名シンガー、デヴィッド・クレイトン・トーマスがこの世を去って、早くも1ヶ月。コレクター界では、今この瞬間もあの豪快なバリトンを偲ぶ新発掘が続いています。今週は、そんな彼が円熟の絶唱を轟かせていた現場を極上体験できる秘宝サウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に記録されているのは「1991年7月17日メドフォード公演」。伝統フェス“JACKSON COUNTY FAIR”に出演した際の新発掘ステレオ・サウンドボード録音です。名門が掘り起こした1991年の秘宝サウンドボード 今回の新発掘を担ったのは、コレクター界にその名を轟かせる「Krw_co」。かの名門は、近年になってこれまで存在すら知られていなかったサウンドボード・マスターを大量発掘。数年がかりで次々と世に送り出しています。膨大なアーカイヴを丁寧にデジタル化しては公開し続けており、そのたびにコレクター界を沸かせているわけですが、本作はそこへ新たに加わった新名盤なのです。クレイトン・トーマスは1984年に古巣BLOOD, SWEAT & TEARSへ帰還して以降、看板シンガーとして長くフロントに立ち続けていました。1991年に記録された本作も、まさにその円熟期にあたるわけですが、当時はバンドの活動は比較的こぢんまりとしたもの。大規模なツアーが組まれたわけでもなく、それだけに音の記録もめっぽう少ない。掘り起こされなければ、そのまま歴史の隙間に埋もれていたであろう貴重な一夜なのです。“JACKSON COUNTY FAIR”出演は昼夜2回ステージだったようで、本作はそのうちの1stショウ。フェアの熱気の中で繰り広げられた、飾らないながらも実に生きのいいステージが刻まれています。オフィシャル超越級の衝撃サウンド そんな一夜を伝える本作は、大元のサウンドボード・マスターからダイレクトにCD化された究極ジェネ。そのサウンドが、とにかく超絶級です。会場の大歓声ははるか彼方で、さざ波のようにうっすらと寄せては返すミックス卓直結系なのですが、その代わりぶ厚い演奏音がびっしりと埋め尽くされている。BLOOD, SWEAT & TEARSと言えば、トランペットやトロンボーン、サックスが咆哮するブラス・ロックの雄。その分厚いホーン・セクションが、極太のまま全編を支配していく。オルガンの唸りも、うねるベースも、そしてクレイトン・トーマスの朗々たるバリトンも、何もかもが濃厚に立ち上がってくるのです。「鉄壁のクオリティ」と「生々しさ」を両立しているだけに普段なら「発掘オフィシャル級!」とご紹介するところですが、本作については、それでもまだ足りない。究極ジェネならではの目の覚めるような鮮やかさ、そして生演奏とそっくりそのままシンクロしてしまう異次元の音楽体験……ここまで来ると、もはや「オフィシャル超越級」とでも呼びたくなる。整えられた公式作品さえ軽々と飛び越えていく、規格外のサウンドボードなのです。不朽の名曲を凝縮したフルショウその規格外サウンドで脳みそに流し込まれるのが、黄金の名曲をぎっしり詰め込んだフルショウ。ここで、その曲目も整理しておきましょう。血と汗と涙(4曲)・Smiling Phases/And When I Die/God Bless The Child/Spinning Wheel その他(2曲+3曲)・ブラッド・スウェット&ティアーズ3:Hi-De-Ho/Lucretia MacEvil・その他:I Love You More Than You'll Ever Know/Go Down Gamblin'/Gimme That Wine ……と、このようになっています。冒頭のイントロ・ジャムからクレイトン・トーマス登場を経ての「I Love You More Than You'll Ever Know」でぐっと惹き込む幕開け。そこから「Smiling Phases」「Hi-De-Ho」「And When I Die」と、黄金期の代表曲が次々に繰り出されていきます。ビリー・ホリデイの「God Bless The Child」や、3作目の目玉「Lucretia MacEvil」も飛び出し、締めくくりはもちろん永遠の大定番「Spinning Wheel」。約63分、BLOOD, SWEAT & TEARSというバンドの美味しいところだけを煮詰めたような、至福のセットなのです。1991年という、決して記録に恵まれない時代の一夜。今回の発掘がなければ永久に体験することのなかったであろう生演奏がギッシリ詰まった新名盤です。デヴィッド・クレイトン・トーマスの豪快なバリトンを名門「Krw_co」がこれ以上ない鮮度で掘り起こした秘宝アルバム。偉大なシンガーへの敬意と感謝を込めた追悼発掘の最新弾。「1991年7月17日メドフォード公演(1stショウ)」のステレオ・サウンドボード録音。名門「Krw_co」新発掘シリーズの最新弾で、大元マスターからダイレクトにCD化された究極ジェネが強烈。鉄壁のクオリティと生々しさを両立し、生演奏とシンクロする異次元感覚はまさに「オフィシャル超越級」となる衝撃の新名盤です。Jackson County Fair, Medford, OR, USA 17th July 1991 (1st Show) STEREO SBD (63:08) 01: Intro Jam 02: David Clayton Thomas Intro>I Love You More Than You'll Ever Know 03: Smiling Phases 04: Hi-De-Ho 05: And When I Die 06: Go Down Gamblin' 07: Gimme That Wine 08: God Bless The Child 09: Lucretia MacEvil 10: Spinning Wheel STEREO SOUNDBOARD RECORDING





























