古巣Chrysalisを離れ、トリオ編成で再出発に臨んだ『BEYOND THE MIST』時代のロビン・トロワー。その完全版とも言うべきサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に記録されているのは「1985年6月28日ミルウォーキー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。スタジオ録音とライヴ録音が混ざった『BEYOND THE MIST』は、制作も発売も1985年。その中で本作のポジションはいかなるものだったのか。当時の活動概要から探ってみましょう。・2月7日~27日:米国#1(10公演)・3月11日~17日:米国#2(3公演)・3月26日(?)公式『BEYOND THE MIST・6月14日~8月3日:米国#3(18公演)←★ココ★ 《10月『BEYOND THE MIST』発売》・10月11日~12日:米国#4(2公演)・10月25日~11月28日:米国#5(17公演)BEYOND THE MISTと同時期のFMサウンドボード これが1985年のロビン・トロワー。ほぼほぼアメリカでのツアーに費やされていたのですが、『BEYOND THE MIST』のライヴ・トラックは英国マーキークラブで録音されました。その日付は「4月」とされつつ、ツアーデートでは「3月26日」。やや判然としないのですが、いずれにせよ本作のミルウォーキー公演は『BEYOND THE MIST』が録音されつつ、まだ発売前というタイミングには違いない。「米国#3」の5公演目にあたるコンサートでした。そんなショウは地元局WQFMで生中継され、数々の既発を生んできた大定番。本作は、そのベスト・マスターからCD化された最高峰盤です。そのソースは、生中継当時に録音された大元カセットそのもの。そのサウンドは、まさに「完全オフィシャル級」。ダビング痕がないのは当然としても、よほどテープの保存状態が良かったのか、経年劣化もまったく見当たらない。無修正な中継だけに『BEYOND THE MIST』より遙かに生々しいのですが、音質自体はまったく引けを取りません。本生100%版BEYOND THE MISTとなる絶対盤 そんな完全オフィシャル級サウンドで描かれるのは、「本生100%版BEYOND THE MIST」とでも言えそうな灼熱のステージ。7曲仕様だった『BEYOND THE MIST』とは比較にならないほど大量のレパートリーが楽しめます。ここで、比較しながら整理しておきましょう。魂のギター(5曲)・Too Rolling Stoned(★)/Day Of The Eagle(★)/Bridge Of Sighs/Lady Love(★)/Little Bit Of Sympathy(★)その他(4曲+6曲)・ビヨンド・ザ・ミスト:Keeping A Secret/Beyond The Mist/The Last Time/The Voice・その他:Into Money(★)/The Ring(★)/Daydream(★)/Rock Me Baby(★)/Time Is Short/Islands(★)※注:「★」印は『BEYOND THE MIST』になかった曲。……と、このようになっています。公式が7曲なのに対し、本作は全15曲。しかも、そのうち9曲が公式にはなかったレパートリーなのですから、まさに完全版。『BEYOND THE MIST』ではスタジオ録音だった「The Last Time」「Keeping A Secret」もライヴ・バージョンです。放送で気合いも入っていたのか、演奏もひたすら熱い。新曲4曲と黄金のクラシックスが交互に織り込むような流れは非常に新鮮で、クラシックスの数々もステージ・テンションで爆上げ。「Daydream」では13分を超える大熱演が展開される。トリオ編成で原点回帰した1985年のトロワーの姿を余すところなく伝えてくれるのです。『BEYOND THE MIST』が7曲のスタジオ+ライヴの混成盤だったのに対し、本作は全15曲のフルショウを完全オフィシャル級のFMサウンドボードで丸ごと体験できる。言わば、公式アルバムが見せてくれなかった「1985年のロビン・トロワー」の真価なのです。大元カセットから起こされたベスト・マスターの瑞々しさで、あのトーンとタッチが脳みそに流し込まれる快感。「1985年6月28日ミルウォーキー公演」のステレオ・サウンドボード録音。大定番FM生中継の大元カセットから起こされた最高峰盤で、『BEYOND THE MIST』と同時期ながらはるかに長大なフルショウが味わえる。公式ではスタジオ録音だった「The Last Time」「Keeping A Secret」も完全オフィシャル級サウンドのライヴで楽しめる絶対盤です。WQFM Rock Stage, Summerfest, Milwaukee, WI, USA 28th June 1985 UPGRADE! 01 -tuning & intro- :46 02 Too Rolling Stoned 6:48 03 Into Money 4:20 04 Keeping A Secret 5:48 05 Day Of The Eagle> 4:23 06 Bridge Of Sighs 11:08 07 The Ring 5:18 08 Beyond The Mist 5:40 09 -song intro- :17 10 Daydream 13:07 11 The Last Time 5:58 12 Rock Me Baby 8:25 13 Lady Love 3:49 14 The Voice 5:23 15 Little Bit Of Sympathy 6:28 -Encore- 16 Time Is Short 5:16 17 Islands 5:10 Robin Trower - guitar Dave Bronze - bass & vocals Martin Clapson - drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING





























