エース・フレーリー脱退後のKISSを救った伝説のギタリスト、ヴィニー・ヴィンセント。その幻の未発表スタジオ・アルバムが登場です!そんな本作に収められているのは、3つのスタジオ録音。未発表に終わったVINNIE VINCENT INVASIONの3rdアルバム『GUITARS FROM HELL(トラック1~6)』、ジェフ・スコット・ソートと行われた秘匿のスタジオ・セッション(トラック7~9)、それにKISSのコンヴェンションで限定販売された激レアEP(トラック10~13)です。どれも海外の研究家監修によるベスト・マスターで、正式リリースに至らなかった幻の名作群を一網打尽にした1枚なのです。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。前半(1~6)幻アルバム『GUITARS FROM HELL』本作の核となるのは、1989年から1991年にかけてロサンゼルスのスタジオで録音された、VINNIE VINCENT INVASIONの幻の3rdアルバム用セッションです。マーク・スローターの後任として、INVASIONの1st『VINNIE VINCENT INVASION』で歌っていたロバート・フライシュマンが復帰。ドラムスはアンドレ・ラベルが担当し、Enigmaレコードがレコーディング費用を出資していました。この音源は様々な名前で呼ばれ、コレクター達の混乱を招いても来ました。当初は『REVENGE』の仮題で制作が進んでいましたが、ジーン・シモンズがこのタイトルを気に入り、「KISSに使わせてくれないか」とヴィニーを説得。結果、KISSの1992年作が『REVENGE』となり、ヴィニーは自身のアルバムを「GUITARS FROM HELL」に改題しました。その後も『GUITARMAGEDDON』『PYRO MESSIAH』とタイトルが変更。ヴィニーは曲のタイトルやアレンジも頻繁に変更していたそうです。そんな紆余曲折を経たものの、結局はお蔵入り。現在に至るも正式なリリースに至らない幻のオフィシャル作品となりました。そんな幻アルバムですが、本作はその最高峰クオリティ・マスターからCD化されたもの。完全にミックスされた状態のスタジオ録音で、いわゆる作りかけのデモとは違い、完璧に仕上がっている。どの曲も細部のアレンジまでしっかりと作り込まれ、楽曲もキャッチーで格好いいアメリカンHRの理想形。フライシュマンの力強い歌声とヴィニーの超絶ギターが切れ味鋭いシュレッド・ギターが激突する。発掘オフィシャル級のサウンド・クオリティと相まって、正式にリリースされなかったことが惜しまれてならない堂々たるハード・ロック・アルバムです。中盤(7~9)ジェフ・スコット・ソートとの貴重デモ 続くトラック7~9は『GUITARS FROM HELL』とは異なるジェフ・スコット・ソートとのセッション。3曲「Forbidden」「Young Blood」「I'm On Fire (For You)」のスタジオ録音です。こちらの完成度は「楽曲は仕上がっているけど、最終レコーディングはこれから」といった感じ。アレンジは細部まで練り込まれていて音楽作品としてはすでに一級品の完成度を誇りつつ、機械的なビートがデモっぽくもあります。また、ジェフとの相性が素晴らしい。ギターは『GUITARS FROM HELL』ほどアグレッシヴではありませんが、ジェフの歌声が思いのほかポール・スタンレーを想起させ、KISSファミリーらしい世界を楽しませてくれます(一部ジェフではない声はヴィニー自身とも言われています)。終盤(10~13)KISSコンベンションで販売された激レアEPラストを飾るのは、1996年にヴィニー自身のMetalunaレーベルからセルフ・リリースされたEP。KISSコンベンションで1枚100ドルという強気の価格で限定販売されたもので、現在では入手がほぼ不可能な幻のアイテムです。収録された「Euphoria」「Get The Led Out」「Wild Child」「Full Shredd」の4曲は、実は前半の『GUITARS FROM HELL』と同じセッション……つまり、Enigma Records負担のもと、フライシュマン、ラベルとともにロサンゼルスで録音されたもの。ただし、リリースにあたってヴィニーはドラム・マシンに差し替えるという独自のオーバーダブを施している。限定とは言っても実際に販売しただけに、完全オフィシャル級のサウンド・クオリティです。以上、全13トラック。幻の3rdアルバム・セッション、ジェフ・スコット・ソートとの貴重なデモ、そして30年近く前に少数のファンだけが手にした激レアEP──ヴィニー・ヴィンセントの失われた歴史が、研究家監修のベスト・マスターで一枚に集成された決定盤です。未発表に終わった幻のスタジオ・アルバム。VINNIE VINCENT INVASIONの3rdアルバム『GUITARS FROM HELL』セッションに、ジェフ・スコット・ソートとのデモ、さらに入手困難な激レア盤『THE EP』を加えた全13トラック。いずれも海外研究家監修のベスト・マスターで集成し、ロバート・フライシュマンが歌う準オフィシャルの絶対アルバムです。 1. Nuke It 2. Rocks On Fire 3. Truth 4. Shocker 5. Full Shredd 6. Invincible 7. Forbidden 8. Young Blood 9. I’m On Fire (For You) THE EP 10. Euphoria 11. Get The Led Out 12. Wild Child 13. Full Shredd





























