公式から見放された秘境“SOMEWHERE ON TOUR 1986-1987”を録音し続けた名匠“Crazy S.”氏。その伝説録音がアップグレードです。そんな本作に吹き込まれているのは「1986年10月15日シェフィールド公演」。その極上オーディエンス録音です。「メイデンのCrazy S.コレクション」と言えば、最新トランスファーによるアップグレード盤『MANCHESTER 1986 1ST NIGHT』『IPSWICH 1984』も記憶に新しいところですが、本作はその第三弾。同じ海外マニアが大元マスターから最新機材で再デジタル化した銘品アルバムです。“SOMEWHERE ON TOUR”は、ライヴビデオ『LIVE AFTER DEATH』『MAIDEN ENGLAND』に挟まれてしまったために公式アーカイヴがなく、その代わりとなる高音質サウンドボードにも恵まれなかった。80年代でも随一の秘境です。だからこそ世界中でオーディエンス発掘も盛んなのですが、中でも最重要とされているのが“Crazy S.”コレクションだったりします。もちろん、音が良いから重視されるわけですが、理由はそれだけでもない。その辺の事情をご説明するためにも、まずは当時のツアー概要から振り返っておきましょう。1986年・9月10日『BELGRADE 1986』《The Loneliness of the Long Distance Runnerがセット落ち》・9月11日+12日:欧州#1a(2公演)《Flight of Icarusがセット落ち》・9月14日~25日:欧州#1b(9公演)・10月3日~11月9日:英国(27公演)←★ココ・11月12日~12月18日:欧州#2(27公演)←※PARIS 1986他 1987年・1月7日+8日:北米(2公演)《Sea Of Madnessがセット落ち》・1月9日~5月2日:北米(77公演)←※CAUGHT SOMEWHERE IN CHICAGO他・5月11日~21日:日本(7公演)←※DEFINITIVE BUDOKAN 1987他 伝説盤の姉妹篇ながら絶好調だったシェフィールド初日 これが『SOMEWHERE IN TIME』時代のIRON MAIDEN。来日公演も思い出深いところですが、そこに至るまでにセットは変化。特に『SOMEWHERE IN TIME』ナンバーでも貴重な「Sea Of Madness」は重要で、6人時代になってから一度もやっていない隠れ名曲。基本的に「北米/日本」では演奏されなかったため、「欧州/英国」こそが真髄とされているのです。そして、そんな「英国」レッグの代名詞となっているのが名匠“Crazy S.”氏。名盤『DEFINITIVE LEICESTER 1986』を筆頭に、名作・傑作を大量に残しており、古くから「音が良い」と評判となった録音はことごとく“Crazy S.”作品だった……という状態なのです。ここで、さらに日程をフォーカスしてそのコレクションを確認してみましょう。「英国」レッグの詳細*10月3日『DEFINITIVE YEARS VI(オックスフォード)』・10月4日~8日(4公演)*10月10日『MANCHESTER 1986 FIRST NIGHT』*10月11日『CAUGHT ALIVE IN U.K.(マンチェスター)』*10月12日『LIVERPOOL 1986』*10月14日『DEFINITIVE LEICESTER 1986』*10月15日:シェフィールド公演 ←★本作★*10月16日『CAUGHT SOME FLU IN SHEFFIELD』《ブルースの不調でツアーが中断》*10月20日『DEFINITIVE YEARS V(ノッティンガム)』・10月21日+22日(2公演)《Where Eagles Dareがセット落ち》*10月24日+25日『NEWCASTLE STRANGERS』・10月27日:エディンバラ公演(初日)*10月28日『EDINBURGH 1986 2ND NIGHT』*10月30日『CAUGHT ALIVE IN U.K.(バーミンガム)』・10月31日~11月9日(8公演)……と、このようになっています。熱心なコレクター諸兄なら「1986年シェフィールド」と言えば、超高音質とブルース絶不調が伝説な『CAUGHT SOME FLU IN SHEFFIELD』を思い浮かべるかも知れませんが、あれはシェフィールド2日目。それに対し、本作が録音されたのは同じシェフィールドでも前日。そう“Crazy S.”氏のシェフィールド録音には2つあり、「絶不調の2日目=CAUGHT SOME FLU IN SHEFFIELD」に対する「絶好調の初日=本作」という姉妹作なのです。ダイレクト感を誇る最高峰更新盤 この録音自体も『THE DEFINITIVE YEARS』の一部として親しまれてきましたが、本作はその最高峰更新盤。『MANCHESTER 1986 1ST NIGHT』『IPSWICH 1984』と同じく海外マニアが“Crazy S.”氏の大元マスターから最新機材で再デジタル化した最新トランスファー盤です。そのアップグレードぶりは、『MANCHESTER 1986 1ST NIGHT』でも実証済みの効果。従来版よりもグッと抜けが良くなり、輪郭の際立ちも向上。音像も明るく見通しが良くなり、元々のダイレクト感が更に鮮やかに浮かび上がる。かも、本作の本来のポテンシャルは凄まじいものがあり、オンで力強いダイレクト感は、あの『DEFINITIVE LEICESTER 1986』さえ凌ぐほど。あまりにパワフルなために所々オーバーピーク気味になるシーンもなくはないのでプレス化は見送られましたが、もし『DEFINITIVE LEICESTER 1986』がなかったらツアーNo.1の王者録音と呼ばれていたかも知れない。今回の最新トランスファーは、その潜在力がムキ出しになった。2日目の『CAUGHT SOME FLU IN SHEFFIELD』はブルース絶不調によって伝説となったわけですが、本作はサウンドだけで伝説になり得る新名盤なのです。大代表作『DEFINITIVE LEICESTER 1986』の翌日にして、稀代の大怪作『CAUGHT SOME FLU IN SHEFFIELD』の前日。「1986年10月15日シェフィールド公演(初日)」の極上オーディエンス録音。ブルース絶不調で伝説となった大怪作『CAUGHT SOME FLU IN SHEFFIELD』の前日で、こっちは絶好調。名匠“Crazy S.”氏の大元マスターを海外マニアが最新トランスファーした最高峰更新盤で、『MANCHESTER 1986 1ST NIGHT』『IPSWICH 1984』に続く第三弾でもある新名盤です。City Hall, Sheffield, UK 15th October 1986 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) UPGRADE!! Disc:1 (61:05) 1. Intro: Bladerunner (End Titles) 2. Caught Somewhere In Time 3. 2 Minutes To Midnight 4. Sea Of Madness 5. Children Of The Damned 6. Stranger In A Strange Land 7. Wasted Years 8. Rime Of The Ancient Mariner 9. Walking On Glass 10. Where Eagles Dare Disc:2 (54:04) 1. Heaven Can Wait 2. Phantom Of The Opera 3. Hallowed Be Thy Name 4. Iron Maiden 5. The Number Of The Beast 6. Run To The Hills 7. Member Introduction 8. Running Free 9. Sanctuary Bruce Dickinson - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar Nicko McBrain - Drums





























