本作は1982年のヨーロッパ・ツアーからオランダ、ハーグ公演を地元FM局AVROが放送したライブ音源を録音したテープを海外マイルス・マニアの手によるレストア作業によって見事な音質に変貌しました。長い沈黙からのカムバックを経て、完全復活を遂げたマイルスが新世代バンドと共に構築する「新しいジャズの形」がここにあります。ミニマルかつファンキー、そして都市的な緊張感に満ちた演奏は、70年代の電化サウンドをさらに洗練させた到達点とも言えるサウンド。ギター、シンセ、リズム隊が織りなすグルーヴの上を鋭く切り裂くように舞うミュート・トランペット、その一音一音が、音数以上の“空間”を支配するのはまさにマイルスならでは。緊張と静寂、爆発と抑制が交錯する瞬間は、ライヴならではのスリルに満ち引き込まれていきます。すべてを支配するマイルスのカリスマと指揮力が、音の隙間にまで宿る。ここで聴けるのは単なる復帰後の姿ではなく、“未来を更新し続けるアーティスト”としてのマイルスの真骨頂です。Live At Congresgebouw, The Hague, The Netherland April 28th, 1982 Disc 1 1.Back Seat Betty(inc) 2.My Man's Gone Now 3.Fat Time 4.Aida Disc 2 1.Ife 2.Jean Pierre Miles Davis(tpt, el-p) Bill Evans(ss, ts, fl) Mike Stern(g) Marcus Miller(b) Al Foster(dr) Mino Cinelu(perc)





























