『BLEACH』をリリースし、世界をひっくり返すまでのカウントダウンが始まった1989年のNIRVANA。幻のメンバー:ジェイソン・エヴァーマン参加の現場を体験できる新マスターが登場。そんな本作に吹き込まれているのは「1989年7月8日シカゴ公演」。その剛力オーディエンス録音です。エヴァーマンは『BLEACH』にクレジットされつつ録音には参加しなかったギタリストですが、その後のツアーには同行。約半年間、NIRVANAは4人編成でした。本作は、そんな泡沫の時代を極上体験できるライヴアルバムです。まずは、当時のスケジュールを紐解き、本作が記録されたショウのポジションを確かめてみましょう。・1月6日:ポートランド公演《1月24日『BLEACH』完成》《ジェイソン・エヴァーマン参加》・2月7日~2月25日:北米#1(5公演)・4月1日~26日:北米#2(4公演)・5月26日~7月18日:北米#3(23公演)←★ココ★《ジェイソン・エヴァーマン解雇》・8月26日:シアトル公演・9月26日~10月13日:北米#4(12公演)・10月23日~12月3日:欧州(37公演)←※VIENNA 1989他 話題の"ジェイコブス・コレクション"を知らしめた秘宝 これが1989年のNIRVANA。『BLEACH』が完成したのは1月下旬で、エヴァーマン参加が2月頭。その後は肩慣らし的な「北米#1」「北米#2」を経て、本格的な「北米#3」へと進んでいきました。本作のシカゴ公演は、そんなエヴァーマン時代の末期にあたる「北米#3」の18公演目でした。そんなショウを記録した本作は、話題沸騰の"アダム・ジェイコブス"氏コレクションから飛び出した大元マスター。ジェイコブス氏は1984年から40年以上にわたり、シカゴのクラブ・シーンをテープレコーダーひとつで記録し続けてきた人物です。「週に何度かライヴに行くなら、ついでに録っておこう」——その気負いのない姿勢で蓄積された録音は1万本を超え、インディー・ロックからパンク、時にはヒップホップまで、シカゴの地下音楽史がそっくりそのままカセットに封じ込められています。近年、体調面から現場での録音を引退したジェイコブス氏でしたが、テープが朽ちてしまう前にとインターネット・アーカイブへの寄贈を決意。2024年末からボランティアの手でデジタル化が進行中で、現在までに約2,400件がデジタル化されたそう。本作は、その途方もないアーカイヴから浮上したNIRVANA篇。"ジェイコブス・コレクション"の代名詞ともなり、全世界にその衝撃を広めている初登場ライヴアルバムなのです。サウンドボードさえ凌駕する極太&ド密着サウンド もちろん、単に貴重なだけでは衝撃ではない。実際に耳に飛び込んでくるサウンドが凄まじいのです。録音自体は以前から知られていましたが、大元マスターは長さもサウンドも大幅アップグレード。パッと聴くと壁となった轟音にも感じるのですが、これは恐らく録音による歪みではなく出音そのもの。実際、塊のような演奏に割って入るヴォーカルは一言一言までくっきりとしていて鮮明ですし、不釣り合いなほど綺麗に通っている。現場に轟くノイズ芸術を正確に記録しているのです。そして、そのダイレクト感はサウンドボード以上。当店では本物サウンドボード・アルバム『VIENNA 1989』が愛されておりますが、本作はあの名作よりもオンで力強いくらい。"Club Dreamerz"という箱の物理的な狭さが、録音法の次元を超えた体感密度をもたらしているのです。本生100%のBLEACHとなる灼熱のステージ そんな極太リアル・サウンドで描かれるのは、ステージ・テンションで爆上げされた『BLEACH』。当店お馴染みの『VIENNA 1989』と比較しながら整理してみましょう。ブリーチ(9曲)・School/Floyd The Barber/Love Buzz/Mr. Moustache(★*)/Paper Cuts(★*)/About A Girl/Scoff/Negative Creep/Blew その他(2曲+2曲)・シングル:Big Cheese(*)/Dive・その他:Polly(★)/Spank Thru ※注:「★」印は『VIENNA 1989』で聴けなかった曲。「*」印は『NEVERMIND』リリース以降に演奏しなくなった曲。……と、このようになっています。全14曲中、『BLEACH』収録曲が9曲。発売からまだ1ヶ月にも満たないファースト・アルバムのナンバーを片っ端から叩きつけるような構成は、まさにデビュー作の生々しい初期衝動そのもの。『VIENNA 1989』では聴けなかった「Mr. Moustache」「Paper Cuts」は、いずれも『NEVERMIND』以降のセットからは姿を消してしまったレパートリーで、この時期でなければ体験できません。また、後にアルバム『NEVERMIND』に収録される「Polly」がすでにセット入りしている点も見逃せない。1989年6月下旬から演奏され始めており、本作は初演から2週間ちょいといったところ。大名盤に繋がる萌芽がクラブの空間に芽吹いているのです。膨大な録音により「シカゴ文化の重要な人物」とまで呼ばれている"アダム・ジェイコブス"氏。そのコレクションのスゴ味を全世界に知らしめた衝撃ライヴアルバムです。幻のジェイソン・エヴァーマン時代のNIRVANAをサウンドボードすら凌ぐ極太サウンドで脳みそに叩きつけてくる衝撃の初登場盤。サウンドボードすら凌ぐ極太サウンドで脳みそに叩きつけてくる衝撃盤。「1989年7月8日シカゴ公演」の完全初登場オーディエンス録音。話題沸騰の"ジェイコブス・コレクション"を全世界に知らしめた衝撃盤で、サウンドボードを凌ぐ極太サウンド。幻のジェイソン・エヴァーマン参加しており、『BLEACH』直後の初期衝動を脳みそに叩き込まれるCDです。Club Dreamerz, Chicago, IL, USA 8th July 1989 (46:46) 1. Intro 2. School 3. Floyd The Barber 4. Love Buzz 5. Mr. Moustache 6. Paper Cuts 7. Polly 8. Big Cheese 9. Spank Thru 10. Dive 11. About A Girl 12. Scoff 13. Negative Creep 14. Blew Kurt Cobain - Guitar, Vocals Krist Novoselic - Bass Chad Channing - Drums Jason Everman - Guitar





























