summer Tour”・6月18日ー26日(7公演)“1974 British Winter Tour”・11月4日ー14日(5公演)*11月15日『WEMBLEY 1974 2ND NIGHT』*11月16日『WEMBLEY 1974 PRE FM MASTER』*11月17日『WEMBLEY 1974 FINAL NIGHT』*11月19日:ストーク=オン=トレント公演 ←★本作★・11月22日ー12月5日(7公演) *12月9日『MANCHESTER 1974』・12月10日ー14日(3公演)これが1974年のPINK FLOYD。ツアーと言っても「夏のフランス」と「冬の英国」のみでした。後者はウェンブリー公演のプレス名盤群が特に著名ですが、本作のストーク=オン=トレント公演はその直後となる9公演目でした。このショウは二部構成「第一部=新曲×3/第二部=狂気+エコーズ」となっていました。本作は、その全景を楽しめるライヴアルバム。ただし、単純なフル録音ともちょっと違う。ここかららは、第一部/第二部に分けて進めていきましょう。DISC 1(第一部):伝説LPの最高峰更新版「Raving And Drooling」「You Gotta Be Crazy」「Shine On You Crazy Diamond」本作のDISC 1は、伝説LP『BRITISH WINTER TOUR 74』。伝説の知名度に反して、この録音は伝説LPがすべて。通常、有名録音ほどマスター・テープの探索・発掘が行われるものですが、当時地下リリースされた『BRITISH WINTER TOUR 74』以外に何のソースも見つかっていないのです。そうなると「いかに精密にデジタル化するか」が最大のポイント。伝説の記録だけに幾多のトランスファーが存在するわけですが、本作はその中でも研究家が見いだしたベスト・マスターを使用。さらに「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングで磨き上げられた最高峰版なのです。実際、そのサウンドは過去最高。長らく最高峰を務めてきたのは20年前にヒットしたSireneレーベル盤だったわけですが、それでも位相が大きく左に偏っており、ノイズ・リダクションのせいでサウンドもくぐもっていました。本作は、そうした欠点がない。2024年基準のノイズ処理によって演奏音はナチュラルなまま美しく鳴り、抜けも明るさも向上している。さらに1/1000秒のズレも許さない位相補正によって定位もセンターにビシッと安定。頭を左に引っぱられるような従来の感覚がなくなり、綺麗に整っているのです DISC 2(第二部):別録音の最新トランスファー版『狂気』全部+「エコーズ」そして、第二部。こちらも曰わくの音源です。そもそも『BRITISH WINTER TOUR 74』は第一部しか記録されていなかったのですが、後年になって第二部も発見されました。ところが、これは『BRITISH WINTER TOUR 74』とはまったくの別録音だったのです。前述したように『BRITISH WINTER TOUR 74』録音には第二部パートが発見されていないわけですが、後発録音も第二部だけで第一部が見つかっていない。2つの記録は互いに重なるパートがなく、本作は両方を並べることでショウ全曲を再現しているわけです。そして、こちらも最高峰の更新盤。ごく最近になって公開された最新トランファー版を採用し、DISC 1と同様に「GRAF ZEPPELIN」が磨き込んだものなのです。まず、長い。「The Great Gig」のエンディングや「Money」の冒頭が約2秒ずつ長く収録され、「Echoes」の出だしも4秒ほど長尺になっています。もちろん、そうした数秒の長尺化は最新トランスファーの証にすぎません。それ以上に肝心なのは、全編を貫くサウンド。具体的な世代数は判明していないものの、従来マスターより明らかに若ジェネで輪郭も鮮やかなら伸びも美しい。無音も深みを増し、キリッとした演奏音のが浮かび上がる様は、まるで録音ポジション自体がグッとステージに近寄ったかのようです。そして、DISC 1と同じく……いや、それ以上に「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングが効いている。位相ズレが補正されたことで定位がセンターに揃い、ステレオ感も幅広い。さらに帯域分析を経た上でもバランス調整によって丸くくぐもっていた抜けが格段に向上し、演奏音の厚みもリッチ。まさに「別モノ級」のアップグレードなのです。もし『BRITISH WINTER TOUR 74』が存在しなかったとしたら? 『あなたがここにいてほしい』『アニマルズ』はまったく別のコンセプトで世に出ることになり、ツアー体験をきっかけとした『ザ・ウォール 』も生まれない。私たちの知るFLOYD史は消えてなくなり、プログレッシヴ・ロックの……いや、ロック史そのもののが変質したのは間違いありません。本作は、そんな伝説LPを精緻に復刻し、さらに別音源まで駆使してショウ全体を再現したライヴアルバムです 1974年UKツアー音源より伝統音源が意外にもレーベル初リリース! 前回盤はsirene盤(2004年)であり、実に20年ぶりの久々のリリース。本公演は'70年代にほぼリアルタムでライブ前半の当時未発表の3曲がLPリリースされ、アレコレとあって非常に有名なライブ Disc1はそのLPからのリマスターでDisc2はLPとは別のAud 音源からの収録なのは、既発Sirene盤と同じコンセプト。どうやら未だにLPの元テープも発掘されないばかりか、 Disc2のライブ後半で使用されるステレオテープ音源の前半部分も未だに発掘されないという、つまり2種類の音源が互いに交わる部分が一切ない、非常に謎を秘めたものとなっております。ちなみにLP盤は'90年代序盤頃までは中古で結構見かけたものですが、近年は全く見かけずレア盤化しており、おかげでジャケがラミネート加工されてないリプロLP盤まで出回っているようです。。Disc1のLPパートは過去に流通したベストバージョンのデジタル化データよりの最新リマスターで、元LPで左に大きく偏っていた位相が修正されたのが今回の大きなポイントです。またスクラッチノイズもピンポイントで除去され終始殆ど気になることはありません。全体の音色もノイズ除去の影響を受けていませんので、明るめの質感で抜けの良さも増しています。Disc2の狂気とEchoesに関しては、既発と同じソースですが最近流通したアップグレード版のリマスター。ジェネは不明ですが、明らかに鮮度が良くなり位相のズレも解消され見通しがかなり良くなりました。非常に音も近く厚みのある上質なステレオサウンドです。Echoes中盤のギターパートに左右のチャンネルを操作したような音が振られる現象(?)があるのは既発と同じ。またカット前後はThe Great GigのケツおよびMoneyの出だしがそれぞれ2秒ほど、Echoes出だしは4秒強長くなっているのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。「1974年11月19日ストーク=オン=トレント公演」の伝説的オーディエンス録音。公式作品に先んじて「Raving And Drooling」「You Gotta Be Crazy」「Shine On You Crazy Diamond」を世に知らしめた伝説LP『BRITISH WINTER TOUR 74』をベースに、LP未収のショウ後半を別録音で再現したライヴアルバム。ショウ前半(LPパート)も、後半(別録音パート)もベスト・マスターを「GRAF ZEPPELIN」が磨き直した最高峰更新盤です。Trentham Gardens, Stoke-on-Trent, Staffordshire, England 19th November 1974 TRULY PERFECT SOUND UPGRADE!!! Disc 1 (47:34) Taken from The LP "British Winter Tour 74"(PFL 7501 / Nr.17610) 1. Raving And Drooling 2. You Gotta Be Crazy 3. Shine On You Crazy Diamond Disc 2 (77:53) The Dark Side Of The Moon 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe(Reprise) 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse 12. Echoes

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