至宝盤『RIDE THE LIGHTNING』を創り上げ、スラッシュ・メタル革命を全世界に知らしめようとしていた1984年のMETALLICA。その現場を極上体験できる超・決定盤が2タイトル同時リリース決定です!本作は、2連作同時リリースの後編。「1984年6月8日オルデンザール公演(オランダ)」の超強力オーディエンス録音です。新名盤『AARDSCHOK 1984』が大好評を博しましたが、今回の2連作もまた、同じ研究家から提供されたベスト・マスター。ただし、AARDSCHOKの2月から数ヶ月を経た「欧州#2」の一幕です。『RIDE THE LIGHTNING』を生み出しつつあった時期だけに、そのわずかな時期の違いにも意味がある。まずは当時のスケジュールから俯瞰してみましょう。1984年・1月7日~22日:北米#1(6公演)←※公式ミドルタウン・2月3日~12日:欧州#1(6公演)←※AARDSCHOK 1984 《3月14日『RIDE THE LIGHTNING』完成》・3月27日+4月8日:英国(2公演)←※MARQUEE 1984・6月6日~10日:欧州#2(5公演)←★ココ★ ・7月20日:サンフランシスコ公演《7月27日『RIDE THE LIGHTNING』発売》・8月3日:ニューヨーク公演・8月29日:Breaking Sound Festival出演・11月16日~12月20日:欧州#3(25公演)1985年・1月10日~3月19日:北米#2(55公演)←※HOLLYWOOD PALLADIUM 1985*8月17日『MONSTERS OF ROCK 1985』・8月24日:バークレー公演・8月31日:Day on the Green出演《9月『MASTER OF PUPPETS』制作開始》*9月14日『METAL HAMMER FESTIVAL 1985』・12月29日+31日:北米#3(2公演)弾丸リフがマシンガン乱射される凶暴サウンド これが1984/1985年のMETALLICA。本作のオルデンザール公演は「欧州#2」の3公演目にあたり、同時リリースの前編『LEIDEN 1984』のちょうど2日後(2公演後)のステージでした。同じ時期であり、同じ研究家のベスト・マスターなのですが、本作のサウンドはまた一段と強烈。何と言っても圧倒的なのは「芯の太さ」と「粒立ち」。『AARDSCHOK 1984』も『LEIDEN 1984』も鮮烈でしたが、本作はさらにその上を行く。芯が極太で、しかも一音一音の輪郭がくっきりと際立っている。リフの一発一発が、まるで弾丸のように強靱で、マシンガンのごとく乱射されまくる。よく轟音・爆音ほど破壊力があるように思われるかも知れませんが、そうではない。悲鳴を上げるようなギターも血を吐くようなヴォーカルも、細やかなディテールまで鮮やかだからこそ暴虐性も剥き出しになる。クリアだからこそ凶暴。矛盾しているようでいて、これぞ初期スラッシュだけが到達し得た理想形なのです。全曲を丸ごと披露する「生演奏版KILL 'EM ALL」そんな過激な強力サウンドで叩きつけられるのは、この時期ならではの特濃セット。しかも単に初期曲の塊というだけではなく、「大名盤のステージ版」としても楽しめる。その要因であるセット内容をチェックしてみましょう。血染めの鉄鎚(10曲)・Hit The Lights/The Four Horsemen/Phantom Lord/Motorbreath/No Remorse/Seek & Destroy/(Anesthesia) Pulling Teeth/Whiplash/Metal Militia/Jump In The Fire(*)ライド・ザ・ライトニング(3曲)・Ride The Lightning/The Call Of Ktulu(★)/Creeping Death(★)※注:「★」印は名作『AARDSCHOK 1984』で、「*」印は同時リリースの『LEIDEN 1984』で聴けない曲。……と、このようになっています。アンコール・ラストには前編『LEIDEN 1984』では演奏されなかった「Jump In The Fire」が披露され、デビュー作『KILL 'EM ALL』全10曲が完全に出揃っている。つまり、本作は文字通り「生演奏版KILL 'EM ALL」として機能するのです。スラッシュ・メタルという概念そのものを定義づけた、あの名曲群がステージ・テンションで極限まで爆上げされ、そこに『RIDE THE LIGHTNING』でもデイヴ・ムステインの置き土産であるタイトル曲や「The Call Of Ktulu」、それに必殺の「Creeping Death」まで加わる。スラッシャーの夢と希望と妄想をそのまんまカタチにしたようなフルショウなのです。トラブルすら燃料に変わる「時代の奇跡」そんな暴虐演奏やセットだけではなく、本作はまさかの電源トラブルまで体験できてしまうのだからスゴい。まずトラブルが発生するのが「The Four Horsemen」の途中。爆走中に突如として電源が落ち、演奏が消えてしまいます。もちろん場内は騒然となるのですが、本作の現場はチョット意味が違う。普通なら「何が起きた!?」と訝しげな空気が流れるのですが、本作の場合はバンドも場内もネジが飛んでいるのか、シラけるどころか一層盛り上がり、凄まじい大声援とMETALLICAコールが吹き上がる。簡単に言えば「うぉー、何が何だからわかんねーけどすげー!」って感じのムードなのです。ジェイムズはそんな会場をさらに焚きつけ、サウンドチェックもそこそこに爆走再開。トラブルで逆にテンションが上がり、復旧するや一層加速していくのですから恐ろしい。「Phantom Lord」の終了後には再びトラブルで曲間が空いてしまうのですが、それでもやっぱりテンションが下がらない。1997年の『CUNNING STUNTS』では偽の事故をエンターテインメントのショウに仕立てていましたが、本作は「本物の事故が燃料」になっている。何をやっても輝いてしまう奇跡の1984年。本作は、そんな「女神の微笑みパワー」を現場体験できてしまうのです。超強力なクリア・サウンド、暴虐の生演奏、「ステージ版KILL 'EM ALL」となるフルセット、そしてトラブルすらも熱狂に変えてしまう現場の磁力……。そのすべてが、これ以上ないレベルで揃ってしまった。数あるMETALLICAのオーディエンス録音の中でも最高傑作であり、まさしく「スラッシュ・メタルの文化遺産」以外の何物でもない。まさに全霊で正対していただきたい新名盤。「1984年6月8日オルデンザール公演(オランダ)」の超強力オーディエンス録音。海外の研究家から提供されたベスト・マスターで、同じシリーズの『AARDSCHOK 1984』『LEIDEN 1984』以上に芯が極太で一音一音が際立ち、弾丸のようなリフをマシンガンで乱射する。「クリアだからこそ凶暴」な暴虐サウンドが強烈。デビュー作の全曲が演奏される「生演奏版KILL 'EM ALL」というだけでなく、前半に起きる電源トラブルすら燃料にして加速する現場感も圧巻。METALLICAオーディエンスの最高傑作にして、スラッシュ・メタルの文化遺産アルバムです。Jumbo Dancing, Oldenzaal, The Netherlands 8th June 1984 TRULY PERFECT SOUND (from Original Masters) Disc 1 (48:16) 1. The Ecstasy Of Gold 2. Hit The Lights 3. The Four Horsemen 4. Power Failure 1 5. The Four Horsemen (continued) 6. Phantom Lord 7. Power Failure 2 8. Ride The Lightning 9. Motorbreath 10. The Call Of Ktulu 11. No Remorse Disc 2 (39:20) 1. Seek & Destroy 2. (Anesthesia) - Pulling Teeth 3. Whiplash 4. Creeping Death 5. Guitar Solo 6. Metal Militia 7. Jump In The Fire





























