ここでしか聞けないフラットトランスファー盤!このアルバムのモノラル盤は音が悪いとの評を一気に覆す極上の『ARE YOU EXPERIENCED』です!モノラルならではのガツンとしたサウンドとフラットトランスファー由来の高音質を一挙両得した必聴盤!1960年代のアーティストの例に漏れず、ジミヘンも最初の二枚アルバムでモノラルとステレオ両方のミックスが作られていました。『AXIS: BOLD AS LOVE』は晴れて公式のCD化が昨年実現しましたが、ファースト・アルバム『ARE YOU EXPERIENCED』のモノはと言うと、2020年にステレオとカップリングされたSACDがアメリカだけでひっそりとリリースされていたのです。それが思いのほか話題にならないのはSACDのみでのリリースだったということ。おまけにモノの相性もイマイチで、モノラル特有の音圧がSACD化された際に痩せた音へと陥ってしまいやすい。それに何と言ってもアメリカでのリリースということから、アルバムの内容もアメリカ盤仕様でリリースされてしまっている。つまり「Red House」と「Can You See Me」が収録されていない『ARE YOU EXPERIENCED』だったということ。こうした経路から未だにCD化に恵まれていない本作のモノですが、LP自体も一筋縄ではいきません。UKオリジナルを始めとして当時リリースされた『ARE YOU EXPERIENCED』のモノラル盤LPはカッティングの仕上がりがまずく、意外なほどイマイチな音質。それは担当したブライアン・キャロルが、当時の安価なプレーヤーでの針飛びを危惧して高音域をカット&大幅に音域を圧縮してレコードをカッティングしたためだと言われています。60年代の他のアーティストやグループとは違い、モノラルの本国オリジナル盤が良いとは限らないという烙印が押されてしまったのがこの『ARE YOU EXPERIENCED』だったのでした。では、同アルバムのモノラルはどれが最も優れているのか?という疑問に対して意外な伏兵として現在マニアの間で脚光を浴びているのがフランスのBarclayレーベル。同レーベルはジミの死後にこぞってアルバムやシングルを再発しましたが、その一環で実現した『ARE YOU EXPERIENCED』のセカンド・プレス“のみ”がなんと極上の音質だったのです!この時期のBarclayからの各種ジミヘン・リリースの例に漏れず、このセカンド・プレスには『ARE YOU EXPERIENCED』とまったく関係のないワイト島のライブ写真がジャケに使われていました。そこだけだと海外盤によくあるデフ・ジャケで終わったところなのですが、中身がバカにできない。なんとこのセカンド・プレスに限ってBarclayは本国UKのTrack Recordから指示されていたカッティングの行程を忘れ、何と元のテープからEQやコンプを通さずに、フラット・トランスファーのままでレコードをプレスしてしまったという!この行き違いが災い転じて60年代当時のLPよりも音質の優れたモノ・バージョンのリリースを実現させてしまったのです(なお同作品のフランスのモノラル盤の中でも、ファーストプレスとサードプレスは本国UKのTrack Recordからの指示通りにカッティングを行っているため、フラットトランスファーで聞けるのはこのセカンドプレスのみ)!そんな伏兵たるLPを丁寧にCD化してくれたのがProf.Stonedでした。以前にも60年代のLPより音が良いと72年リリースのスペイン盤から見事な手腕のストーンズ『AFTERMATH (EXPANDED MONO EDITION)』という実績がありましたが、今回もまた別格の仕上がりが鮮烈。スクラッチノイズが一切聞こえないどころか、音の歪みや澱みも一切ないスーパークリーンな状態でノンEQ/ノンコンプなLPの極上音質を封じ込めてくれている。『ARE YOU EXPERIENCED』のモノラルと言えば以前UKオリジナル盤を丁寧にトランスファーしたギフトCD-Rが大好評を博したことがありましたが、無情にも今回のフランスBarclay盤セカンドプレスとは比較になりません。それほどBarclay盤セカンドプレスが誇るノンEQ/ノンコンプのフラット・トランスファーは圧倒的な音の鮮度が際立ち、なおかつ低音も良く出ている。そしてモノラルならではのミックスの違いも随所に現れており、「Red House」はステレオだと演奏が終わってジミが話しかけるところで切られていたのに対し、ここではチャス・チャンドラーの返答まで収録。また「Fire」はピッチが高めでステレオより各ボーカル・パートが前面に飛び出してくる。そして「I Don't Live Today」やタイトル曲ではステレオ以上に混沌とした世界が感じられるなどモノラルらしさが超クリーンに聞けてしまうお手軽CDバージョン。もちろ Barclay盤ならではのワイト島デフジャケも忠実に再現しました!これぞ「最も音の良い」ジミ・ヘンドリックスの出発点です!(39:47) 01. Foxy Lady 02. Manic Depression 03. Red House 04. Can You See Me 05. Love or Confusion 06. I Don't Live Today 07. May This Be Love 08. Fire 09. Third Stone from the Sun 10. Remember 11. Are You Experienced





























